【3度の衝撃に圧倒!?】★4.1!羨望、嫉妬、見栄、駆け引き…人間の愚行に引き込まれる

2017.02.03
特集

Filmarks編集部

フィルマーくま

豪華キャストに加え、日本から唯一の長編実写作品として第73回ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で正式上映されるなど話題の映画が『愚行録』。試写会へ参加したFilmarksユーザーからも好評な本作の見どころとは

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ある一家惨殺事件の関係者から炙り出される愚行の数々に目が離せない!

田向家の惨殺事件から1年。迷宮入りしていたこの事件の真相に迫ろうと週刊誌記者の田中が取材を開始。しかし夫や妻の知人の話から浮かび上がったのは、絵に描いたように幸せで理想的と思われていた夫婦の別の顔

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また田中自身は妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されたという問題を抱えていて……。

殺害された夫婦、そして関係者たちによる羨望や嫉妬、見栄や駆け引きから生まれる愚行の数々に引き込まれるとともに、自身の嫌な一面をえぐられるような刺激ある作品です。

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■羨望、嫉妬、優越感、劣等感、そういった感情をエッジの効いた見せ方で映し出していくところに感嘆させられます。(くわさん)
■この作品に出てくる登場人物たちがどこかにいそうで、すごくリアル。だからすごく怖かったけど、どこか納得。(kaoriさん)
■見るとずしっとくるし、どんどん自分が沈んで行くような映画でした、、、でも見て後悔はないし実は満足感があります。(あんさん)

作品に仕掛けられた3度の衝撃とは?

主人公の田中が夫の同僚や元カノ、妻の大学の同期たちに取材していくうちに見えてくるのは、惨殺された夫婦や関わった人々の意外な本性。そして妹・光子が抱える秘密……。そこに3度の衝撃が。どんな内容かは劇場で!

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■仕掛けられていたトリック?や登場人物の真意を理解した上での二回目の観賞がすでに今から楽しみです。(ちかこさん)
■ラストはまさかそうくるか…!と驚き。(とがしさん)
■「3度の衝撃」は、まさにそうで、思考が追いつくのに必死でした。ラストは目が離せなくなってました。(しょーこさん)

今までの邦画とはひと味違う表現にも注目!

映像化不可能と言われてきた貫井徳郎の小説を映画化したこの作品。監督は海外で映画を学び今作が長編デビューとなる石川慶。ピオトル・ニエミイスキ撮影監督による映像表現もあってか、洋画のような雰囲気をまとった作品に!

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■音楽や、撮影方法もゾワゾワとさせるものが多く、重く湿った空気感がずっと漂っています。(ちゃわさん)
■ポーランドで映画制作を学んだ監督ということで、やはり映像が他の邦画とは違う感じがした。(mioさん)
■映像に関してはクローズアップが多く、印象的であったが、やはり監督のこだわりとのこと。もう一度見なければ。(DaichiYaginumaさん)

実力派俳優による絶妙な演技も必見!

本心が見えにくい主人公の週刊誌記者・田中に妻夫木聡、心に何かを抱えている田中の妹・光子役に満島ひかり。ほかにも複雑な人物を小出恵介臼田あさ美市川由衣松本若菜中村倫也眞島秀和などの実力派俳優が絶妙に演じているところもお見逃しなく!

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■妻夫木聡・満島ひかりをはじめとした俳優陣の仕草、言動1つ1つを追っているうちに、気づけばぬかるみの奥底へと向かっていく。(トモローさん)
■仕草や手の動き目線や笑い方 違和感を感じさせる満島ひかりさんの演技は格別です。(はるのさん)
■妻夫木聡の演技は勿論だが、個人的にには市川由衣、中村倫也、眞島秀和の演技にしびれた。(DaichiYaginumaさん)

試写会では石川慶監督が登場! 作品の裏話も⁉︎

ちなみにFilmarksユーザー限定試写会では石川慶監督のティーチ・インも!

『愚行録』の原作に出会い、「フィクションというよりも、今の日本の縮図というもの」を感じたという監督。そこから映画を作り上げるにあたり「(田中は)原作にはない、あの冒頭シーンもあえて入れて“愚行”を象徴するように。(光子演じる満島ひかりとは)とにかく話し込んで役を作り上げました」という裏話を披露!

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参加者からの「どの人物もどうしようもないのに、嫌いになりきれないのは何か意図が?」という質問には「“愚行”を際立たせるには登場人物の悪い面だけではなく良い面も描かなければと思ったからですね。『愚行録』で何をしたかったかというと、このモヤモヤした感じ、この怒りをどこにぶつければいいのかというのを最後、観客の皆様に残したいと思って撮りました」と監督。

撮影秘話が作品とどうリンクしているのか……!? 気になる人はぜひ劇場へ!

映画『愚行録』 information

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あらすじ:エリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして、証言者たち自らの思いもよらない姿であった。その一方で、田中も問題を抱えている。妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ―。

上映時間:120分

2月18日(土)全国ロードショー

公式サイト:http://gukoroku.jp/
配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野
(C)2017『愚行録』製作委員会
※評価は2/3時点のものを掲載しております

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