「次は日本版を作るよ!」日本大好きティム・バートン監督の来日会見レポ

2017.02.01
記者会見・プレミア

Filmarks編集部

フィルマーくま

ミス・ペレグリン1

シザーハンズ』『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など、独自の世界観で常に世界中を魅了する作品を生み出し続けるティム・バートン監督。

彼の最新作である『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』が、まもなく2月3日(金)に日本公開となります。

公開に先がけ1月31日、バートン監督が来日。都内で記者会見が行われました。

開口一番「今回、僕自身にとって特別な作品を持って特別な場所にまた来ることができ、とても嬉しいです」と、再来日の喜びを笑顔で語ったバートン監督。

記者とのQ&A形式で本品へのこだわりや見所、自身の想いを語りました。

ミス・ペレグリン2

原作の小説「ハヤブサが守る家」は、全米でベストセラーとなっていますが、この人気作を映像化するにあたり難しかった点を聞かれた監督は、いくつか原作とは異なったシーンを加えたことを明かしました。

「例えば、物語に登場するエマという女の子は、火を扱う能力から宙に浮くという能力へと変えているけど、それは僕自身、少女が宙に浮くという映像がとても詩的で美しいと感じているからなんだ。

文章が持つ世界観を壊さないよう映画化するということは、僕にとって大きな挑戦だったけど、幸いにも原作の著者であるランサム・リグズが非常に支持、支援してくれたよ」。

ミス・ペレグリン4

エヴァ・グリーン扮する主人公ミス・ペレグリンは、時間を巻き戻す能力を持っていることから「もしも監督に同じ能力があったとしたら、いつに戻りたいか」という質問に対しては、

「僕は時間の管理がとても苦手なんだ。僕をよく知ってる友人たちが、時間をテーマにした作品を作ったことをとても愉快だと言うくらいね(笑)。

だから、今現在を生きることに精一杯で、目の前の1日1日を最善に過ごしていこうと思っているよ」とユーモアをにじませました。

バートン監督の作品に共通する“ありのままの自分を受け入れる”というポジティブなメッセージが本作にも込められていますが、本作を手がけた最大の理由はなんだったのだろう。

「周りから『人とちょっと違う』『変わっている』と思われているような人たちは、少し奇妙な部分があったとしても、なにかしらの芸術性に富んでいたり、基本的にいい人たちなんだ。心髄の部分では他の人々となにも変わらないと思うんだよ。これは僕自身が経験し、感じて来たことでもある。そういうことを伝えたかったんだ」。

終始笑顔で、冗談なども交えながら記者の質問に答えてくれたバートン監督。

彼はこの作品を作るにあたって、自分自身はもちろん、俳優、演技未経験の子供たちが、技術的な部分よりも実際の感覚や経験、言葉では説明できない感情の部分を表現する事を重視したそうです。

そのため極力CGには頼らず、イメージに合うロケ地を探し、実際に存在する場所や建物を使用したり、キャラクターや小道具まで細部にわたりイメージを伝えたりすることで、子役たちが演技をしやすいような環境を用意したのだとか。

会見には、女優でモデルの松井愛莉さん、インスタグラムで大人気の双子りんかちゃん&あんなちゃんが、劇中に登場するキャラクターの衣装で駆けつけ、監督に花束を贈呈。

バートン監督も満面の笑みで「つぎは日本版を作るよ!」と宣言していました。

ミス・ペレグリン3

監督作品としては7作品目の全米初登場1位となった本作は、2月3日(金)より全国ロードショー。

不思議な映像世界とそこで繰り広げられる奇妙な子供たちのめくるめく大冒険。
日本が大好きだという監督が、日本に行きたいという思いを込めて描いたシーンも必見です。
本作に込められたポジティブでハートフルなメッセージをぜひ劇場で体感してみてくださいね。

ミス・ペレグリン5

 

ミス・ペレグリンポスター

(C)2016 Twentieth Century Fox

(取材・文 :ne22co/ 撮影:柏木雄介)

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  • mo
    4.1
    さっと終わった
  • せれな
    3.5
    面白かった!!
  • hideharu
    3.3
    2016.10.29 ヘイマーケットで3D上映で鑑賞。 最近のティムバートンの作品は気に入らなかったけどやっと彼らしいファンダジックな作品を見ることができた。 本来は児童文学の映画化なので子供向けなのだとは思うが十分大人でも楽しめるし、あの目に見えない怪物なんかは子供にはトラウマを与えるのでは?そういう悪意も好きです。 奇妙な子供達っていうのははっきり言えば児童小説版のX-Menといった趣でそれぞれ個性的な特殊能力がある。白眉は仮面を被った双子で、これも子供にはトラウマ級な怖さがある。 スペクタクルなシーンも一応用意されていて見応え充分。
  • ばやC
    4.8
    イギリスの昔のハロウィンって感じの雰囲気が最高。現実とループの世界とで色遣いが違う所も素敵。こんなセンスいい戦闘シーン(最後の方のMVみたいなやつ)他にない‼って感じです。 確かに対決シーンのご都合主義は気になります(笑)
  • 小野啓太
    3.0
    こどもたちが能力を披露するところは面白かったが、そこまでがダルかった印象 ストーリーは単純だがタイムリープ辺りの設定は難しく、ちゃんと見てないとイミフ あと敵弱くね?
  • クロ
    -
    飛行機にて
  • まやかし
    2.9
    ミス・ペレグリンと奇妙な設定たち
  • ciyu
    3.8
    意外とグロかった…
  • あなご
    3.4
    記録
  • ewellゆうll
    3.1
    終盤の遊園地でかかるアゲアゲな曲が最高でした!
  • YUKI
    3.0
    飛行機でなにも知らないで見たから、ファンタジー映画として観るには普通に面白かったな。でもなんか物足りなかったというか、なにも後に残らない バロンは弱すぎ笑だからなんていうか、小さい子どもには受けそう
  • Akane
    3.0
    記録用
  • yun
    -
    記録
  • まきぽん
    4.1
    レイトショーで観た ララランドの後に観ても見劣りしない、ファンタジー それぞれの持つ個性を肯定された気持ち
  • KoheiImamura
    3.3
    記録
  • ドミノ
    3.3
    おもしろかったが、グロイシーンもあった。
  • ぶり
    4.0
    記録
  • 3.5
    骸骨が戦うシーンが面白かった 飛行機で機内食を食べてる時に観たら、 少しグロくてご飯残してしまった…
  • さき
    3.5
    2017/02/25 世界観で攻めてくる感じよ...嫌いじゃない
  • のーー
    4.5
    記録
  • CHIAKI
    3.4
    飛行機内でさらっと。 クリーチャー的なやつの造形と設定が良い。
  • bunkei
    3.3
    ティムバートンらしい、少し暗くて自由な想像力が見られて楽しかった。一番面白かったのは、日常から少しずつ未知の世界に入っていくところ。異能者は他の人と同じ時間を生きない、という構造が、異能者の孤独を際立たせる。 設定はとても好きだけど、戦いのシーンは異能者バトルに慣れた日本人には少し既視感があるかも。ただ微妙に平熱な感じで戦ってる感じは観てて面白かった。 なんとなく思ったのが、永遠の命を求めるタイプの敵って多いなってこと。それと、施設の庭にあった木のアートはシザーハンズへのオマージュかな、とも思った。
  • ねぎしさえ
    3.9
    ティムバートン感満載。 設定所々曖昧なとこあったけど、総じて世界観。バロン弱い。双子の子供達が1番本気出したら強いんじゃないかなって思った
  • 貝柱
    -
    美少女神
  • はるか
    3.0
    ハラハラドキドキファンタジー エンディングが素敵だった。
  • りほ
    3.5
    ティム・バートンの世界って感じ。ミス・ペレグリンが綺麗だった。
  • 佐々木悠
    4.0
    思ってたよりもおもしろかったー!いろんな能力を持ったこどもたちみんなの個性が活かされていてよかった。 残酷さの中にもユーモアが溢れていて、 最後まで飽きずに楽しく観れた。
  • みおっちゃん
    4.0
    私の好きなエンディング 不思議な世界が、すぐそこにあるような 綺麗なものがたり 昔、ナルニアを見たときの感動と似てた
  • sasaco
    4.4
    ✏️
  • しゃけ
    4.6
    ファンタジーが好きで観ましたが、グロいというかホラーというか… 少し怖かったですが、面白かったのでこの評価です
「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」
のレビュー(13341件)