【★4.1の高評価!】「普通ってなんですか?」全米4か月を超えるロングラン!“ヘンテコ家族”のオンリーワンロードムービーが日本上陸

2017.03.24
特集

Filmarks編集部

フィルマーくま

本年度アカデミー賞主演男優賞ノミネート、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞受賞ほか、世界中で数多くの映画賞を受賞し話題となった『はじまりへの旅』がついに日本上陸、4月1日(土)公開となります。風変わりな家族の旅を描いた今作が、なぜ人々を虜にするのでしょうか?

はじまりへの旅

 

一人ひとりがスペシャルでオンリーワン!世の中の「普通」に縛られない、個性を認めて全力で向かい合う親子の姿

我が子を愛するが故に極端な教育方針を貫く父親ベン(ヴィゴ・モーテンセン)と、大自然の中でたくましく育った子供たち。
一家は病でこの世を去った母親の最後の願いを叶えるため、スティーブと名付けられたバスに乗って初めて山を下り、葬儀が行われるニューメキシコまでの2,400キロの旅に出ます。

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学校に通っていなくても、ベンの熱心な教育でなんと6か国語をマスターし、歴史や文学においても大人顔負けの知識を持つ6人の子供たちですが、街に出るとハンバーガーやミルクシェーキの味、ナイキやアディダスさえ知りません。町に出て知った極端なカルチャーギャップに、自立期や反抗期の子供たちは心を惑わせ、人生の全てを子育てに捧げるベンの信念も揺さぶられます。

はじまりへの旅

家族の在り方という正解のない問題に逃げることなく全力で取り組み、常識や慣習にとらわれず、どんな時にも大きな愛でぶつかり合う親子の旅は、どのような結末を迎えるのか…。

本作は“家族”の絆という普遍的なテーマに対し、意外性に富んだアイデアにユーモアをちりばめて描かれた作品です。
劇中の親子の姿は、近年の社会において多様化する子育てや家族の在り方に疑問を投げかけ、私たちにもう一度、自身の生き方を考えるきっかけを与えてくれるでしょう。

そこには家族の原点があった。はたから見ればNoであっても家族にとってはYesなのである。
自問自答しもがきながら家族はやはり家族なのである。改めて家族の在り方を教えてくれた作品である。(aiai1105さん)

普通とは何か、当たり前とは何か、という普段考えないそんなことが心に残る映画。そして自分の育った過程、育てる過程を考えさせられます。ヴィゴ父の教育は極端すぎるけど、子供達への愛があふれているし、それに応える子供達がまたそれぞれいい味。(mahalo32さん)

親の立場からすると子供に何を与え、何を与えないかというのは大きな問題であるけども、最終的には自分で自分の人生を歩けるようにしてやるのが親の務めなんだよなぁ・・・(matatabi082さん)

秀でた能力と風変わりで個性的なキャラクター。彼らを愛さずにはいられない!

今回、父親を演じるのは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアルゴルン役で世界的な人気を得たヴィゴ・モーテンセン。自らの人生を子供たちの教育に捧げ、厳格ながらも独自のユーモア溢れる大きな愛で子供たちを包み込んでいます

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18歳の長男のボウドヴァン(ボウ)は父の教育によって一流大学に合格するほどの秀才で、運動神経も抜群ですが女の子との関わり方は苦手。
15歳の双子の姉妹、キーラーとヴェスパーは、下の兄妹の母親代わりも勤めながらアスリート並みの身体能力と学者並みの知識を併せ持っています。
12歳の次男レリアンは、他の兄妹と違って父親の教育方針に疑問を持ち反抗的。彼の行動で家族の旅は大きな転機を迎えます。
9歳の三女サージは好奇心おう盛で剥製作りや“死”にも興味津々。自身の世界観を持っています。少し風変わりながらもキュートなキャラクターです。
7歳の末っ子・三男のナイは、父の教育によってすでに古典文学や哲学、6か国語もマスターしています。いつもは服を着ないで過ごすのが好きで、まだまだ甘えん坊な一面もあります。

このようにそれぞれ個性豊かなメンバーは、原題の『Captain Fantastic』にあるように、父親をキャプテンとしたひとつのチームのようにして日々を過ごしています。
魅力的なキャラクターの兄妹たちと、時に厳しく、時にユーモラスな父との絶妙な掛け合いは見応えがあり目が離せません。
笑みと涙が交互に押し寄せ、彼らを愛さずにはいられなくなるでしょう

はじまりへの旅

個人的には『ラ・ラ・ランド』越えかも!一風変わった家族"freaks"が新たな世界に旅立つまでの物語。ヴィゴパパの教育は、社会的な地位や名誉よりも大切な幸せを気づかせてくれます。「常識」にとらわれず「良識」に従って生きれば、世界の楽しみ方がわかってくる。(ankointomatoさん)

登場人物もキュートで魅力的。真面目で愛のある父。亡き母の存在も常にあって、彼女の映画と言ってもいいとおもう。すぐに好きになりました。教育や社会性についても考えさせられます。結果、結婚したくなりました。ユーモラスで温かく、新鮮なところへ連れて行ってくれるロードムービーでした。(filnarksさん)

元のタイトル『captain fantastic』って何だろう?って思って観てましたが、その答えはちゃんと映画の中にありました。
字幕だけを追わずに、是非“彼女”の言葉に耳を傾けてみてください。(kusa9395さん)

細部にまでこだわり抜かれた映像美と音楽が生み出した絶妙な世界観

本作の見所は出演者やストーリーだけではありません。
君と歩く世界』、『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』で注目されるステファーヌ・フォンテーヌが撮影監督をつとめ、大自然の煌めきやアメリカ農村部から都市部がもつ独特の空気感、それに付随するように変化する一家の表情を見事にカメラに収めています。オープニングの瞬間から映し出されるその映像美によって、観客は画面の中へと引き込まれるはずです。

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ヘイトフル・エイト』の衣装デザイナー、コートニー・ホフマンが手がけたキャッシュ家の衣装にも注目です。一家が着るカラフルな洋服はそれぞれが身にまとう小物の細部にまでこだわり抜かれ、ファッションやアートが好きな人ならきっと心を奪われるでしょう。

そして劇中に流れるガンズ・アンド・ローゼス、ボブ・ディランの名曲のカバー、ヨーヨー・マからバグパイプの音色まで、絶妙なセンスで挿入された音楽によって物語は生き生きと移り変わります。

鮮やかな自然はもちろん、可愛らしい衣装や小物で視覚的にも楽しませてくれる作品。私の中のアメリカ映画のイメージを根底から覆してくれました。(its0606さん)

サントラもとても可愛く、素敵な音楽ばかりだったのでCDも買おうと思っています!劇中で出てくるファッションも色とりどりで楽しかったです!双子の花の髪飾りがとても素敵でした///(manami_19さん)

すべての要素が複雑に絡み合うことで、まさしくオンリーワンの珠玉作が誕生しました!
本作の観賞は家族と、友人と、恋人と、もちろん一人でも。きっと最高な劇場体験となること間違いありません。ぜひチェックしてみてくださいね。

映画『はじまりへの旅information

はじまりへの旅

普通ってなんですか? ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子供たちの体力はアスリート並み。みな6ヶ国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2400キロ。チョムスキー※は知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか…? (※ノーム・チョムスキー=アメリカの哲学者、言語哲学者、言語学者、社会哲学者、論理学者。)

上映時間:119分

2017年41日(土)ロードショー〉

公式サイト:http://hajimari-tabi.jp/
配給:松竹
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