国境で、今まさに起こっているかもしれない命がけの逃走劇!キュアロン監督実子の超意欲作がいよいよ公開

2017.04.28
特集

Filmarks編集部

フィルマーくま

メキシコ=アメリカ間の砂漠の国境を舞台に、不法入国を試みる主人公・モイセスと15人の移民たちが、“自由の国”を目指して命がけの逃走劇を繰り広げる『ノー・エスケープ 自由への国境』。トランプ政権の発足によって世界中が注目している国境にまつわる極限のサバイバル・エンターテインメントは、自由と平和が脅かされている今こそミルベキ映画だ!

ノー・エスケープ

 

超トピックすぎるメキシコ国境でのドラマ! そこにある衝撃の“事件”を目撃せよ!

アメリカにいる息子に会うため、メキシコから不法入国を試みる主人公モイセスと15人の移民たちは車のトラブルに見舞われ、荒れ果てた砂漠を抜けて徒歩で国境を越えるハメに。ところが突如謎の銃弾に襲われ、正体不明の襲撃者の急襲を受ける。その上、摂氏50度。水ナシ! 武器ナシ! 通信手段ナシ!という最悪の状況で命懸けの逃走劇が始まる―。

ノー・エスケープ

周知のようにアメリカではトランプ政権の発足後、政府はメキシコとの国境に壁を作ろうとしていて、奇しくも全世界が注目している最中での超トピックすぎるサバイバル・エンターテインメントに! まさに今起こっているかもしれない驚愕の事件足りうる内容は実に衝撃的で、モイセスたちが繰り広げていく怒涛のドラマに一秒たりとも目が離せない!

■トランプ大統領の誕生で、メキシコからアメリカへ越境する不法移民の問題はタイムリーなテーマではあるが、この問題はずっと以前からアメリカに存在していた深刻な問題である。今や世界中でみられる同様の問題から、私たちは目を背けることはできないのだと痛感する。(Lotus_bloomさん)
■今のトランプ政権に訴えたい内容だと思いました。ニュースあまり見てないですが、国境全部に壁を作るとか言っていたし、アメリカ人以外追い出して、ビザもあげたくなさそうですもんね。(MakoItouさん)
■タイムリーな題材につき、楽しみにしていました。襲撃からラストまで一息もけない!次から次へと、大大大ピンチに見舞われる。全てが凍り付くほどの恐怖。あっという間でした。観るべき作品です。(915327さん)

演出は『ゼロ・グラビティ』監督の実子! 映画史に残る傑作の“原点的”な作品!

第89回アカデミー外国語映画賞でメキシコ代表となったことで注目を集めた本作は、メキシコ=アメリカ間の移民問題にホナス・キュアロン監督がいち早く目をつけ、構想に8年を費やして完成に導いた超意欲作だ。実はホナス・キュアロン監督は、製作プロデューサーのアルフォンソ・キュアロンの実子。あの『ゼロ・グラビティ』の監督の息子だ。

ノー・エスケープ

ちなみに第86回アカデミー賞で7部門に輝いたアルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』は、息子ホナス・キュアロンの脚本に感激して、「とてもおもしろいコンセプトだ。わたしもこんな映画を作りたい」などと告げて、『ゼロ・グラビティ』を撮り上げたとか! すなわち『ノー・エスケープ 自由への国境』は、あの映画史に残る傑作『ゼロ・グラビティ』の原点と言っても間違いない作品で、映画ファンであればスルー厳禁なのだ。

■キュアロン家ホープの監督デビュー作として充分に今後が楽しみ。(gengentaさん)
■88分の決して長くない映画たが、上映中ずっと、気分は主人公達と一緒に逃げ続けていたので、とても疲れた~。「ゼロ・グラビティ」のスタッフが制作しただけあり、臨場感がハンパない(idntさん)
​■まさにゼログラビティの原点となった作品ということで。準備に7年!?を費やし、自然光のみで撮影されたという映像美は素晴らしかった!!(mayomayoibukiさん)

主人公をガエル・ガルシア・ベルナルが熱演! アラフォー魅力爆発の佇まいを見よ!

越境に命を賭ける主人公モイセスを演じる俳優は、アルフォンソ・キュアロン監督の出世作『天国の口、終りの楽園。』で一躍脚光を浴び、当時日本でも女性を中心にファンが激増したガエル・ガルシア・ベルナル。脚本の制作がスタートした段階から出演を熱望していたそうで、実は本作のエグゼクティブ・プロデューサーにも名を連ねるなど、その意気込みは劇中の迫真の演技に表出しているほど。アラフォーを迎え、ますます魅力が濃厚拡大!

また、共演陣も見逃せず、謎の襲撃者であるサムを、人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のニーガン役で大注目のジェフリー・ディーン・モーガンが怪演! 演技ではなく警備用の訓練犬を起用したサムの相棒犬トラッカーとともに、刺激的な物語の構築に大いに貢献している。監督がこだわり抜いたという、実力派キャスト陣たちのヒリつく演技も必見だ。

ノー・エスケープ

■ガエル・ガルシア・ベルナルはヒーロー感全くなしの普通の移民を演じる。ある意味すごい。ニュースに映し出されないメキシコ移民のリアルがあった。(hal3003さん)
■ガエル・ガルシア・ベルナル以外考えられない他を圧倒する存在感は、スクリーンで見る醍醐味だった。(losthouse2さん)
​■武器やGPSなどを持たずに無防備な主人公と共に移民達がハンターからひたすら逃げるシーンに終始手に汗握った。台詞が少ないのも映像に集中できて、ある意味疾走感があってよかった。(lime22さん)

ロケ地はガチの砂漠! 緊迫感いっぱいの映像が、後がない極限状態を生み出した!

『ゼロ・グラビティ』と同じ制作チームは、ホナス・キュアロン監督の脳内イメージを現実化するため、同作の重要な“主役”と言ってもいい砂漠のロケハンに着手した。彼らは完璧なシチュエーションを見つけるために実に2年以上の歳月を費やし、アメリカ、スペイン、モロッコ、メキシコの砂漠を訪れ、映画の舞台にふさわしい場所を探し出したそうだ。

その結果、ロケ地として見出した場所は、メキシコのバハ・カリフォルニア・スル州にある本物の砂漠。市街地を出て車で2時間ほど飛ばした場所にある同地で、撮影をスタート。砂漠の環境を忠実に、ありのままに表現するため、撮影は自然光のみで敢行。演者への負担は想像を絶するが、その努力が奏功して緊迫感いっぱいの映像が目の前に広がるのだ!

◆映画『ノー・エスケープ 自由への国境』 information

ノー・エスケープ

メキシコ=アメリカ間の砂漠の国境。不法入国を試みるモイセスと15人の移民たち。突如襲いかかる銃弾。襲撃者は正体不明。摂氏50℃。水なし。武器なし。通信手段なし。“自由の国”を目指す命懸けの逃走劇が今、始まる!

上映時間:88分

5月5日(金)公開

公式サイト:http://desierto.asmik-ace.co.jp/
配給:アスミック・エース
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  • 松井の天井直撃ホームラン
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    ☆☆☆★★★ 2017年9月5日 キネマ旬報シアター/スクリーン2
  • RMiura
    -
    ノー・エスケープ…撮影が素晴らしく綺麗で雄大で、荒れ果てた岩山とサボテンしかない、色彩も豊富ではない風景のはずなのに、構図全てが息つかせぬほど素晴らしい。 (最後の謝辞の一覧にエマニュエル・ルベツキの名が!!) キュアロンの息子さんだけど、もう新人じゃなくこれは売れっ子監督の作品。
  • まるぢ
    2.0
    なんだこれは
  • きぬきぬ
    3.4
    メキシコから様々な事情を抱え、不法に国境を越える人々。原題は‘砂漠’ で、そう、彼らが越える道のりは砂漠地帯。そして不法入国者を獲物を狩るように銃撃する白人/グリンゴの襲撃を受ける。 アメリカとメキシコの国境地帯には私有地も多いらしいから、そのグリンゴは私有地を荒らすように通る不法入国者を狩っているのかもしれない。グリンゴの意図は明かされないけど、不法入国者を発見したなら国境警備隊に通報すれば良いのだが、襲撃者となるグリンゴは、不法入国者たちを無情に銃殺する。妻子を残し、不運でアメリカから追放された男(ガエル・ガルシア・ベルナル)が救える者を救いながら、このグリンゴの追撃をかわすサスペンスともなっている。 不法ではあるけど、人の命まで奪うことではない。政治的な、というよりも、追う者追われる者のスリラー仕立てではあるけど、ベルナルの男のようにアメリカで就労出来ていたのに国外へ追われた者も居て、不法移民を異分子として排除しようとする者の、その図式を極端な形で、しかしリアリティ込めて描かれたものだと思う。
  • みむさん
    3.6
    すっごいシンプルで面白かった。アメリカへ不法入国を試みる者たちを狙う謎のスナイパー!?舞台は荒野、見渡し良すぎて隠れるには岩場くらいしかなく、逃げ場なし。過酷な環境で体力消耗しながらの追逃走劇。シンプルかつコンパクトにまとまってて最後まで一気に。
「ノー・エスケープ 自由への国境」
のレビュー(646件)