ほろりと溢れる涙のような食感…スパイシーで儚い『ブルーバレンタイン』【映画を観ながら食べたいレシピ】

2017.06.13
映画

映画は人生のおいしいレシピ

さわのめぐみ

ブルーバレンタイン

ブルーバレンタイン

今年の話題作、『ラ・ラ・ランド』で主演しているライアン・ゴズリングと、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が記憶に新しいミシェル・ウィリアムズが夫婦を演じ、切なくも印象深く残る作品『ブルーバレンタイン』。
楽しさと喜び、そして不安を乗り越えた恋人時代、永遠の愛を誓ったはずの夫婦のすれ違い。キラキラとまばゆい光を放つ過去と、お互いの存在があるだけで心がすり減っていく現在が、切り替わりながら進むストーリーは、観ているこちらも胸を締め付けられ、心を揺さぶられます。

今日紹介するのは、そんな『ブルーバレンタイン』をテーマに、甘くスパイシーで儚いレシピです。

口どけスパイシーバレンタイン

ブルーバレンタイン

【材料】
薄力粉 170g
粉糖 105g
アーモンドプードル 70g
ココナッツオイル 110g
シナモン 1g
チリパウダー 1g
ライムの皮すりおろし 1/2個
ライム汁 1/2個


【作り方】
1 薄力粉をフライパンで混ぜながら炒め、全体的にきな粉色になったらすぐに別の容器に移して冷まします。

ブルーバレンタイン

ブルーバレンタイン

2 柔らかくなったココナッツオイルに粉糖を加え、ゴムベラで滑らかになるまで混ぜる。
3 炒めた薄力粉、アーモンドプードルを振るい、2に一気に加えシナモン、チリパウダー、ライムの皮のすりおろし、ライム汁を加えます。全体がしっとりするまで固まりを潰すように切り混ぜる。全体がそぼろのようになってきます。
4 ポリ袋に入れまとめ、常温で1時間ほど休めます。
5 オーブンを140℃に予熱。
6 生地を1cmの厚さに延ばす。どうしてもやりにくければ手で丸めても大丈夫です。
7 3cmの丸型で型を抜き、クッキングシートを敷いた天板に並べ25分焼きます。
※お好みで粉糖をかけてください。

レシピの経緯

スペインの郷土菓子「ポルボロン」。
口の中に入れて「ポルボロン」と3回言えたら幸せになると言われている、ほろっと崩れる独特の食感です。だんだん崩れて行く二人の関係と甘いだけじゃない愛を、チリペッパーを加えピリッと舌に残る刺激で表現してみました。

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  • mii
    4.5
    ライアンゴズリング自ら髪抜いたんだって。俳優魂。
  • 二宮
    2.5
    エモーショナル
  • ヴェルヴェっちょ
    4.3
    やられたぁ。ノックアウト。 俳優の演技も、編集の妙も堪能させてくれる秀作でした。 ペンシルベニア州に住むディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)の夫婦は、娘のフランキーとの3人暮らし。 長年の勉強の末、資格を取って病院で忙しく働く妻・シンディに対し、夫・ディーンの仕事は芳しくない。 お互い相手に対し不満を抱えているが、口に出せば平和な生活が壊れてしまうことも知っている。 出会った頃の二人は若く、お互いに相手に夢中で毎日が輝いていた。 そんな二人の過去と現在が交錯しながら、愛の終わりが近づく…。 ほとんどのラブストーリーが目指すのは、「いかに恋愛を成就させるか」だと思う。そこには禁断の愛であったり、周囲の無理解・反対であったりと、数々の困難が立ちはだかるのが定石。 でもこの映画が描くのはそこじゃない。恋愛が成就した後、いかにそれを持続させていくか。恋愛成就後の結婚生活を描かれても、特に劇的な変化が起こるとは限らない。ともすれば単調な描写が延々と続く、ということになりかねない。恋愛成就後のことが映画になりにくいのは、そういう背景があるからだと思う。 しかしこの映画は、果敢にもそれを取り上げる。別れが人をどれほど打ちのめすのかを余すところなく描き出していく。容赦なしだよ。 この映画が巧みだなぁと思ったのは、過去の馴れ初めのエピソードを交錯させることで、ダレないようにしているところ。 ただ残酷にも、馴れ初めが輝かしい分、別れの悲壮感が一層際立つという皮肉。作り手もそこをわかって描いているのだろうからニクい。 ライアン・ゴズリングのダメ夫ぶりも鼻について仕方ないのだけれど、出色なのはミシェル・ウィリアムズの体当たりの演技。ハリウッド女優は高嶺の花のイメージがあるけれど、彼女は本当に身近にいそうな女性。しかも演技がこんな長けている人って、いそうでいない。 なかなか類似の作品は見当たらない。得難い一本。
  • カリー
    4.6
    もうすっかり気持ちが冷めて回復不能な妻の演技が細かいところまで痛いほどよくわかる!それほどただただ現実的なシーンの連続。こういう恋愛をしたことがある人なら、そうそう現実ってこんなもんよ!ってな感じで納得しながら見れると思う。暗い映画好きな私にとっては高評価だけど、友達にはオススメしないかも。笑
「ブルーバレンタイン」
のレビュー(17758件)