43歳、オタク、女性経験ナシの北欧男から学ぶ本当の〝男らしさ〟の6つのポイント!

2017.06.12
洋画

映画観て、絵描いて、ハイッ!

フクイヒロシ

43歳、オタク、女性経験ナシの大男フーシ初めての恋に奮闘するのがアイスランド映画好きにならずにいられないです。北欧の映画賞で主演男優賞を総ナメしているだけあって、主役のフーシのインパクトがすごいんですよ。

ジオラマが好き(第二次世界大戦ゲームという謎のゲーム)で、ラジオのリクエスト番組の常連リスナーで、会社ではちょっと(いや、かなり)いじめられていて、金曜の夜は1人でタイ料理を食べる、というのがフーシの毎日。

フーシを見ていると「初めての恋、頑張って!応援するよ!」と思わず上から目線で見てしまいそうになるんですが、実はそんじょそこらの男では敵わないくらいに男らしかった!

そんなアイスランドの妖精(?)フーシの隠された男らしさを紹介しますよ。どうぞ!

 

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フーシは寡黙で外界との接点を絶っているかのように見えるけど、引っ越して来たばかりで友達のいない女の子にせがまれて車に乗せてドライブに連れて行ってあげるほどに心根が優しいのです(その後、幼女誘拐容疑で警察に連行)。

おそらく傷つくことばかりで心を閉ざしてしまったのでしょうけど、初めての恋に出会ってから積極的に動き始めます。しかし思わず暴走しちゃって、出会ってすぐにエジプト旅行を2人分予約して来ちゃったもんだから彼女の方は恐怖。怖いよ、そりゃ。

しかも彼女は心に闇を抱えた女性でした。感情の振り幅がだいぶ大きめの女性です。自分も生きることが上手ではないけど自分よりもっと苦しそうな彼女を助けたいとフーシは思って、できる限りを尽くしていきます。

…が、初めての恋にしては難問すぎてなかなかビターな展開に……。

ネタバレになりますから全てをイラストにはできませんでしたが、他にも「そんなこと普通できないよ!」って思えることを彼女のために淡々と実行します。その姿に観てるこちらも心揺さぶられます。これが無償の愛というヤツか、と。

確実に僕なんかよりも男らしいフーシ。心の中では「フーシ先生」と呼んでいます。

グッと来るラストシーンも含めてぜひ観ていただきたい映画です。

 

北欧でヒゲで大男と言えばそれはほとんどサンタクロース。あなたにもぜひ〝フーシ〟サンタからの素敵なプレゼントが届きますように!(いま、6月)

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  • imnr
    3.8
    ジャケの感じからラースと、その彼女っぽいのかと思いきやとんでもなかった笑 純粋で心優しいフーシはホント、好きにならずにいられない人でした。 全部背負うし受け止めちゃうタイプなんだから躁鬱持ちはやめとけ、もたないぞと願うも... でもそういう相手だからこそフーシも心惹かれたのかも知れないですね。切ない。 何気にフーシの友達も良いヤツ。
  • mimi
    3.2
    43歳、デブ。オタク。ドウテイ。 非モテの要素盛り沢山の主人公、フーシだが、彼は決して怒りもせず、見返りも求めない誰よりも優しい男。外見が故に変人扱いされたり、誘拐犯と勘違いされたりするが、鑑賞後は題名通り彼を好きにならずにいられなくなる。 牛乳が髭についてしまったシーンも不思議と可愛らしく思えてくる。 終始、短調で静か。ラストシーンは、前向きにとらえられ、彼の幸せを願わざるおえない。
  • ぶたヒーロー
    2.0
    フーシ…
  • Tommy
    3.5
    【2017.06.24.SAT】 切ない。 フーシの優しさに、 みんなつけあがっている。 絶対的に優しいし、 絶対的に怒らないし、 自分の都合のいい時は彼を利用して もう必要ないと思ったら 自分の都合で傷つける。 フーシが幸せになってくれたいいな、 と映画のキャラクターとは わかっているのですが そう思わずにはいられませんでした。 好きにならずにいられない。 これは観た人へ対するタイトルなのだと そう思いました。
  • Kanji
    4.5
    ハゲでデブの親元で暮らすおっさんが、超絶ピュアな心を魅せるラブストーリー。 ビジュアルのインパクトで観たい欲求はあったものの、北欧の作品に苦い経験があったため、劇場に足を運ばなかったことを後悔した。 ハゲでデブで、親元で暮らす中年独身男。趣味は戦争ジオラマで、仕事は体力仕事という一見すると、人生の負け組の骨頂のような主人公・フーシ。 (体力仕事はもちろん、ハゲもデブも実家暮らしも独身も否定しているわけでは無いです) そんな男が恋に落ちただけでなら、面白くもなんともないのに、彼の心の清らかさが風貌や環境を全て払拭してくれた。 本当に良い人で、普通思いついても実際に行動に起こさないであろうようなことを、愛する人のためにと、なんの疑いも躊躇もなくやってのける。 ただ、本人の良い人具合に周囲が付いてきていないのか、良かれと思ってやることが、裏目に出るから面白い。観てるこちらは「いやいや、それは誤解されるだろ」と思いながら、彼の行動を見守るしかないのだが、やっぱり誤解で白い目で見られるから、笑って良いのか同情したら良いのか。 それでもやはり応援してしまうのはフーシに打算や企みが無いからなのだろう。 宮沢賢治がなりたかった人っていうのはこういう人なんだろうなと思う。いやまあ、フーシは怒るし、いつも静かに笑っている訳では無いけれども。 職業に貴賎なし。人は見た目で判断するな。ということを直接的な言葉は使わず、それでも心にじんわりと染み込ませてくれる作品。
「好きにならずにいられない」
のレビュー(1248件)