『ハクソー・リッジ』アンドリュー・ガーフィールド、殺人犯からスーパーヒーローまで演じきる過去作に注目!

2017.06.24
女優・俳優

映画と現実を行ったり来たり

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2007年製作大いなる陰謀』で映画俳優としてデビューし、2012年『アメイジング・スパイダーマン』の主演に大抜擢。瞬く間に世界的注目を浴びる俳優となったアンドリュー・ガーフィールド

アンドリュー・ガーフィールド

6月24日(土)に公開となったメル・ギブソン監督作ハクソー・リッジ』では、人を殺めてはいけないという強い信念のもと、銃を持たずに戦場に赴き、第2次世界大戦の激戦地=ハクソー・リッジ<沖縄県・前田高地>において、たった1人で75もの命を救った実在の人物デズモンド・ドスを熱演しています。

アンドリュー・ガーフィールド

戦争の映画史を塗り替えるとも言われる本作の主演を務めるアンドリューは、【命を奪い合う戦地において、ただ一人命を救おうとした】人物になりきる魂の演技で、本年度アカデミー賞主演男優賞に自身初ノミネートされました。

そこで今回は、『ハクソーリッジ』とあわせてぜひ観てほしい、アンドリュー・ガーフィールドの魅力が詰まった筆者オススメの4作品と、その見所をご紹介します。

僕はここにいてもいいの?『BOY A』の苦悩とその先に待つ結末とは。

2007年製作BOY A』は、過去に重大な事件の加害者となり、社会から隔離されて育った青年が、名前を変え新たな人生を歩みだそうとするも、彼を取り巻く周囲の人々や社会に翻弄され、予想外の結末へと向かっていく様子を描いた作品です。

アンドリュー・ガーフィールド

本作で主人公、BOY A(ジャック・バリッジ)を演じるアンドリューは、映画出演2作目ながら、過去と心に深い闇を抱えた繊細な青年を見事に演じています。

作品公開後アンドリューのその演技が認められ、世界が注目する英国の新星として絶賛、英国アカデミー賞テレビ部門主演男優賞を受賞しました。

善と悪罪と罰について考えるきっかけをくれる素晴らしい作品です。

デヴィット・フィンチャー節で描かれたFacebook創設の裏側、『ソーシャル・ネットワーク』

セブン』『ファイト・クラブ』『ゴーン・ガールなどを手がけるデヴィッド・フィンチャー監督が2010年に手がけたソーシャル・ネットワーク』は、公開当時、批評家賞を席巻しゴールデングローブ賞をはじめ、数々の賞を獲得した作品です。

アンドリュー・ガーフィールド

驚異的なスピードで世界的に拡大したSNSサイト「Facebook」を創設したマーク・ザッカーバーグらの知られざる真実を多角的に描いた作品です。

本作でアンドリューは、ジェシー・アイゼンバーグ演じるマーク・ザッカーバーグの学生時代の親友であり、彼とともにFacebookを立ち上げたエドゥアルド・サベリンを演じました。

親友であったはずのサベリンがなぜザッカーバーグに法的措置を取るに至ったのか、強固な友情が少しずつ離れていく過程が描かれ、二人の間の空気が少しずつ淀んでいく展開にも注目です。

本作でアンドリューは、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされ、その他数々の賞を受賞しています。

細マッチョ好きな皆さん、集合です!『アメイジング・スパイダーマン』

普通の高校生があるきっかけで特殊能力を身につけ、悪と戦うスーパーヒーローの物語で、大人から子供まで史上最も愛されているコミックキャラクターといっても過言ではないスパイダーマン。

アンドリュー・ガーフィールド

映画「スパイダーマン」シリーズのリブート作品として制作されたアメイジング・スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン2』で、アンドリューは彼自身にとっても幼い頃からのヒーローだった主人公ピーター・パーカー役に大抜擢されました。

ヒーローにぴったりの美しい顔立ちに加え、これまでの華奢で頼りない印象から一転、撮影前4か月間の厳しいトレーニングにより、見事な細マッチョに変身したアンドリューの肉体美にも注目です。

当時はヒロイン役のエマ・ストーンとの交際も話題となりました。

そして今年8月11日には、新シリーズ『スパイダーマン ホームカミングも公開予定。主演はトム・ホランドへバトンタッチされますが、まだまだスパイダーマンシリーズからも目が離せません。

守るべきものは大いなる信念か、それとも目の前の命か。 究極の選択を迫られた人々それぞれの決断が胸を打つ『沈黙ーサイレンスー』

遠藤周作の小説「沈黙」を基に、巨匠マーティン・スコセッシが監督、窪塚洋介浅野忠信塚本信也など日本人キャストの熱演も大きな話題となった沈黙ーサイレンスー

アンドリュー・ガーフィールド

日本での厳しいキリシタン弾圧により棄教したイエズス会の宣教師クリストヴァン・フェレイラ神父リーアム・ニーソン)を追って、フランシス・ガルペ神父アダム・ドライバー)とともに来日したセバスチャン・ロドリゴ神父を演じたアンドリュー。

彼自身、今作の役柄は自身の人生におけるテーマとも共通すると語っており、肉体的、精神的に過酷な撮影に全身全霊で挑み、自らの信仰を貫くことに苦悩する宣教師の半生を体当たりで演じきりました。

作品公開後のインタビューでは、役者人生においても大きな成長に繋がったと自負しています。

自らの信念を貫きながらも幕府から厳しい迫害を受け、葛藤の中を生き抜いた(死んでいった)たくさんの人間の姿がスクリーン上にまざまざと映し出される今作。

アンドリュー演じるロドリゴ神父をはじめ、厳しい時代に生きた人間たちと今を生きる自分自身を重ね合わせ、目に見えない存在や価値を考える時間を与えてくれる、観賞者にとっても人生の大きなきっかけになり得る作品です。

10年という映画俳優キャリアの中で多様な役柄を演じ分ける演技派俳優として成長したアンドリュー。今後の出演作にも注目が集まっています。

アンドリューガーフィールド2

6月24日公開の『ハクソー・リッジ』はぜひとも劇場で! 彼の素晴らしい演技力を体感した後は、他の作品もチェックしてみてくださいね。

もちろん過去作品を予習してから劇場に足を運ぶのでも……最高だと思います!

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