過小評価しちゃってない?大泉洋主演「探偵はBARにいる」シリーズが第3弾まで製作されるワケ!

2017.12.08
映画

映画観て、絵描いて、ハイッ!

フクイヒロシ

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「探偵はBARにいる」シリーズは過小評価されている!……気がします。1作目『探偵はBARにいる映画賞を多数受賞しているものの「あー、なんか大泉洋がアクションしてるやつね」と見過ごされている感じがするのです。

実はハードボイルドで、実は愛憎うごめく人間ドラマで、実は泣けるし、もちろんキャラクターは面白いし、特に第2作探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点現代社会のヘイト感情にも切り込んだ社会派なんですよ。観ていないひとは興味湧いてきたでしょ。

それでは最新作『探偵はBARにいる3が大ヒット公開中の「探偵はBARにいる」シリーズをおさらいしますよ!

※以降はネタバレを含みますのでご注意ください。

キャラクター紹介

大泉洋演じる“探偵”(名前はない)は札幌のススキノで小さな揉め事を解決する便利屋。雪に埋められたりボコボコにされたりと「水曜どうでしょう」を彷彿とさせるリアクション芸人っぷりも面白いですが、情けなくもかっこいいハードボイルドな男です。

松田龍平が演じるのは探偵の助手兼運転手の高田。こっちが不安になるくらいにやる気なく演じていますが、“探偵”と正反対のキャラでこの2人の掛け合いは最大のみどころ。

重要なのが高田の車、ビュート。オンボロでここぞという時に必ずエンジンがかからない。でも優しい言葉をかけてあげればギリギリのところで動いてくれる可愛いヤツ。

さらにシリーズ通して笑いを提供してくれるのが安藤玉恵演じる峰子。物語に全っ然なんの背景もなくただエロくてただ面白い。こういう人がいてくれるとシリーズものは面白くなりますね。

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第1作『探偵はBARにいる』

映画タイトルの通り、“探偵”はいつも「ケラーオオハタ」というバーにいます。ある日“コンドウキョウコ”と名乗る女からの電話で仕事を受けますが、このコンドウキョウコ”という女性は1年前に死んでいたことが発覚して……。小雪演じる高級クラブのオーナー“沙織”という謎の美女に引っ掻き回されながらラストは哀しい愛の物語として結末を迎えます。

小雪が役柄にピッタリですし、大泉洋のラストの列車のシーン(「水曜どうでしょう」のサイコロの旅を彷彿とさせますが……)は名演ですよ。

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第2作『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』

2作目のヒロインは尾野真千子探偵とヒロインとの漫才のような対決シーンは前作とはまた違った魅力の一つ。

ゴリ演じる手品が上手な「“ゲイのマサコちゃん”殺人事件」から大きな事件へ繋がっていくのですが、現代社会のヘイト感情への痛烈な批判になっています。ラストは完全にヘイト感情というものを断罪したものになっており意外と硬派な社会派映画なのです。

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最新作『探偵はBARにいる3』

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新作のヒロインは北川景子北川景子演じる“マリ”は、表向きはモデル事務所でありながら実は若い女性を斡旋する風俗店のオーナー。さらにその店で働く女の子を前田敦子、元娼婦を鈴木砂羽、経済界と裏社会に精通する男をリリー・フランキーが演じています。もちろん安藤玉恵も出ますよ! あと絶対にエンドロールで帰らないでくださいね、オマケありますから!

「探偵はBARにいる」は近頃少なくなった邦画の実写シリーズものです。しかもエンタメに硬派な社会派を忍ばせた良作。ぜひご覧ください!

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    2.6
    【ボロクソ映画レビュー】 北川景子、前田敦子、志尊?のファンは見ないで下さい 今回は探偵シリーズの三作目ということで(大泉洋も好きなので、あと道産子なので)、期待していたのですが、期待しなければ良かったと思いました。元々コメディ要素のあるシリーズだし、北海道ロケならではの楽しみ方もあるのでストーリーに関してはそこまで高い完成度を求めてるわけではないのですが、今回は三作の中ではひねっている方だと思いました。演技もレギュラー陣?(大泉洋とか松田龍平とか松重豊とか)は良かったし、ウケも取れてたけど、北川景子と前田敦子と志尊なんとかが足を引っ張りました。酷かったです。 まず、北川景子は特にファンでもないし、むしろザ、女優って感じで売り出してるイメージなので、少しプラスに捉えてたのですが、もう観ません。最初から最後までオーバーで、結局最後まで何やりたいのかわからなかったです(ストーリーではなく演技で)。確かに、役どころが男を手玉にとるヤクザの女だったので、オーバーというか思わせぶりな演技は必要だと思ったから前半は我慢して観てたけど、後半になるに連れてだんだん過去が明らかになってきて、本性が出てきてもずっと前半のオーバーな感じを引きずってて、中途半端に終わってました。本性が強い女性って感じなんだけど、全然それが伝わってこなくて謎でした。このシリーズにはボンドガール的な感じで毎回ヒロインが出てくるんだけど、これだったら小雪の方が断然良かったです。ただ顔がきれいなだけなら黙ってバラエティで手振ってろよって感じです。はい。次。 前田敦子は論外です。最悪でした。なんでこんなのが出れて一生懸命やってる人たちが出れないのか分からないです。こんな業界おかしいです。この役も確かに天然な大学生の役だったから、その感じをオーバーにコメディチックに出してくださいって監督から言われたんだろうけど、そのオーバーな演技も出来ないという、世紀末でした。中途半端ですべってました。コメディチックな演技なら、喫茶店の店員さんの演技が手本です。しっかり面白かったです。前田敦子には、これしか言えません。 **** off. 志尊なんちゃらに関しては、脚本が悪かったと思います。探偵の相棒の高田が初めて勝てない相手として‪登場しているのですが、そこの因縁の部分が描けてなかったというか、最初出会って闘って、高田が勝てなくて、っていうきっかけはあるんだけど、気づいたら最終決戦という感じでした。起があって、承、転が無くて気づいたら結という感じです。なので高田に対して頑張れみたいな感情移入ができませんでした。あとそもそも志尊なんたらが強そうに見えなかったです。 毎回アクションが見せ場としてあるのですが、今回の作品では、スローモーションで撮り、それを後から編集で映像に緩急をつけるという手法を取っています。それ自体は面白いと思ったんですけど、スローモーションでアクションを行うということは、本来殴った時には頬が波打ったり、唾が飛んだり、髪や服がなびいたりしますが、それらが再現されないということになります。そしてこの作品でも再現されていませんでした。日本人は映画を再現映像というくせに、こういうところが甘いです。基本リアルではありません。邦画は大人の事情だらけで作られます。だから嫌いです。だから僕が思うに本気で殴り合って、それを後から編集すればかなり良くなると思います。あとリリーフランキーは一番良かったです。しっかり怖かったです。
  • mizuki
    4.5
    探偵はBARにいるシリーズの中では一番面白い映画でした。大泉洋さんと松田龍平さんのコンビが大好きで、時に笑えるシーンあり、切ないシーンありで最後は衝撃的な結末。。。 北川景子さんが強い女性という感じでとても良い
  • Garu
    3.4
    ススキノがいいなと思うシリーズ シリーズとしてパターンや全体の骨格が出来上がっている。 おなじみのキャラクター、おなじみのパターンが見たいと思わせる雰囲気が出来ている。 その分監督が変わったとしても、大きく変えることは出来なそうなので、難しいのかも。 「1、2、3のどれが好き?」の質問ができて、そして意見は割れそう。 個人的に本シリーズで好きな要素の、二人のそれぞれの魅力や、ススキノのいい感じが今回ちょっと弱かった気がする。 かといってめちゃくちゃ面白くなくてもいいと思っているシリーズなので、十分だし、ぜひ続けてほしい。
  • 小林健太郎
    3.0
    当時なんで感想書かなかったのかな。安定の面白さだとは思ったけど、そんなに自分の中で盛り上がらなかったのも覚えてる。北川景子は綺麗だったけど。
  • tempra
    -
    前作は話が迷走気味だった気がするが、今作はエンターテインメントとしてのまとまりもよく、普段キレイな北川景子の少女のような可愛らしさも相まって、楽しめた。
「探偵はBARにいる3」
のレビュー(3729件)