2017年大ヒットアニメーション映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』の主役は、実はミニオンじゃない!?

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ネジムラ89

怪盗グルーのミニオン大脱走

2017年最大のヒットアニメーション映画でもある『怪盗グルーのミニオン大脱走』が、2017年12月6日、クリスマスを前についにディスクリリースを果たします。上映当時に観逃したという方は、むしろこれから鑑賞することになると思うのですが、一点、注意しておきたい点があります。

あくまでも本作は“ミニオンが主役の映画ではない”という点です。

あくまでも「怪盗グルー」シリーズの最新作

怪盗グルーのミニオン大脱走』はタイトルからも分かるように、『怪盗グルーの月泥棒 3D』、『怪盗グルーのミニオン危機一発』に続く「怪盗グルー」シリーズの第3弾にあたる作品です。原題では、よりシリーズ物なのが分かりやすく『Despicable Me 3』というナンバリングのタイトルになっています。

人気キャラクターのミニオンも、「怪盗グルー」シリーズから生まれたキャラクターなので、もちろん登場し大活躍するのですが、2015年にミニオン達が主役となるスピンオフシリーズ「ミニオンズ」がスタートしたこともあってか、怪盗グルーのミニオン大脱走』ではグルー達に活躍を譲るような形で、一歩退いた立場から、ミニオン達は本筋とは別の、独自のストーリーを展開させていく作品となっています。

ミニオンズ

そもそも「怪盗グルー」シリーズの主役はあくまでグルー。当初は冷酷な性格だったグルーが次第に温かい心を持つようになり、シリーズを追うごとに家族を拡大させていく物語となっており、今作もそれに準拠した一作となっています。

注目はグルーが迎える新たな環境や出会い

怪盗グルーのミニオン大脱走』のみどころは、グルーや拡大していく家族を含めたみんなが迎える新たな環境にあります。前作『怪盗グルーのミニオン危機一発』での結婚を経て、親と言う立場から夫になったグルーの一面や、まだ親という立場に慣れていないルーシー、さらには母親という存在を受け入れきれないマーゴなど、それぞれに新たな課題が待ち受けています。

また、今回の物語の鍵でもある曲者の新キャラクター、ドルーにも要注目です。ドルーは性格も能力も全く逆のグルーの双子の兄弟。血縁関係を持つ家族の思わぬ登場に、グルーも最初こそ喜ぶ一方で、自分との差に距離を感じはじめます。そんなグルーが、最終的にドルーとどういう関係に着地するのか?といった部分を気にして観ると、より楽しめる映画となっています。

ミニオンファンに向けた見せ場もちゃんとありますよ!

とはいえ、ここまで読んでみて「ミニオンが主役じゃないなら観なくてもいいかな?」と思っている人、ちょっと待った! 怪盗グルーのミニオン大脱走』でも、ちゃんとミニオン達の見せ場が用意されているのですから!

中盤ではミニオン達一行が、映画『SING/シング』よろしくショーステージに挑戦する展開や、クライマックス直前ではタイトルにもあるようにミニオン達がある場所からの“大脱走”を試みるシーンが用意されています。

いずれもミニオンの魅力の一つである、たくさんいるという特徴が活きる見せ場となっており、ミニオンファンにとっては心が躍るシーンになっていることは間違いないでしょう。

ミニオンの活躍は今後も期待できる!?

また、嬉しいことにミニオンの活躍は2018年以降も期待できそうです。

「怪盗グルー」シリーズを制作しているイルミネーション・エンターテインメントは、2020年に『ミニオンズ』続編の公開を発表しており、その他にも同社のCEOであるクリス・メレダンドリがブルーム・バーグのインタビューで、公開時期こそ明言していないものの「怪盗グルー」シリーズ第4弾の開発にも取り組んでいることを明かしています。

まだまだ、今作の後もミニオンの活躍を観ることでができそうなので、是非その予習も含めて、まだ観ていない人も、もう観たという人も、改めて『怪盗グルーのミニオン大脱走』をチェックしてみてください。

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  • いずこ
    3.3
    ダンス対決好き。
  • わんぱくとらじろう
    3.0
    安定の面白さってとこですかね。 良くも悪くも普通に面白いですw ミニオンズでスピンオフした結果なのか、グルーとミニオンズの「両方入れたくて盛り沢山すぎな展開」が入りきらない印象の上、新キャラ登場で楽しいけどごちゃごちゃ。 でも、キャラクター設定が上手いので、ハチャメチャで可愛い動きに見てて飽きないのが良いよね。 とりあえずみんな楽しめる良い作品だと思うよ!
  • さすらいの用心棒
    2.9
    悪党を辞めて正義の組織に就いたグルーだったが、ワルモノを取り逃がしたことによってクビになってしまう。失意の中、彼の生き別れの兄弟から連絡が──── 何気にシリーズをすべて網羅しています(笑) 一作目の『月泥棒』は悪党が子供たちとの触れ合いで徐々に徐々に心が安らいでゆく過程が面白かったんだけど、続編からだんだんと強みが曖昧になってきて3作目の本作に至る。「兄弟との絆」とか「親子の信頼関係」とか色々と詰め込んでいるにも関わらず、課題の解決があまりにも安直なのでげんなりとしてしまう。子どもをバカだと思って映画を作らないでほしい。 技巧ばかりに走る最近のイルミネーション作品を見ていると、やはり危機感を感じる。どうか一作目のクオリティを維持してほしいところ。
  • アノン
    3.4
    ずっと楽しみにしてたミニオン〜ユルさがたまらね〜 普段映画はアニメでも字幕版で観たい派ですが、このシリーズに関しては絶対的に吹き替え派。なぜなら鶴瓶のグルーの関西弁がハマり倒してるから。自分自身ゴリゴリの関西人だから聞き心地が半端ない。いやこれキャスティングした人まじ神〜 今作はグルーの弟のドルーが初登場。グルーとは違って髪の毛がフサフサでお腹も出てなくてその上超リッチマン。最初嫌な奴なのかと思ったけど全然そんなことなくてピュアでかわいかった。生瀬さんの声もマッチしてた。 まぁいつも通りミニオンかわいいしクスクス笑えるし楽しかったけど、他のミニオンシリーズと比べると正直微妙。話が色んなとこに飛びすぎて違和感。80年代の曲自体は良かったけど使い方もなんか変。 あと題名が"ミニオン大脱走"の割に脱走する展開いまいち本編には必要無かったなって。怪盗グルーの兄弟愛大炸裂!とかで良かったと思うよ。
「怪盗グルーのミニオン大脱走」
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