ゾンビ映画のニューカテゴリ!?「偽物・オブ・ザ・デッド」のオススメ5作品

2017.12.13
映画

恐怖は生きるための潤滑油

やすゆき

今宵もやって参りました13日の夜。
B級映画と廃墟をこよなく愛す”やすゆき”が、オススメのホラー映画を独自のカテゴリでご紹介。第1回の今夜は、ゾンビ映画にまつわる怪しいお話をさせていただきます。

海外ドラマやゲームですっかりおなじみのゾンビ。
某バラエティ番組では「ゾンビ芸人」という企画が扱われるなど、その人気がホラーの枠を超えている昨今、皆さんは“偽物・オブ・ザ・デッド”という映画シリーズをご存知でしょうか?
ご存知ないですよね。なんせ私の造語ですから。

では“偽物・オブ・ザ・デッド”とは一体なんなのか。今日はそんな“偽物・オブ・ザ・デッド”(通称:NOTDの世界とおすすめ作品を紹介したいと思います。

偽物・オブ・ザ・デッド(NOTD)って?

NOTDとはタイトルが「オブ・ザ・デッド」で終わる作品で、下記の条件を含むものをそう呼んでいます。

NOTDの条件

1. ゾンビやパンデミックを題材とした作品である。
2. 故
ジョージ・A・ロメロ監督がかかわっていないこと ※ココが大事です。
3. B級映画であること ※ココも大事です。

偽物・オブ・ザ・デッドの誕生

では何故、NOTDは誕生したのか?
それはゾンビ映画の生みの親、ジョージ・A・ロメロ監督の作品タイトルに「オブ・ザ・デッド」がよく使われていることが関係しています。あの映画『ゾンビも原題は『ドーン・オブ・ザ・デッド』です。

そのほかにも・・・
ダイアリー・オブ・ザ・デッド
サバイバル・オブ・ザ・デッド
ランド・オブ・ザ・デッド
などが代表としてあります。

そんなジョージ・A・ロメロ監督へのリスペクトを込め、ほかの監督や配給会社がこぞってゾンビ映画のタイトルに「オブ・ザ・デッド」をつけたのです。なかには日本に上陸した際、邦題でNOTDに変身する作品もあります。
これがNOTDの誕生です。

オススメの偽物・オブ・ザ・デッド!

そんなリスペクトされた作品にも関わらず、なぜわたしは「偽物!」などと無礼な呼び名をつけたのか……。それは大抵がロメロ監督へのリスペクトを忘れたドのつくB級映画だからです!!

90分間、白目で鑑賞する作品がほとんどですが、数を重ねると、なかには素敵な作品もありました。そこで今日は私のオススメNOTD作品を紹介します。

ダスク・オブ・ザ・デッド(2008)
原題:SPLINTER

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キャンプに訪れたカップルが車を走らせていると突如強盗に襲われカージャックされてしまう。さらに不幸は続き動物を跳ねた車が故障する……。近所のガソリンスタンドに立ち寄るが店員はいない。そこで彼らを待っていたのはトゲトゲモンスターだ!?……的な作品。
ゾンビ映画ではありませんが、生物から生物へと感染する謎のトゲトゲ。カージャック犯とその被害者という対峙する関係とガソリンスタンドという狭い空間での緊張感ある攻防戦がみどころ。

ハーモニー・オブ・ザ・デッド(2015)
原題:Extinction

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ゾンビの襲撃により、人類は絶滅の危機に陥るが、冬を超えられなかったゾンビたちは世界から消え去った……それから9年が経ち、雪に覆われた小さな町“ハーモニー”で暮らす父と娘、そして向いの家に住むアルコール依存症の男。厳しい環境ながらも、なんとか暮らしていたある日、滅びたはずのゾンビが進化を遂げて現れた……的な作品。
雪夜というだけで怖いのに、そこに現るは進化系ゾンビ! さらに極端に少ない人数設定とみどころ満載の本作。3人の関係性も魅力の一つである。

スウィング・オブ・ザ・デッド(2012)
原題:The Battery

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ゾンビワールドで生き残る元プロ野球選手の二人組。選手時代の立場や性格も違う二人、モメる事もあったが何だかんだ上手くやっていた。世界にはもう自分たちしかいないと思っていたある日、無線で男女の会話を拾う……的な作品。
二人の熱い友情とロードムービーのような展開が終始観ている側を飽きさせない。ラストがちょっと異色な雰囲気だが、それがまたカッコよかった。

ベルリン・オブ・ザ・デッド(2010)
原題:Rammbock

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元交際相手ガービを訪ね、ベルリンのマンションにやって来たミシェル。部屋のドアが開いていることを不審に思い部屋の中へ……。そこにいたのは二人の修理工。すると一人の男が突如ゾンビとなりミシェルともう一人の修理工を襲い始める。なんとか男を部屋から追い出し籠城するも外はゾンビだらけ。果たしてミシェルたちの運命は!? そしてガービはどこに?……的な作品。
何よりマンションの構造が本作を盛り上げた。中庭を通して見えてくる住人たちの人間模様や悲しい現実……。狭いシチュエーションながらマンションをフルに活かした緊張感や展開が面白かった。

ワイルド・オブ・ザ・デッド(2010)
原題:UNDEAD OR ALIVE

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西部開拓時代。投獄されていたエルマーとルークは、脱獄に成功し悪徳保安官の金を奪って逃走。翌朝、怒り狂った保安官は二人を追うよう指示を出すが、部下クレタスの様子がおかしい……彼は投獄されていた感染者に噛まれていたのである。それに気づかない保安官もクレタスに噛まれ感染してしまう。一方、脱獄したエルマーたちの前に謎の美女スーが現れる。彼女は味方か敵か……的な作品。
ウエスタンゾンビもいくつかあるが、本作は笑いあり涙あり更に展開ありと抜群の安定感。ゾンビの作りはB級感満載だが、それが時代設定にハマっていた。一番のみどころはスーがやたら魅力的であることだ。

まとめ・・・

いかがでしたか?
貞子の井戸より深いNOTDの世界。
ここでは紹介しきれないほどNOTDは世の中に広がっております。
まさにパンデミック!!

皆さんも近所のTSUTAYAで見かけたら、ぜひチャレンジしてみてください。
ちなみに……

yasuyuki_0006
こんな作品もあります。
こちらNOTD上級者向けとなっておりますのでご注意ください……。

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  • タイラーさん
    3.4
    いわゆる寄生ものホラーなんだけど、未知の生物がトゲトゲのヤツ。寄生されると身体の内側からウニのような棘が出てきて、イタタタタ!&獣のように狂う。 なかなか新鮮な土台でもっと面白くなりそうなんだけど、低予算のためかそのトゲトゲのヤツを中途半端にしか見せてくれなくて、勿体無いだろ。 今ある程度お金掛けてリメイクしたら面白そう。
  • ヒゲゴリ恐怖映画系
    3.8
    本能の恐怖 キャンプに出かけたカップルが遭遇した、ヒッチハイカー。 女1人かと思い車を停めた所に拳銃を持った男が現れ… 指示に従い車を走らせるが何かを踏んでパンク、タイヤを交換し終えたが連れの女がどうしてもトイレに行きたいとスタンドに立ち寄る。 女がトイレのドアを開けると、そこには全身トゲだらけの男が! 「助けて…」と呟きながら女を襲い、残りの3人にも飛びかかってくる… 大好きな寄生感染ホラー。 全身が棘の何かに感染して、本人の意志とは関係無く襲ったり体が捻じ曲がる姿が◎ その寄生生物(?)の特色等を、普段は役に立たないカップルの男が考察して打開策を打ち出す場面は少しカッコイイw 原始動物故の人間の考えでは当てはまらない怖さが良い。 原題は「splinter(破片)」と些細な傷や綻びから大きな恐怖に変わる意味合いでつけたと思うけど、日本題の「ダスクオブザデッド」だと意味が分からないwww 「死者の夕闇」てなんなんwww 未知の恐怖が恐ろしい面白い映画なので是非! 冒頭のアライグマの人形感好きw
  • あいかわ
    3.2
    町全体のゾンビパニックではなく、まさかの密室劇。テンポよく話が進んだ印象です。
  • 4.0
    刺されれば感染するバイオウニとの籠城戦!82分の短さなのでテンポよく進む。「ザイゴート」よろしく犠牲者同士がくっついた怪物の造形も良く、そこそこスリリング。突っ込みどころはあるが、丁寧かつ王道な良作B級映画。せっかくウニなのに、串刺しシーンは無し。
  • Jeffrey
    3.0
    ‪「ダスク・オブ・ザ・デッド」‬ ‪このダサい表紙に騙されずに一度目にして欲しい良作なホラー映画として勧める本作は一本の棘が人間に寄生しゾンビ化し容赦無く人を襲う…最初観た時の面白さは今でも覚えてる。不気味でグロテスクに変貌する化物…外から密室へ変わる恐怖とアクションが堪らない一作だ!‬
「ダスク・オブ・ザ・デッド」
のレビュー(120件)