いま、深夜ドラマがアツい!笑って泣けるおすすめの10本を厳選

2018.05.02
ドラマ

ブログにもお気に入りの映画、綴ってます。

中村千春

ドラマ好きから、にわかに注目されている深夜枠のドラマ。

深夜ドラマというと、私の中では2010年に放送された森山未來さん主演の「モテキ」が忘れられません。最近だと深夜枠でも有名俳優をキャスティングするなど、各テレビ局ともかなり力を入れているように思えます。

そもそも深夜ドラマっていつから放送されたの?

1965年に日本テレビと読売テレビで放送した「11PM」が深夜番組の先駆けとなりました。1970年頃までは、あまり日本では夜更かしする習慣がなく、22時台に放送される番組が深夜番組として楽しまれていたのです。しかし、少し刺激が強かったりお色気ものもありました。

そういった番組は、22時台には放送が厳しいという点があり、23時以降での放送が始まったんじゃないかと考えられます。そして1980年代後半から1990年代にかけて、ドラマは深夜の時間帯に放送されていました。

深夜番組の特徴とは?

放送時間帯が深夜なのであまり制約がないところでは、比較的自由に企画できて番組自体のこだわりが強いのではないかと思います。

実際に存在するお店が舞台

「居酒屋ふじ」「昼のセント酒」「孤独のグルメ」シリーズといったグルメ系ドラマは、実在するお店で撮影をしています。観たあとに、ロケ地めぐりや遊びに行ってみたくなる独特の楽しみがありますね。

若手役者の登竜門

人気俳優さんが深夜枠に出演するのはもちろん、ブレイクのきっかけになる役者さんがいるのも特徴です。

女優の早見あかりさんは、ももいろクローバー脱退後の2011年「ウレロ☆未確認少女」に出演。ここから女優への道を切り開き、映画やドラマなどに出演。

木南晴夏さんは役者として数々の作品に出演されていましたが、「勇者ヨシヒコと魔王の城」に出演してから、コメディもいける“演技派女優”として活躍しています。

役者が本人役として登場

「バイプレイヤーズ」「居酒屋ふじ」「こんにちは、女優の相楽樹です。」「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」などの作品には、俳優が本人役として登場することも。自分自身をどのよう表現し演じてくれるのか気になるところです。

いま、深夜ドラマがアツい!

ここからは、筆者がおすすめする深夜ドラマを紹介いたします。

1. モテキ

2010年7月テレビ東京にて放送。

主演:森山未來

あらすじ

お金なし、夢なし、彼女いたことなしの契約社員の藤本幸世(森山未來)は、恋に臆病の草食男子。29歳にして人生初のモテキを迎える。同じ会社に勤めていた女、趣味が似ている年下の女、人生で1番好きだった女、元ヤンで同級生と、「これって恋……?」と戸惑いながら、自分の気持ちに向き合い、幸世がオトコになっていく物語。

かっこ悪い振られ方、二度と君に会わない・・・音楽の使い方が素晴らしい!

各話ごとに流れる音楽が画期的なのです。シチュエーションや幸世の心情に合わせて曲が流れます。1話では幸世が会社の同僚でちょっと気になっている女性と夏フェスに行きます。現地で距離が近づく二人……ところが突然、彼女は見知らぬ男に駆け寄ります。なんとその男は、ケンカ中の今カレだったことが発覚! とっさにその場からに逃げ去ります。そのシーンで流れる曲が大江千里さんの「カッコ悪い振られ方」。うまく幸世の心を歌っています。こんなシチュエーションがあったら泣きたくなりますわ。1980年代の音楽を上手く取り入れています。

幸世と出会う女性が魅力的なこと! 幸世の同僚の土井亜紀(野間麻帆)、趣味仲間の中柴いつき(満島ひかり、幸世が1番好きだった女性・小宮山夏樹(松本莉緒、中学の同級生でヤンキーの林田尚子(菊地凛子、女優陣の演技にも注目です。

2. めしばな刑事タチバナ

2013年4月テレビ東京にて放送。

主演:佐藤二朗

あらすじ

城西署の刑事・立花(佐藤二朗)が、日常生活には欠かせない牛丼やカップ焼きそばなどB級・C級グルメを熱く語るグルメドラマ。窃盗事件を起こした容疑者の事情聴取を、独自の“めしばな”を切り出して大論争していく。

チェーン店だけど美味しんだよね、っていう共感

登場する料理が身近で手の届くB級・C級グルメだからこそ、「あ~たしかに美味しいよね!」と共感できます。そんな立花刑事を演じる佐藤二朗さんの真剣な語りっぷりがアツい。東京都内の店舗だけでなく、ご当地グルメも登場します。

立ち食いそば、袋入りラーメン、缶詰、カップ焼きそばなど、日常にある食べ物を取り上げていて、見るほど食べたくなってしまう......。チェーン店「富士そば」のてんぷらそばについて熱く語る立花刑事。立花刑事が愛してやまないのが、春菊天そばとコロッケそば。店舗によって、出汁もそばもメニューも違うのだとか。ドラマを観てからお店に行くと、別の視点でめしを味わえるかもしれませんね!

3. 33分探偵

2008年8月フジテレビにて放送。

主演:堂本剛

あらすじ

「この簡単な事件、俺が33分もたせてやる!」名探偵・鞍馬六郎(堂本剛)は、たった5分で終わる簡単な事件を33分かけて解決していく。

みどころ

CMを除いてきっちり33分で解決。数々のパロディやネタが取り入れられていて、ゆるくて気軽に観られます。はじめはこんな探偵ドラマありなの!?と思ってしまったのですが、個性派俳優やお笑い芸人も出演していて、クスッと笑えちゃうんです。全く無関係そうな人物を犯人と予想し、33分まで引き伸ばしてしまう面白さ。つっこみどころ満載です。挿入歌はKinki Kids「Secret Code」聞き込みなどの捜査シーンで使われています。ちなみに、原作・脚本、演出は独自の笑いの世界観を持つ福田雄一さんです!

六郎の上司の大田原警部(高橋克実や助手の武藤リカコ(水川あさみ)、部下の茂木(戸次重幸鑑識官(佐藤二朗)と個性的なキャラクターが勢揃い。どこか抜けていてずれているところから、目が離せません。ドラマというよりかは、コントを観ているよう。堂本さんのコミカルな演技、気になる方はぜひ。

4. 「勇者ヨシヒコ」シリーズ

2011年7月テレビ東京にて放送。

2作目は2012年、3作目は2016年に放送。

主演:山田孝之

あらすじ

青年のヨシヒコ(山田孝之)は、ある日「いざなぎの剣」に選ばれ勇者になる。旅に出る理由は2つ。村人の病気を治すために幻の薬草を持ち帰ること、その薬草を求めて出かけたきり戻ってこない父テルヒコを探し出すこと。旅の途中でであった仲間、ダンジョー(宅麻伸ムラサキ(木南晴夏メレブ(ムロツヨシと出会い、仲間たちと冒険していく物語。

みどころ

絶大な人気を誇り、現在までに3シーズン放送されている「勇者ヨシヒコ」シリーズ。脚本、監督を手掛けたのは先ほどもご紹介した福田雄一さん。出てくる役者陣の面白さ......といったところでしょうか。仏を演じる佐藤二朗さんなのですが、セリフがグダグダで自由。演者たちもドラマの中で笑いをこらえているのが伝わってきます。アドリブなのかセリフなのかは、明確には分かりませんが、佐藤二朗さんのノリと雰囲気に笑いがこみ上げてきます。

容赦なくパロディネタをぶっこんでいて攻めています。低予算であるためCGを使わず、小道具を用いたりモンスターなどは手作りしていたりと演出も観ていて楽しいです。笑いたい日は、ぜひ、ぜひ、ご覧ください。

5. 昼のセント酒

2016年4月テレビ東京にて放送。

主演:戸次重幸

あらすじ

広告会社の企画営業部に務める内藤孝之(戸次重幸)は、口下手で要領が悪く、営業成績も最下位。営業で外回りしているときに、昔ながらの銭湯を見つける。仕事中だと罪悪感を感じながらも、温泉の誘惑に逆らえず後ろめたさを感じながも、真っ昼間からお湯に浸るのであった。

昔ながら風情を残す銭湯の心地よさ

各話ごとさまざまな銭湯が取り上げられます。銭湯の外観から内装を映し出しながら、内藤がお湯に浸って感じること、浴場にいるお客さんや雰囲気が伝わってきます。番台に座るおじちゃんおばちゃん、富士山の絵など昔ながらの銭湯に懐かしい気持ちにもなります。お湯がぷくぷく湧く音、蛇口から流れるお湯の音、お風呂あがりのコーヒー牛乳がごくりと喉を通る音がなぜだか心地よく、目をとじると銭湯にいるかのよう。

ちなみに、内藤の好みの温度は42度だそう。お風呂上がりには周辺の飲み屋も登場! お風呂上がりのビールも最高だ!

11話では、あのミルク風呂で有名な高円寺の小杉湯も出てきます。ミルク風呂……肌がつるっつるっになります。銭湯に馴染みがない、というそこのあなた、ぜひお気に入りの銭湯を見つけてはいかが?

6. 深夜食堂

2009年4月毎日放送にて放送。

主演:小林薫

あらすじ

新宿繁華街の路地裏にひっそりとひそむ“めしや”。営業時間は深夜0時~朝7時。人々はこのめしやを深夜食堂と呼ぶ。性別、年齢、職業が異なるさまざまな背景をもったお客さんが訪れる。めしやを舞台にして、カウンターに座るお客さんとマスターの交流を描く物語。

ゴールデン街や三角地帯にありそうなお店

訪れるお客さん一人ひとりにドラマがあり、悩みや葛藤を抱えながら生きていて、このお店に行ってみたくなってしまいます。マスターのこだわりの料理は、メニューに書かれているものはもちろん、書かれていないものも。お茶漬け、カツ丼、たまごサンド、フランクフルト……。思いを込めて作る料理が美味しそうなんです。新宿ゴールデン街や三軒茶屋の三角地帯の隅にありそうなお店。

行きつけのお店は知っておくっていいなと思いました。飲み屋でもBARでも定食屋でも、おいしい料理とマスターや人々の優しさが、お腹と心を満たしてくれます。

7. バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで過ごしたら〜

2009年4月毎日放送にて放送。

主演:遠藤憲一大杉漣田口トモロヲ寺島進松重豊光石研

あらすじ

6人の名脇役俳優たちが「7人の侍」の役を熟すために、撮影が始まるまでの3か月、絆を深めるためにシェアハウスで生活する。一緒に過ごす中で、一人こっそりと監視する大杉漣。実はこの6人は10年前に、ドラマ「バイプレイヤーズ」に出演していたのだ。そして彼が監視する5人の中に、バイプレイヤーズのフィルムを盗んだ者がいるとのこと。

まるで、ドラマ現場を観ているよう

おやじだけのテラスハウス。洗濯、お掃除、皿洗い、じゃんけんで当番を決めていたり、名役者たちの無邪気な姿が見られます。人は同じ時間を共有することで、自然と仲良くなるのかもしれない。6人のキャラクターが濃くて、話が噛み合ってなかったりするのですが、男だけの絆があったり、え、こんな一面が?といったシーンがあって、クスッと笑えるところもあります。

名脇役って主役以上にステキだ……。とぐっと引き込まれました。ドラマの撮影中からクランクイン、休憩時間の過ごし方などが描かれていて、現場のピリピリした空気が伝わってきます。日頃目にする「あの俳優たちは仲が悪い」というニュース。百間は一見にしかずというのか、役者たちの仲というのは本人たちにしかわからないものだなと観ていて思いました。とりあえずスゴイドラマです。

2018年2月から2期「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」が放送されました。

「バイプレイヤーより愛をこめて」で最終回を迎えました。最後に、大杉漣さん、ありがとうございました。

8. 居酒屋ふじ 

2017年7月テレビ東京にて放送。

主演:永山絢斗大森南朋

あらすじ

舞台は中目黒の居酒屋。役者を目指している俳優の西尾(永山彩斗)は、最近気になっている“kujira”という女の子のインスタグラムに、「居酒屋ふじ」の写真がアップされていることに気づく。ある日、中目黒を歩いていると、見覚えのある「居酒屋ふじ」を見つけ、気になって入ってみることに。お店の外観からは想像がつかないほど、著名人のサイン色紙で壁と天井が埋め尽くされていた。夢を追いかけ、諦めようとしていた西尾が、常連客である先輩俳優の大森南朋と出会い、先輩たちとお酒を交わしながら大切なことを学んでいく物語。

篠原涼子さん大杉漣さん水川あさみさんなどが本人役で出演しています。

平成っ子のみなさん、集まれー!

伝言掲示板、昔の芸能スキャンダル、3億円事件など昭和のキーワードが出てきます。平成生まれの西尾にわかりやすく説明があって、同じ平成生まれの私にとって、新しく知ることが多いんです。全話に、居酒屋ふじの亡き店主・おやじさんの豪快すぎるエピソードが、お笑い芸人・鉄拳さんのオリジナルイラストで紹介されます。これがまた感動するお話。

「居酒屋ふじ」の外観、どこかで見かけたことがあるなと思っていたら、野沢通りにあるお店でした。ドラマに出会うまで気づかなかったです。実際に著名人が訪れ色紙も飾られているそうです。

いや〜大森南朋さんの男っぷりに惚れます。4話で西尾のバイト先で3万円がなくなる事件が発生し、西尾が犯人だと疑われてしまいます。慌てる西尾をみた大森さんは、そっと3万円を差し出します。「順番だよ、金なんて持ってるやつが払えばいいんだ」。大森さんも、俳優で食べていけなかった時台には、先輩に食事をごちそうしてもらっていたそうで、上からもらった恩を下に返す“恩返し”の姿が素敵でした。

1話で西尾が「頑張っても必ずしも報われる時代じゃない」と役者の夢を諦めようとするシーンがあります。頑張っている人のことは、見えないところできっと、誰かが応援してくれているんじゃないのかなと思えました。

9. 下北沢ダイハード

2017年7月テレビ東京にて放送。

主演:古田新太小池栄子

あらすじ

小劇場で活躍する11人の劇作家が脚本を書き下ろす!

下北沢を舞台に起こる「人生最悪の1日」をテーマに、下北沢で繰り広げられる出来事をコミカルに描く。物語の案内人は、スナックの常連客・ジョン幕練(古田新太)スナックのママ(小池栄子)の2人の語りから物語がスタート。登場人物やシチュエーションが各回で変わり、オチもちゃんとついてくるので、どの回からでもお楽しみいただけます。

人間味のある街、下北沢

カフェ、雑貨屋、古着屋、そして下北沢の雰囲気を大きく印象づけている劇場とライブハウス。いつ訪れても活気が溢れています。夢を目指している人たち、ショッピングに来ている人たち、ライブを観にきている人たち、夜のお酒を味わいに来ている人たち……さまざまな目的を持った人が行きかう場所。

一人ひとりのドラマがあって、泣いたり笑ったり、つまづいたりして人生を生きている。古田さんが劇中で言う「人間味のある街」、まさにそうだと思いました。
下北沢でなくても、撮影は出来る。だけど独特でノスタルジックな下北沢の街と、夢を描きながら生活する人たちがうまく重なり合って、人間らしさが表現されています。

10. 孤独のグルメ

2012年1月テレビ東京にて放送。

主演:松重豊

あらすじ

人気漫画「孤独のグルメ」の実写ドラマ。

個人で輸入雑貨を営む井之頭五郎(松重豊)が、仕事の合間に立ち寄るお店で食事をする物語。ドキュメンタリーのように淡々と物語が進んでいきます。

おなかの音が止まらない料理

回を増すごとに、五郎さんの”人間味”がじわじわと伝わってくるところがみどころだと思います。食べている姿は、自分との闘いのよう。

馴染みのある土地やお店が紹介されると、うぉおお~!!とテンションが上がります。現在、金曜日の深夜0時12分からテレビ東京にてシーズン7が放送中。

2018年4月放送中の深夜ドラマ

ラブリラン

2018年4月日本テレビにて放送中。

主演:中村アン

あらすじ

中村アンさん連続ドラマ初主演となる本作。

デザイン会社に務める“30歳”、“地味”、“男性経験なし”の南さやか(中村アン)は、目をさますと見知らぬ部屋にいた。すると、同じ会社の営業マンである町田翔平(古川雄輝)が現れ、二人が同棲をしていると言う。3か月前の記憶と15年間思い続けている、鷺沢亮介(大谷亮平)の記憶だけは覚えている。失われた記憶を取り戻しながらも、町田と鷺沢との間に揺れるさやかの恋心を描くラブコメディ。

ドッキドキが止まらない

まだ始まって3話目ですが、町田役の古川雄輝さんにドキドキが止まらない……。1話ではさやか役の中村アンさんが記憶をなくし目を覚ましてから、彼が登場するのですが……息がとまりました。さやかと町田の展開に目が離せません。深夜ドラマだからこそ描ける表現があったりします。面白いです。「好きだからキスするし、好きだから抱く」町田のセリフが胸に刺さりました。

「自分を変えたい」と強く思っているさやかを応援したくなります。記憶を取り戻せるのか、恋がどっちに動くのかが楽しみです。

以上おすすめの10作品+今シーズンの深夜ドラマを紹介いたしました。

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