『マイ・インターン』ほか洗練されたファッションが際立つNYを舞台とした映画7本

2015.10.07
映画

可愛いと映画とファッションがすき

kyon

現代のキラキラ女子の憧れがぎゅっと詰まったデトックス・ムービー、『マイ・インターン』がこの秋公開されます。アン・ハサウェイ演じる主人公が恋に仕事に頑張る姿が魅力的ですが、洗練されたニューヨークの町並みで働く彼女の着こなしも見所の1つです。

そんな『マイ・インターン』の舞台、ニューヨークにちなんだ、ストーリーはもちろん、思わずファッションに目が行ってしまう作品を7本ご紹介します。

『SATC』の衣装担当が手がけた3本

1. 『マイ・インターン』

マイ・インターン

まずはこちら、『マイ・インターン』をご紹介します。

社長という肩書きを持ち、幸せな家庭も築いている主人公は、誰もが羨む女性像を手に入れましたが、仕事と家庭を両立する中で、彼女は人生の岐路に立たされます。そんなとき、会社で雇ったシニア・インターンと出会い、彼の人生経験豊富な助言をもとにその困難を乗り越えてゆくというハートフル・ストーリーです。

ニューヨークのファッションサイトの会社が舞台ということもあり、アン・ハサウェイ演じる主人公のファッションは、まさにリアル・クローズで、様々な着こなしを提案してくれます。本作のスタイリングを手がけたのは、一世を風靡したドラマ&映画『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズの衣装担当と聞くと納得ですよね。

そして、そんな毎日を一生懸命に生きる主人公をそっと支えてくれるロバート・デ・ニーロ演じるシニア・インターンのささいな気遣いや習慣などがその人柄を表していて、ストーリーが進むにつれてあの笑顔に泣きそうになります。

相手を支えること、相手に頼ること、主人公とシニア・インターンの関係性を見ている中で、普段何気なく関わる人たちを大切にしたくなるような作品です。

全編を通して、今を頑張る女性を応援してくれる映画『マイ・インターン』をぜひ劇場でご覧になって下さいね。

『マイ・インターン』に興味がある方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!
『マイ・インターン』~女性も男性も楽しめるポイントとは?~

2. 『プラダを着た悪魔』(2006)

プラダを着た悪魔

ファッション・ムービーの定番の1つとして挙げられるのが『プラダを着た悪魔』ですよね。

『マイ・インターン』主演のアン・ハサウェイの代表作でもあります。ジャーナリストを目指し、ニューヨークへとやってきた主人公がひょんなことから、超一流のファッション誌の世界へと足を踏み入れ成長してゆく過程は、明日から頑張ろうと私たちを励ましてくれます。

何と言っても、それまでファッションに全く興味がなかった彼女が、鬼編集長の厳しい一言から奮起し、見違えるように垢抜けてゆく様はわくわくすること間違いなしです。

実は、本作のスタイリングを手がけたのも、『SATC』シリーズの衣装担当、パトリシア・フィールドです。彼女のリーズナブルなアイテムとハイブランドを組み合わせた「ハイ&ロウ」のスタイリングは有名ですが、『プラダを着た悪魔』では、主にハイブランドを中心にした贅沢なコーデが目白押しになっています。

このパトリシアのスタイリングは、2007年のアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたことでも話題になりました。

3. 『お買い物中毒な私!』(2009)

お買いもの中毒な私!

こちらもパトリシアがスタイリングを手がけた作品ですが、『プラダを着た悪魔』とはうってかわり、カラフルでハッピーなスタイリングになっています。

ストーリーも、『プラダを着た悪魔』とは逆で、ニューヨークでファッション誌編集部に勤務することを夢見る主人公が、誤って経済誌編集部に採用されてしまうラブ・コメディです。

オシャレ大好きな主人公が、欲しいお洋服のために無理にカードを切ってしまう姿や、セールを見たら飛びついてしまうチャーミングな姿に、思わず見ながら共感してしまうでしょう。

全身ピンクにファー、グリーンのスカーフに紫のスカートなど、パトリシアの遊び心たっぷりの絶妙なスタイリングが乙女心をくすぐること間違いなしです!

もう1つのニューヨーク!?が見られる3本

4. 『ザ・ロイヤルテネンバウムス』(2001)

ザ・ロイヤルテネンバウムス

監督は、昨年、アカデミー賞4部門を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソンです。

テネンバウム家の「天才児」と呼ばれていた3人の子供たちの20年後を中心に、不器用な家族の再生を描いた映画は、完璧主義と謳われる監督のこだわりが随所に散らばっています。ユーモア満載の家族の姿は、つっこみながらもくすりと笑ってしまいます。

この映画の舞台は、ある架空の街ですが、監督の思う「ニューヨーク像」を映し出しているところもポイントです。

とにかく映像全体が美しく、オシャレなこの映画のファッションは、長男のジャージ姿や次女のラコステのワンピースにファーコート、三男のスーツにバンダナなど、70年代をモチーフにした個性的なスタイリングになっています。なんとジャージは特注品、ファーコートはフェンディなど、細かいこだわりが映画を引き立てています。

ちなみに三男のひげを剃るシーンは、映画『鬼火』のオマージュ。センス抜群の監督の心の中のニューヨークをぜひご堪能下さい。

5. 『ファクトリー・ガール』(2006)

ファクトリー・ガール

1960年代を席巻したアメリカン・ポップアートをご存知ですか?

日常の延長線上のものにも芸術的価値があるとし、アンディ・ウォーホルが旗手として有名な一連の芸術運動です。そんなウォーホルが、64年に、ニューヨークに建てたのが、自身や仲間たちの作業場としたスタジオ、「ファクトリー」でした。

そんなウォーホルのファクトリー時代のミューズ、イーディー・セジウィックの生涯を描いたのがこの『ファクトリー・ガール』です。

多少の脚色はありますが、当時のアート・シーンの裏側や、ファッション・アイコンとしても有名だったイーディーの姿が映し出されています。

60年代と言えば、パンク・ミュージックやミニスカートが一大センセーションを起こした時代です。それとリンクしたイーディーのファッションも、ショート・カットに大きなイヤリング、シャイニーな小物、ミニスカートといったイーディー・スタイルになっています。

見終わったとき、このイーディーの生涯にあなたは何を思いますか。

華やかなニューヨークの世界で巻き起こる展開の中で、有名になることが幸せなのか、お金があれば幸せなのか、と考えさせられる1本です。

6. 『ブライダル・ウォーズ』(2009)

ブライダル・ウォーズ

結婚は女性のターニング・ポイントですよね。

例えば、結婚式をするなら絶対ここがいい!という場所はありますか?

『ブライダル・ウォーズ』は、結婚を控えた幼馴染みの親友2人が、同じニューヨークのプラザ・ホテルの式場の、同じ日時で挙式が被ってしまったことから、式場をめぐってバトルが繰り広げられるラブ・コメディです。

ニューヨークが戦場と化し、ケイト・ハドソンとアン・ハサウェイ演じる正反対の親友2人が、あの手この手で相手を出し抜こうとする姿はなんとも痛快で、笑わせてくれます。

結婚と友情がテーマの本作の見所はもちろんウエディングドレスです!この映画では、アメリカ女性憧れのVira Wangのドレスが使われています。

Vira Wangはアメリカのデザイナー、ヴェラ・ウォンの同名ブランドで、彼女の手がけたドレスは有名人の挙式でも多数着られていて、マライア・キャリーやジェニファー・ロペスもその1人です。

ふわっとしたチュールやオーガンジーをたっぷり使っているドレスや、流れるようなラインが美しいドレスなど、思わずあなたをうっとりさせてくれるでしょう。

生き方に感銘を受ける1本

7.『ビル・カニンガム&ニューヨーク』(2010)​

ビル・カニンガム&ニューヨーク

ニューヨークで50年以上ストリート・スナップを撮り続ける名物カメラマン、ビル・カニンガムに迫ったドキュメンタリー映画です。

「私のしていることは仕事ではなく喜び」と行ってのけるビルの仕事観や彼の周りのファッショナブルなニューヨーカーたちの姿が映し出されています。

ビルがニューヨークを自転車で動き回る本作は、見ているだけでニューヨークの雰囲気や気分を味わえちゃいます。

面白いことに、数あるスナップ・カメラマンやマスコミとは違う角度から撮っているのもビルの特徴です。えっそんなとこから!?と言いたくなるようなビルのセンスにも注目してみて下さい。

ビルのスナップを撮る姿はもちろん、長年好きなことを続けて来た彼なりの人生観や言葉は、私たちの心に深く響きます。好きなことを仕事にすること、それがいかに素敵なことかを教えてくれるでしょう。

『ビル・カニンガム&ニューヨーク』に興味がある方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください!
映画で学ぶ!好きなことをして自由な生活を手に入れる方法

同じニューヨークと言えども…

同じニューヨークを舞台にしていても、そこには1つ1つ異なったストーリーがあることを映画は再認識させてくれます。ファッションはそのストーリーを彩る1つの要素ですが、ときにはファッションから見た映画というのも楽しいかもしれません。

日常にたくさん溢れる映画とそのファッションの中で、ぜひあなたの中で可愛い!と叫びたくなるような1本を見つけてみてくださいね。

 

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  • うらら
    4.0
    平和なかんじで好き
  • シネフィルmonk
    3.7
    アン・ハサウェイも良いけど、ロバート・デ・ニーロがいい味を出してますね。さすがに芸達者な俳優。まさに名優ですね。
  • M
    3.6
    面白かったけどそんな騒がれる程でもないかな〜とは思った。 おじいちゃん可愛い素敵すぎる。 ハンカチは女性の涙を拭くためにある。 若者たちが面白くて素敵だった!! 働く女性は大変だね〜。 私はあんまりああはなりたくないなと。 綺麗だね主人公!! 子供が可愛かった!
  • KosukeTakemura
    -
    人生の勉強になります。
  • umi
    4.0
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「マイ・インターン」
のレビュー(121447件)