初主演作は?ジブリ作品の声優も?山田孝之出演のおすすめ映画15本〈シーン画像あり〉

俳優・山田孝之のおすすめ映画と主なプロフィールのまとめ。『凶悪』『映画 闇金ウシジマくん』『50回目のファーストキス』をはじめ、映画初主演作・初声優作などを含む15本。

コミカルからシリアスまで幅広い役柄をこなし、作品ごとに全く異なる顔を見せる元祖カメレオン俳優・山田孝之。そんな彼が出演したおすすめ映画をまとめてご紹介。

山田孝之 プロフィール

ハード・コア

山田孝之は1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。身長169cm。実姉に歌手のSAYUKI、女優の椿かおりがいる。

1999年、TVドラマ『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビュー。2003年の『WATER BOYS』でTVドラマ初主演、翌年エランドール新人賞を受賞。2005年には『電車男』で映画単独初主演を飾る。

2007年には映画『クローズZERO』で第50回ブルーリボン賞助演男優賞に20代で唯一ノミネート。

2010年のTVドラマ「闇金ウシジマくん」シリーズ、続く2011年「勇者ヨシヒコ」シリーズがともに人気を集め、のちの続編において、2016年コンフィデンスアワード・ドラマ賞で主演男優賞に輝く。「闇金ウシジマくん」シリーズは2012年に映画版の第1作目が公開。

2012年の『その夜の侍』『のぼうの城』『悪の教典』の3作品において、第34回ヨコハマ映画祭、第17回日本インターネット映画大賞で助演男優賞を受賞。

2013年『凶悪』、2015年『バクマン。』、2016年『何者』、2018年『50回目のファーストキス』など主演を含む出演作が続々と公開。2018年、佐藤健との兄弟役で伝説的コミックを実写映画化した『ハード・コア』では、主演のほかプロデュースも務めた。

また、2016年に赤西仁と音楽ユニット「JINTAKA(ジンタカ)」を結成、2019年には綾野剛、内田朝陽とともにバンド「THE XXXXXX」を結成するなど、音楽活動も展開。

2019年、昭和から平成の1980年代の日本を舞台に“アダルトビデオの帝王”と称されたAV監督・村西とおるを演じた主演作、Netflix配信のオリジナルドラマ『全裸監督』が大きな話題を呼び、シーズン2の制作が決定している。

全裸監督

猫の恩返し』(2002)

猫の恩返し

スタジオジブリ作品『耳をすませば』のスピンオフ的位置づけとなるアニメーション映画。『耳をすませば』で主人公の月島雫が書いた物語をアニメ化している。柊あおいが原作コミックを描き下ろし、アニメーターの森田宏幸が監督を務め、脚本は吉田玲子が担当した。猫を助けたことから猫の国に招待された女子高生が、人間の世界に戻ろうと奮闘し、成長する姿を描く。

山田孝之は、猫の国の王子ルーンの声を担当。マイペースでおっとりとしているが、王子らしい誠実な役どころを爽やかに演じきった。本作が声優初挑戦であった山田は、以降『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』のバットマン役、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のパパス役、『犬ヶ島』のジュニア科学者のほか、『エラゴン 遺志を継ぐ者』の吹き替えなども担当している。

電車男』(2005)

電車男

ネット掲示板の書き込みから誕生し、のちにベストセラーとなった純愛小説を実写映画化。ドラマ化や舞台化もされ、社会現象を巻き起こした。“オタク”の青年が美しい女性に恋をし、ネット上のアドバイスを受けて恋に奮闘する奇跡のラブストーリー。

本作で映画単独初主演を務めた山田孝之は、恋愛経験ゼロの不器用な青年・通称「電車男」を演じた。自分に自信がなくおどおどしている青年が、ネット掲示板での励ましと助言を受けて、外見だけでなく内面も変わろうと奮起。憧れの女性エルメス(中谷美紀)に勇気を振り絞ってアタックする姿が共感と感動を呼んだ。

クローズZERO』(2007)

クローズZERO

高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」を、三池崇史監督がオリジナルストーリーで実写映画化。不良たちが集まる鈴蘭男子高校の覇権争いを描く。

山田孝之が演じたのは、鈴蘭高校で最大勢力の芹沢軍団を率いる芹沢多摩雄。プロレス技を好み、近接戦闘を得意とする。鈴蘭制覇を狙う転入生・滝谷源治(小栗旬)との熱いバトルシーンは、原作ファンからも高い評価を得た。本作で第50回ブルーリボン賞助演男優賞にノミネート。

2009年公開の続編『クローズZERO II』にも出演し、強さとクールさを再び披露した。

クローズZERO II

※画像は映画『クローズZERO II』より

大洗にも星はふるなり』(2009年)

大洗にも星はふるなり

福田雄一が座長を務める劇団ブラボーカンパニーの舞台を映画化。舞台作品の作・演出を務めた福田が、映画版でも監督・脚本を担当した。1人のマドンナと、彼女を取り巻く男たちが巻き起こすラブコメディ。今や福田作品の常連となった佐藤二朗、ムロツヨシら豪華個性派俳優が出演している。

山田孝之が演じたのは、過剰なまでのナルシスト、杉本。マドンナの江里子(戸田恵梨香)の本命は自分だと信じる男の1人で、妄想が爆発して暴走する、突き抜けたキャラを怪演した。

大洗にも星はふるなり

鴨川ホルモー』(2009)

鴨川ホルモー

人気作家・万城目学の同名小説を、『空飛ぶタイヤ』『居眠り磐音』などの本木克英監督が実写映画化。京都大学に入学した学生が、“ホルモー”と呼ばれる謎の競技を行うサークルに入部。京都の大学間の対抗戦に挑むさまを描いた青春ファンタジーコメディ。

山田孝之は主演を務め、二浪を経て京都大学に入学する冴えない青年・安倍明を演じた。一目ぼれした早良京子(芦名星)への不器用な恋心と、謎の競技“ホルモー”に必死になる姿をコミカルに表現している。

鴨川ホルモー

十三人の刺客』(2010)

十三人の刺客

1963年公開の同名時代劇映画を、三池崇史監督が現代風のアレンジを施してリメイク。時は江戸時代末期、罪なき民衆を不条理に殺め続ける暴君を暗殺すべく、13人の刺客たちが集結する。主演の役所広司をはじめ、松方弘樹、市村正親といったベテラン勢の豪華顔ぶれも見どころ。

山田孝之が演じたのは、暴君暗殺の命を受ける島田新左衛門(役所広司)の甥・島田新六郎。初の時代劇挑戦となった本作では立ち回りも披露し、強い存在感と緊迫感溢れる熱演を見せた。

十三人の刺客

指輪をはめたい』(2011)

指輪をはめたい

芥川賞作家・伊藤たかみの同名小説を実写映画化。『檸檬のころ』などの岩田ユキが監督・脚本を務め、オリジナル要素を加えたラブコメディに仕上げた。記憶喪失の男性の前に、自分が彼女だと名乗る3人の女性が出現し、騒動を巻き起こす。小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴が扮する個性的な3人の女性も見逃せない。

主演の山田孝之は、製薬会社に勤務する冴えない独身男性、片山輝彦を演じた。3人の女性に翻弄されながらも、真の相手を思い出そうともがく姿を、コミカルでポップな演出に乗せて好演した。

指輪をはめたい

映画 闇金ウシジマくん』(2012)

映画 闇金ウシジマくん

真鍋昌平による大人気コミック「闇金ウシジマくん」のTVドラマを実写映画化。ドラマで演出を担当した山口雅俊が監督を務めた。映画版は、第1作目の本作から2016年の『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』まで合計4作品が公開されている。

違法な高金利で貸し付けを行う闇金業者と、関係者や利用客たちの人間模様、社会の底辺と闇をリアルに描いた問題作。第1作目では、借金を懇願するイベントサークルの主催者や、母親の借金を肩代わりして裏の世界に落ちていく女性らの成れの果てを描く。

ドラマ版に続き主演を務めた山田孝之は、闇金業者「カウカウファイナンス」の社長、丑嶋馨(通称ウシジマ)を怪演。冷戦沈着で切れ者のウシジマを圧巻の存在感で表現し、原作ファンからも「ハマリ役」と高評価を得ている。

映画 闇金ウシジマくん

その夜の侍』(2012)

その夜の侍

劇団「THE SHAMPOO HAT」の同名舞台作品を、劇団の旗揚げメンバーであり作・演出を手掛けた赤堀雅秋が実写映画化。赤堀自身が映画版に脚色し、監督・脚本も務めた。ひき逃げ事件で妻を亡くして復讐に燃える男性と、出所したひき逃げ犯との対峙と攻防を描いたヒューマンサスペンス。

山田孝之が演じたのは、ひき逃げ犯の木島宏。出所してもなお冷酷で粗暴なさまを見せつつも、孤独な心の闇ものぞかせ、複雑な心情を見事に表現した。主演の中村健一を演じた堺雅人との演技のぶつかり合いも見どころ。

その夜の侍

凶悪』(2013)

凶悪

ベストセラー・ノンフィクション小説「凶悪 -ある死刑囚の告発-」を実写映画化。その後『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』を手がける白石和彌監督がメガホンをとり、重厚かつ緊張感あふれる社会派サスペンスに仕上げた。獄中の死刑囚からの告発を受けたジャーナリストが事件の調査に没頭し、やがて凶悪事件の真相にたどり着く。

主演を務めた山田孝之は、事件の真相解明に奔走するジャーナリスト、藤井修一を熱演。ジャーナリストとしての正義感と、事件を知るにつれて生まれる狂気の二面性を見事に表現し、演技力の高さが評判を呼んだ。

凶悪

土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014)

土竜の唄 潜入捜査官REIJI

高橋のぼるの同名人気コミックを、三池隆史監督×宮藤官九郎脚本のタッグで実写映画化。正義感は強いが問題ばかり起こしている交番勤務の巡査が、「モグラ」と呼ばれる潜入捜査官に突然任命され、犯罪組織との抗争に巻き込まれていくさまを描いたアクションコメディ。

山田孝之は、主人公の菊川玲二(生田斗真)が潜入する犯罪組織傘下、阿湖義組若頭補佐の月原旬を演じた。冷徹で不気味な役どころと、髪から眉毛まで金色というこだわり抜いたビジュアルが相まって、作品の大きなスパイスとなった。

土竜の唄 潜入捜査官REIJI

新宿スワン』(2015)

新宿スワン

和久井健の同名人気コミックを、『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』などの園子温監督が実写映画化。新宿の歌舞伎町を舞台に、スカウトマンたちの熾烈な争いと人間模様を描く。

山田孝之が演じたのは、新宿で頭角を現すスカウトマン・南秀吉。新人スカウトマンの白鳥龍彦(綾野剛)の会社とはライバル関係にあり、過去の因縁から龍彦に異様な復讐心を燃やす。野心家で狡猾なスカウトマンを演じ切り、存在感を放った。

新宿スワン

何者』(2016)

何者

朝井リョウの直木賞受賞作を、『愛の渦』『娼年』などの三浦大輔監督が実写映画化。就職活動に励む大学生たちの思いが交錯し、SNSでの心情吐露や一種のマウンティングも相まって人間関係が変化していく。「自分は何者なのか」を模索するさまを描いた青春群像劇。主要キャストに佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生ら若手俳優らが名を連ね、話題となった。

山田孝之が演じたのは、二宮拓人(佐藤健)と交流があるサワ先輩。飄々としており掴みどころがないキャラクターである一方、観察眼に優れており、SNSではなくリアルな人間の本質を投げかける姿が印象的。

何者

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

シリーズ累計発行部数1億部を超え、日本のみならず世界に多くのファンを持つ荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを実写映画化。原作の第4部を描き、三池崇史がメガホンをとった。「スタンド」と呼ばれる特殊能力を操る者たちの闘いと、出会いや友情、家族愛などの人間模様を描く。

山田孝之が演じたのは、スタンドを用いて残忍な殺人を繰り返す凶悪犯、片桐安十郎・通称アンジェロ。主人公の東方仗助・通称ジョジョ(山崎賢人)に犯行を邪魔されたことから復讐心を抱き、ジョジョを執拗に付け回す。冷血なシリアルキラーを演じきった。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

50回目のファーストキス』(2018)

50回目のファーストキス

アダム・サンドラーとドリュー・バリモア主演のハリウッド作品をリメイク。多数の作品で山田孝之と組んできた福田雄一が監督・脚本を務めた。事故の後遺症で一晩経つと前日の記憶を失う女性と、彼女に恋をして毎日アプローチを試みる男性との純愛を描いたラブストーリー。

山田孝之は、長澤まさみとともにダブル主演を務め、ハワイでツアーガイドをしながら天文学の研究をするプレイボーイ、弓削大輔を演じた。藤島瑠衣(長澤まさみ)に本気で一目惚れし、後遺症を知ってからもあの手この手でアタックを繰り返す。瑠衣を思うひたむきな姿を熱演し、涙を誘った。

50回目のファーストキス

【文/ココネコ】

(C)2018「ハード・コア」製作委員会、『全裸監督』は2019年8月8日(木)よりNetflixにて全世界独占配信、(C)2009高橋ヒロシ/「クローズZEROII」製作委員会、(C)2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会、(C)2009「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ、(C)2010「十三人の刺客」製作委員会、(C)2011 Kino Films. All Rights Reserved.、(C)2012 真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会、(C)2012「その夜の侍」製作委員会、(C)2013「凶悪」製作委員会、(C)2015「新宿スワン」製作委員会、(C)2016 映画「何者」製作委員会、(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社、(C)2018「50回目のファーストキス」製作委員会

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