ディカプリオ、オスカー受賞後初来日!『レヴェナント』は「映画史に残る芸術作品」

2016.03.23
記者会見・プレミア

Filmarks編集部

フィルマーくま

レオ01

本日3月23日、『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)の来日記者会見がリッツ・カールトン東京で開催され、主演のレオナルド・ディカプリオが登壇しました。

 『レヴェナント:蘇えりし者』は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続き、2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督を務め、苛酷な自然環境と戦いながら生き延びようとするハンターのヒュー・グラスをレオナルド・ディカプリオが演じています。

これまで5回のノミネートを受け、本作にて念願の主演男優賞受賞となったレオナルド・ディカプリオ。オスカー受賞後初めてとなる会見には、テレビ、スチールカメラ、記者などをはじめ総勢約500人の報道関係者が詰めかけました。

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司会者や報道陣からのオスカー受賞祝福の声には「アリガトウ」と日本語で答え「これまでプライベートも含め何度も日本に来ているけど、戻ってこれてうれしい。桜のシーズンは初めてなので楽しみ」と今回の来日での楽しみを語りました。

オスカーを獲得できた一番の要因について「自分では分析するのは難しいけど、この映画に参加できたこと自体が特別な体験。これだけ多くの人々にとって、その世界観に深く踏み込める作品はそんなにない。映画史に永遠に残る芸術作品になった」と答えました。

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オスカー獲得後、何か変わったか?について聞かれると「まだ数週間前の出来事だから、自分の生活が変わったのかまだわからないけれど、自分としては変わらないことを望んでいる。賞をもらうのが目的ではなく、自分がもともと持っていた夢を追求して、最高の映画を作ることこそが僕の望み」と真摯な思いを語りました。

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また、もともと本作のイニャリトゥ監督の大ファンだったと語り「今回はまず脚本を読んで惹かれた。イニャリトゥ監督の撮影方法はとても独創的で、映画を作っているというよりも、“壮大な旅に出た”という感じ。自然光のみで全てを撮影する、という手法をとり、8時間リハーサルをして、そのうち1時間半だけ撮影する。まるで演劇の舞台のようだった」と撮影風景を振り返りました。

グラスを裏切るジョン・フィッツジェラルドを演じたトム・ハーディについて聞かれると「『インセプション』で共演したときからの友人で、あの年代の俳優たちの中では最高だと思っている。トムが演じたフィッツジェラルドと僕が演じたグラスは、一枚のコインの表裏のようなもので、全員が必死に生き延びようと強い意志を持っている点では共通している部分もあるんだ。また彼と一緒に仕事をしたいと思うよ」と語りました。

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また、「実際にサバイバル生活をしなければいけなくなったとき、3つ選べるとしたら何を持っていく?」という質問に対して、「まずは電話かな(笑)。それから、充電用のソーラーパネル。あとは火を起こすための防水仕様のライター。過酷な撮影現場で、当時の未開のアメリカでサバイバルするということが、本当に大変だったと身に染みてわかった。人類は環境に順応すると言うけど、自分には耐えられないんじゃないかな」と苦笑し、「オスカー像は持って行かないんですか?」と聞かれると、「あれは家に置いておくよ」と答え、会場は笑いの渦に包まれました。

「レヴェナント:蘇えりし者」は4月22日より東京・TOHOシネマズ 日劇ほか全国でロードショー。

(C)Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

(取材・文 / 辻千晶 撮影 / 鸙野茜)

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    きろく
  • ユウポン
    4.0
    大きなスクリーンで観たくなる、全てのシーンが美しい。 水の流れる音、木の軋む音、吹雪の音。音響も臨場感がありリアリティを増す。 グロい所も過酷なサバイバルを表現する上で意味のある美! レオ様熱演半端ない。怒り、緊張感ヒシヒシと伝わる。 敵であろうインディアンと主人公が降ってくる雪を楽しそうに舐めるシーンが本当に好き。この映画の中で唯一ほっこりする場面でもあり、人は分かり合えると教えてくれる場面。 台詞が少ないのに、長い映画、ただその長さをあまり感じさせないくら美しい魅せる映像がこの映画にはある。
  • よしき
    3.5
    グリズリーに襲われるシーン。映画ですので多少はオーバーに演出していると思いますが、あれだけ重傷でも生きられるとは。人間は頑丈だなー。 とにかく過酷なロケだったことが感じられる作品でした。レオ様はもちろん、他の俳優陣、スタッフ、関わった人全員の執念を感じました。 生魚やバイソンの生肉をそのまま食べたり、暖をとるための馬のくだりとか。流石に馬のシーンは作り物だったみたいですが、生で食べるシーンや川に流されるシーンは実際に行ったようです。俳優の本気というのを目の当たりにしました。 度々挟んでくる風景のワンカットが美しすぎて、それだけでも観る価値があります。 ウィル・ポールター、いつも不憫なキャラだな。笑
  • YuichiSugimoto
    2.7
    桁違いの映像美には惚れ惚れしますが、不勉強なせいか、ちょっと退屈に感じてしまい3時間弱は長かった…
  • Rie
    2.0
    WOWOWで録画後鑑賞。 ホラー? 怖いし暗いしで、途中早送り。 ディカプリオがオスカー受賞したのはめでたいけど。 かなり好みは分かれるでしょう。
  • Haruna
    -
    記録
  • Vokoi
    1.0
    ひたすらに暗い映画だった。
  • ちか
    -
    大分前に
  • Yasuo
    3.8
    そりゃそろそろレオ様に男優賞あげるわな。くらい、鬼気迫る演技だ。熊が怖い。ベスト熊怖い映画。寒い。映画通じてずっと寒い。自然が雄大。ディカプリオ、自然、熊、の映画。
  • あきすけ
    3.9
    記録
  • ゆーーーた
    4.0
    息と血のかかる距離からのカメラワーク あまり見たことのない映像だった。 自身が最も大切にするものを奪われ、満身創痍となりながらも復讐に身を焦がす父親の姿は迫るものがあった。 デート、晩酌、家族でワイワイには向きません。
  • moyu
    3.6
    ディカプリオー!
  • Ryu
    1.1
    デカプリオおめでとー
  • Na02o01to
    4.3
    記録
  • sasaco
    3.7
    ✏️
  • shii
    4.0
    山怖い クマ怖い
  • カイト
    3.6
    息子を殺された男の壮絶な復讐劇。 一人のシーンが多かったのでセリフは少なめだったが、ディカプリオの演技は素晴らしかった。執念がとにかく凄まじい。執念につぐ執念。 大自然の雄大な映像美も◎ ディカプリオはこの作品で悲願のオスカー獲得☆ 本編はもう少し短ければもっと良かったかも。。
  • バスターロイド
    5.0
    好きだ こらこら、無茶さすなぁ 馬のシーン好き
  • だーしよ
    3.5
    大自然の中では人間はちっぽけな存在なんだなぁと感じる場面が多い映画だった。ディカプリオの演技は鬼気迫るものがあり、この映画の世界に深く引き込まれた。 またこの映画は、常に昔の人間が大自然の中で生きる生活が多く描かれているためか、サバイバルに目覚めそうになった。
  • ひろし
    4.0
    アメリカ開拓時代の美しい自然の厳しさや原住民の部族やフランスとの争いなど背景がよく伝わって素晴らしい映画だった。ディカプリオは台詞が少ないけど賞に値するいい演技だった。イニャリトゥ監督は素晴らしいね。
  • 力強い蟹
    5.0
    常に死が漂う
  • mogiplanet
    3.9
    レオナルド氏の受賞作、いよいよと言うかようやくと言うか辿り着くまでのここ数作は本当に演技の幅や凄味が増してきていて感心してしまう。彼の父親役はどうも家族が不幸でそんな印象なのだけど、怒り悲しみ丸出しで良かった。トムハーディってどんな役もこなせるなあとそこも再確認。
  • OS
    4.0
    記録
  • 寄道世之介
    4.5
    映像が凄い。凄すぎてよく分からなくなる。熊とのシーンとか圧倒的。 相手役のトムバーディ、マッドマックスの人とは気付かないくらい映画の中に溶け込んでいた。 その点ディカプリオは有名過ぎて熱演しても観てる方はディカプリオとして認識してしまった。
  • chihal
    4.0
    復讐に燃えるってまさにこういう姿かな。本当に体の中で何かが燃えていて、その熱で傷が癒えて、手足を動かして、いつかは燃え尽きてしまうと分かっていても全身で生きることにしがみついている。 次から次へと何かが起こって、もうやめてーって思うけども、ついつい息をするのも忘れて観てしまいました。 ひげもじゃで泥まみれでしわがれた声しか出なくてもレオ様の青い目が美しかった。
  • s
    3.7
    森が神秘的
  • momo
    3.8
    ディカプリオの迫真の演技に息を呑むこと間違いなしな作品。 壮大な大自然の中でのサバイバルが本当にリアルで見応えある。 クマに襲われるシーンはトラウマレベルに怖い。 個人的にはディカプリオよりトムハを褒め称えたいほど、トムハ演じるフィッツジェラルドの役どころのインパクトといい、ハマり具合といい、全てがとても良かった。ますますトムハが好きになれた作品。 深紅の血と純白な雪のコントラストが映えていて映像的にも綺麗だと感じた。
  • スー
    3.0
    ディカプリオがやっと受賞したので観たけど、正直この映画でか...思った。作品はすごいけど、髭と血と熊のよだれまみれでなかなかキツい。あんまりタイプではない。
  • orangejam1102
    4.0
    かなり血生臭いシーンが多いので、苦手な人にはお勧めしないが、過酷な撮影には創り手の拘りが感じとれる。
「レヴェナント:蘇えりし者」
のレビュー(23248件)