ブロードウェイからの来日公演も!雨で憂鬱な日はミュージカル⇔映画で元気を出そう!

2016.06.27
まとめ

映画は三度のメシの次に好き

もい

日本時間6月13日(月)米国にて第70回トニー賞が開催されました。トニー賞はミュージカル・演劇界のアカデミー賞で、ニューヨークブロードウェイで上演されている作品を対象に名誉ある賞が与えられます。

ブロードウェイでは年々新しい作品が増える中、何年もの間ロングラン上演されている伝説的作品もあります。一度は本場ニューヨークへ行ってその迫力を目の前で確かめたいですよね。でもなかなか気軽には行くことができません。

そこで、今回はミュージカルから映画化されたもの、映画からミュージカルになったもの中から、この梅雨の時期でもお家で楽しめるDVD・Blu-ray 3作品ご紹介します。

実話を元にした作品『キンキーブーツ』

2005年に公開されたキンキーブーツは、ブラック・スキャンダルジョエル・エドガートンそれでも夜は明けるキウェテル・イジョフォーという今では贅沢なキャスティングのコメディ映画です。

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あらすじ

イギリスの田舎町にある紳士靴工場 プライス社を急遽父親から継ぐことになったチャーリー・プライス。たくさんの従業員を抱えながら、靴の製造を続ける決心をする。しかしある日、父親もひた隠しにしていた事実を知ってしまう。それは、工場が財政困難に陥っていることだった。従業員の解雇という辛い決断を迫られる中、チャーリーはドラァグ・クイーンローラに出会い、商品の路線変更を思いつく。果たして工場を存続の危機から救えるのか!?

みどころ

この作品はイギリスのノーサンプトンシャーにある実在の靴工場、W.J. Brookes社がモデルとなっています。キウェテル(ローラ役)歌声ドレス姿は美しく、さらに撮影には本物のドラァグ・クイーンも加わり、懐かしいナンバーと共にこちらもついつい踊り出してしまいそうです。又、工場のシーンではリアルさを出すために、実際の靴製造工場職人が技術を披露しているので、普段見ることのできない靴の製造過程を知ることができます。

公開後、ミュージカル化の企画が進み、2012年にはシカゴで、2013年ブロードウェイで上演されました。脚本「ニュージーズ」ハーヴェイ・ファイアスタイン演出・振付ヘアスプレー」ジェリー・ミッチェル、そしてミュージカルナンバーは、なんとシンディ・ローパーが全曲書き下ろし、その年のトニー賞では作品賞オリジナル楽曲賞などに輝いています。

音楽以外にも工場を想像させるベルトコンベアを使った舞台装置など、映画からより迫力を増したミュージカルは圧巻です。

ミュージカル界に革命を起こした『レント』

次にご紹介したいのが、ミュージカル作品「レント」です。1996年 オフブロードウェイでの初演後、わずか2ヶ月程でブロードウェイに進出し、その後12年にも及ぶロングランを達成しました。そして、2005年にはハリー・ポッターと賢者の石クリス・コロンバス監督で映画化されました。

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あらすじ

廃ビルが並ぶニューヨークのイースト・ヴィレッジ。ここは路上生活者や不法居住者で溢れていた。そこに住むシンガーソングライターのロジャー、映像作家を目指すマークは、夢を追い求めながらも、現実の厳しさに直面していた。

そんな中、富裕層のオーナーたちは凍えるような寒さのクリスマスイブでも、立ち退きを迫る。さらに強盗やエイズ、ドラッグの蔓延によって、才能ある若者たちの命が失われていった。

愛する者との別れやすれ違いに傷つきながら、1日を必死に生き、自分の才能を様々な形で表現しようと葛藤する姿を多ジャンルの音楽に乗せて描かれている。

みどころ

ミュージカルの初演から年数が経っていたにも関わらず、オリジナルキャストの起用を実現し、月日を感じさせない歌声やダンスを披露しています。ミュージカルファンの間ではとても有名な話ですが、「レント」の生みの親であるジョナサン・ラーソンは、オペラ「ラ・ボエーム」をベースとして現代社会へ舞台を置き換え、膨大な量の脚本・作曲・作詞を行いました。

彼もまた、ニューヨークのボロアパートから始まり、ダイナーでウェイターのアルバイトをしながら、作曲家として成功することを夢見ていました。「レント」では何度も演出家とぶつかりながらも、長い月日をかけて作り上げ、いよいよ公演を数時間後に控えた1996年1月25日、ジョナサンは35歳という若さで帰らぬ人に。

ジョナサンの死後、トニー賞をはじめとした各賞を総ナメにし、さらにはピューリッツァー賞を受賞するなど、大きな話題となりました。多くの若者の共感を得て、今でも国内外で上演され続けています。

『ドリーム・ガールズ』

1981年にブロードウェイで上演されトニー賞を受賞したミュージカル「ドリームガールズ」は、歌手や女優で活躍するビヨンセジェニファー・ハドソンジェイミー・フォックスら出演で2006年に映画化されました。

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あらすじ

シカゴの女性ボーカルグループ・ドリーメッツは歌手として成功することを夢見ていた。中古車販売業の他、シンガー・ジミーのプロデューサーをしていたカーティスの目に止まり、ジミーのバックコーラスとしてドリーメッツを雇う。

ドリーメッツは下積みを続けながらも、リードシンガーエフィの歌声とその兄弟が作曲した楽曲は、黒人系ラジオ局のR&Bランキングに入りたちまちヒットすることに。カーティスはレーベルを作り、白人系のラジオ局にも売り込もうとするが楽曲を盗まれてしまう。また、カーティスはリードボーカルをディーナにすると言い出す。そのことがきっかけで、彼女たちの友情と人生は狂い始めていく…。

実在の女性ボーカルグループ・スプリームスをモデルとした作品です。

みどころ

映画の中では、ビヨンセはもちろんのこと、エフィ役ジェニファー・ハドソンの力強いパフォーマンスは息を飲む素晴らしさです。ジェニファーは米国のオーディション番組アメリカン・アイドルに参加し、優勝はしなかったものの、『ドリームガールズ』のオーディションではその才能を発揮し見事大役に選ばれました。

そしてアカデミー賞では助演女優賞に輝いています。映画だけでなく、豪華スターの歌うサウンドトラックも全米ビルボードチャート1位を記録するなど大ヒットとなりました。

ブロードウェイからの来日公演が予定!

ここではまだまだご紹介しきれないほど、ミュージカル映画はたくさんあります。雨が続いて気分が落ち込み気味の方は、ミュージカルを観ればノリノリになるはずです! ぜひ、お気に入りの作品をチェックしてみてくださいね。

また、最近ではなんとここ日本でも、ブロードウェイミュージカルの来日公演が続々決定しています! なかなか観ることができない本場の歌声、ダンス、雰囲気を間近で体感できるチャンスです。チケット販売はすでに始まっていますので、ご興味がある方は今すぐ各公式サイトをご確認ください!

『キンキーブーツ』 ※来日公演の他、日本版キャストによる公演も予定されています。

『レント』 ※サイト内で音楽が流れますので、ご注意ください。

※『ドリームガールズ』の来日公演は2016年6月26日をもって終了しています。

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