『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』に備えろ!ウシジマくん最終章への道を振り返る

2016.09.24
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9月22日にウシジマくんシリーズ3回目の映画化となる『闇金ウシジマくん Part3』が公開されました。

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(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会

華やかなポスターとは裏腹に作品内で描かれるのは『』を中心に渦巻く「欲望」と「裏切り」の連鎖と、どん底に落ちた人間が見せる最後の意地。

今回は10月に公開を控えたウシジマくんシリーズ最終章『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の鑑賞に向けて、今までのシリーズをおさらいしてみたいと思います。

ドラマシリーズのみどころ

闇金ウシジマくん』はビッグコミックスピリッツで連載中の真鍋昌平による漫画。主人公ウシジマが経営する「カウカウファイナンス」に関わることになった人間たちの転落や再生を、題材となる人物ごとに「○○くん編」と区切り連載を続けています。

そして、その実写化となるドラマ・映画では原作から複数の「○○くん編」のエピソードを抽出。同時に進行させることによって、債務者が迎えることになる終盤の絶望と希望をより際立たせています。

強烈なインパクトを与えるシーズン3

ドラマ版は計3シーズン放映されましたが、中でも圧倒的なインパクトを視聴者に与えたのは原作の「洗脳くん編」のエピソードを踏襲したシーズン3。

冴えない男と付き合う普通のOLのまゆみが、通り雨に降られ雨宿りをしている最中に出会った男、神堂大道。物腰柔らかな神堂との出会いがまゆみの家庭を狂わせ、破滅へと導いていく……。

自分で手を下さず、他人を言葉巧みに洗脳し犯罪を犯させる。実在した事件をもとに作られた「洗脳くん編」は、"借金を抱える要因が薄かった人間が、他人の悪意によってどん底まで落ちてしまう"というシリーズの中でも特異な内容です。

ある意味で誰にでも訪れかねない恐怖が描かれている、見たくないのに見てしまう恐ろしい回になっています。

映画版ウシジマくんの特徴

ドラマ版では様々な理由でカウカウファイナンス及びウシジマくんこと丑嶋馨に関わることになった人たちが描かれましたが、映画版では積極的にカウカウファイナンスに攻撃を仕掛ける人間たちが描かれているのが特徴です。

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1作目『闇金ウシジマくん』では林遣都演じるイベント系サークルで成り上がることを目標とする小川純が、今までありそうでなかった刑事告訴という方法でウシジマを追い詰め、

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(C)2014 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会

2作目『闇金ウシジマくん Part2』では中尾明慶演じる暴走族のヘッドと菅田将暉演じるヤンキーの2人組が、より直接的な方法でカウカウファイナンスを追い詰めます。

そして来月公開の『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』では『バトル・ロワイアル』や『セーラー服と機関銃 -卒業-』などで強烈な悪役を演じた安藤政信が、これまでにないほどの悪意を持ってウシジマたちを襲います。

ウシジマは悪なのか

最終章を目前にして筆者がぜひ今一度考えて欲しいと思うのは、「丑嶋馨は悪人なのか」ということです。

利息すら返せない債務者に対し苛烈な制裁を加えたうえで、債務者の親族にいたるまで徹底的な取り立てを行う。意図して自分たちを攻撃してきた相手の場合には、顔色すら変えずに殺人を行う、社会的にも法的にも明らかに「悪」なウシジマ。

しかし彼は意外にも自分の置かれた最悪の状況と向き合う心構えを見せる債務者に対しては制裁を行わず、寛容な態度を見せます。

闇金ウシジマくん Season2』では社会に溶け込めず、堕落したはずの宇津井が見せた家族を守ろうとする意地に対し、利息を無くした返済プランを男同士の約束として取り決めたり、金のためや成り行きとはいえ命の危機に瀕した人間を救うシーンも随所にあります。

実写版の『闇金ウシジマくん』ではこういったウシジマの見方によっては「善」とも取れる行動や、考え方が特にピックアップされているように感じます。

最終章のキーポイントはウシジマの内面

これまで語られることのなかった「丑嶋馨」という人間の内面。最終章では綾野剛演じる戌亥ややべきょうすけ演じる柄崎以外のウシジマの同級生が登場しウシジマの過去が明かされます。

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(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」製作委員会

同級生との再会、遥か過去から続く因縁の戦いの決着、そして最後にウシジマは何を思うのか。原作でもトップクラスの人気を誇る「ヤミ金くん編」。

ウシジマの人間性が垣間見えるであろう今作は、実写版を締めくくるにふさわしい作品として今から期待値はマックスです!

最終章の前にまずはPart3を劇場で

(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会
(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」製作委員会

派遣労働者の身から一発逆転、一獲千金を狙う青年と妻帯者でありながらキャバ嬢を口説き落とそうとするサラリーマン。煌びやかな世界での大穴を狙う、どん底に足を突っ込んだ2人の男は、果たして成功することができるのか。

今回は出番が少ないながらも圧倒的な存在感を放つウシジマと、オリエンタルラジオの藤森慎吾が演じる加茂の演技がはまり役で、マネーゲームとしての面白さはシリーズ随一の出来と言えます。

『闇金ウシジマくん Season3』から畳みかけるようにあらわれたこのウシジマ旋風を今からでも一緒に楽しみましょう!

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  • K丸
    3.5
    過去の回想の演技に違和感
  • はるのぼり
    -
    2017.3.20
  • kenta69
    2.5
    3の後なので全く期待せずに鑑賞しましたが、そこそこ楽しめました。 起承転結もあったので、ちゃんと一本の映画として成立していたし、ラストのウシジマくんの表情のシーンも、観る手に色々なことを考えさせる「間」がしっかり取られていて良かったです。 ただ個人的には、ドラマと映画の違いをもっと魅せて欲しかったと思いました。。 例えば折角AV女優をキャスティングしているであれば、TVじゃ出来ない様な際どい演出してみる・・・とか?(適当なこと言ってスミマセン) …これは、あくまで持論ですが、ドラマと違って映画は観たいと思った人がお金を払って観に行くモノです。 なので、特番感覚でドラマのパッケージをそのまま引き伸ばして映画にしちゃった様な作品は観る人に対して失礼だと自分は思います。 2016/10/25 TOHOシネマズ錦糸町
  • みっ
    4.2
    ファイナル… 兄弟がエグい。薫ちゃん大好き
  • mako
    4.0
    闇金ウシジマくんシリーズの最後です。  ドラマや映画がこれまでにあり、私はドラマのシーズン1、2は未見、3だけ途中まで観ました。映画はPart2、Part3を観ました。ドラマを観ていなくても分かりますが、映画のPart2は観ておいた方がいいかも。ちょっとですが、Part2の回想シーンが出てきます。 映画版だけでも観て、丑嶋(山田孝之)や柄崎(やべきょうすけ)、高田(崎本大海)、戌亥(綾野剛)の関係を知っておいた方がいいです。  ファイナルだけ観てもピンとこないので。  丑嶋が中学の時の話と現在が交差しながら話が進みます。中々、見応えがありました。  同級生の竹本(永山絢斗)との最後のシーンは涙がポロリ出てきました。  竹本の自分を犠牲にしてまで人を助けようとする優しさに、何故ここまでするのだろう、そこまでしなくてもいいのにと思いながら観ていました。  でも、竹本の想いが一人の行動を変えた時に、竹本の想いが伝わったんだと心が温かくなりました。  相変わらず丑嶋の冷静さはありましたが、竹本との思い出を思い出した時、丑嶋の心がちょっと揺れた感じがしました。それでも丑嶋は何事もなかったように去ったのが一番印象に残りました。山田孝之の代表作になったと思います。  丑嶋の中学時代を演じた子は上手かったです。  エンドロールが終わった後に注釈が書いてあるので、そこまで観てほしいです。  ※2016年当時の感想
「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」
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