史上最強のファンタジー再び!『ファンタスティック・ビースト』の見どころを徹底解剖

2016.11.08
洋画

映画と音楽は人生の主成分

みやしゅん

いよいよ、11月23日に史上最強のファンタジー大作「ハリー・ポッター」シリーズの最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開となります!

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

本作は「ハリー・ポッター(以下、ハリポタと表記)」シリーズのスピンオフ作として、昨年、正式に公開発表がなされた超話題作。世界中が公開を待ち望んでいた、と言っても過言ではありません。しかしながら、日々の忙しさに追われて、詳しいことは知らないまま、公開直前になってしまった方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたのために、今回はこれまでの情報や、鑑賞前に是非チェックして欲しい情報を、まとめてお届け致します!もちろん「ハリポタって実は観たことがない…」という方も『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(以下、ファンタビと表記)』を楽しむことが出来る素敵な情報をお届け致します!

なお、ファンタビの超・基本的な情報は「ルーモス・マキシマ!『ハリー・ポッター』シリーズ最新作、最新映像がついに解禁!という記事で紹介していますので、ここでは割愛させて頂きます。

史上最強のファンタジー、新シリーズの幕開け!

映画の中には、誰もが観たことのある“名作”と呼ばれる作品が数多く存在します。ハリポタシリーズも間違いなくその1つだと思う方も多いと思いますが、意外なことに「実はハリポタを観たことがない」と言う方も大勢います。 

「実はハリポタを観たことがない」と言う方の中には、ファンタジーというジャンルが苦手な方もいれば、純粋にブームにのるタイミングを逃してしまった方もいることでしょう。ですが、ファンだけでなく、ハリポタを知らない…もっと言えば誰もが楽しめるのが、最新作の“ファンタビ”なのです! 

さて、ファンタビについて話す前に、少しだけハリポタシリーズについてふれておきましょう。 

ファンタジー作には、不釣り合い?重厚すぎるテーマとは?

ハリポタと言えば、原作全7巻、映画全8部作の超大作です。ですが、意外にもファンの間でも、その壮大な物語のテーマをしっかりと理解している人は、そう多くはありません。

様々なメディアで取り上げられている話ではありますが、原作者 J.K. ローリングは、ハリポタシリーズのテーマは“死”であると語っています。一見すると、子供向けのファンタジーというジャンルには不釣り合いとも感じるこのテーマ…では、なぜ彼女はテーマを"死"にしたのでしょうか?

ファンタスティックビースト シーン1

ファンタジーと言えば、不思議な世界で、不思議な人々や生き物と出逢い、主人公が何かしらの教訓を得て現実世界に戻ってくる…というのが大道だと思います。「ナルニア国物語」シリーズなどが、その主たるものでしょう。そう、こうした作品のイメージが定着しているため、テーマが“死“と聞くと私たちは勝手に不釣り合いだと感じてしまうのです。

しかしながら、テーマに"死"を選んではいけないルールはあるのでしょうか?

言うまでもありませんが、彼女は何も考えずにテーマを設定した訳ではありません。彼女は“死”と向き合う中で“生”と向き合うことの大切さを、ファンタジーを通して伝えようとしたのです。どの作品のテーマよりも深い前シリーズ…最新作でもきっと、どの作品よりも研ぎ澄まされたテーマが描かれるはずです。

子供騙しとは言わせない!大人も楽しめる新たな舞台とは?

ハリポタシリーズには、子供だけでなく大人にとっても大切にすべきテーマや、著者の想いが込められていました。しかし、これだけでは大人も楽しめる理由としては不十分です。第一、ファンタジーというジャンルが苦手な方は、テーマが何であれまだ興味がそそられていないと思います。

おそらく、ファンタジーが苦手な方の中には、その得意な舞台や設定に抵抗を感じる方が少なからずいることでしょう。多くのファンタジー作品では、現実世界から何らかの方法で異なる世界へと足を踏み入れてしまう…という誰が始めたか分からない定番の流れ、いわばセオリーがあります。もちろん、ハリポタシリーズでも"9と3/4番線"をはじめ、様々な場面でこれは当てはまります。 

ファンタスティックビースト シーン2

しかし、今回のファンタビでは、これまで魔法界を主体に描かれてきたハリポタシリーズから180度方向転換しています。そう、舞台は人間界…私たちの身近な世界が舞台となるのです。しかも、主人公の仲間にも"人間"が加わることで、感情移入のしやすさもさらに増すことでしょう。

また、今回はハリポタシリーズから約70年前の物語。前シリーズから時代を遡った形の作品になるため、ハリポタを知らない方でも楽しめるものになっています。ちなみに、ハリポタシリーズを知っている方は、ハリーの子供たちを描いた「ハリー・ポッターと呪いの子」も11月11日に、発売になりますのでチェックしてみてください。

ここまで、長々と話してきましたが、本作が誰もが楽しめるのはなぜか…いよいよ、その核心に迫りたいと思います。

想像できない!初の映画先行のファンタビシリーズ。

ファンタビは誰もが楽しめる…その最大の理由は、映画先行ということが関係しています。

ハリポタシリーズといえば、これまで、原作が先に発表され、それを追う形で映画化されてきました。しかし、今回はその真逆で、原作は未発表のまま、映画を先に公開するという初の試みがなされています。しかも、初めて脚本をJ.K.ローリングが担当するため、より濃密な世界観が期待できます。

ファンタスティックビースト シーン3

(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

ファンからすると、原作を読んで想像を膨らませる楽しみが奪われる感覚があるかもしれませんが、無知が未知を体験させてくれる楽しさは他に代えられないはずです。観客全員が同じスタート地点から作品と触れることが出来る…設定を含め、様々な試みによって、誰もが楽しめる作品としてファンタビは幕を開けるのです。

ファンタビを全力で楽しむ3つのポイント、教えます!

ハリポタシリーズが幕を降ろしてから、随分時間が経ちました。情報の発信方法も様々なものになり、最新作のファンタビに関しては、公開に合わせて様々な情報が、様々な場所で解禁されています。

ここでは、忙しくてチェックする時間がない皆さんのために、最新作のファンタビをもっともっと楽しめるように、公開前に発表されてきた重要な情報だけをピックアップしてお届け致します。鑑賞前に、今から紹介するものだけは、必ずチェックしてみてください!

ハリポタをもう一度振り返りたい方に!これを読め!

「ハリポタの前の話とは言え、やっぱりシリーズは振り返りたい」という方は多いと思います。ですが、現実的に考えて、かなり時間がかかる…そんな方のために、こんなものが発売されています。

Pen(ペン) 2016年 11/15 号 [ハリー・ポッター完全読本。] 

Pen(ペン) 2016年 11/15 号 [ハリー・ポッター完全読本。]

出典:Pen(ペン) 2016年 11/15 号 [ハリー・ポッター完全読本。] : Amazon.co.jp

永久保存版という謳い文句の通り、これは本当にファンなら買うべきものです。最新作の情報はもちろん、原作も含むハリポタシリーズの振り返りと、撮影秘話など盛り沢山…私も大ファンなので、思わず発売日に買ってしまいました。

J.K.ローリングのオリジナルストーリー!北アメリカの魔法界をチェック!

舞台がアメリカということもあり、魔法界も大きく異なります。ハリポタシリーズでは人間は「マグル」と呼ばれていましたが、ファンタビでは「ノーマジ」と呼ばれます。

そんなあれこれを事前に知っておくと、絶対に面白いはずです。そこで、長きに渡って発表されてきたのがJ.K.ローリングによるオリジナルストーリーの数々です。

ここでは北アメリカの魔法界に関することが、映像と共に紹介されています。これを観るだけで、わくわくするほど事細かに書かれているため、観に行く前き必ずチェックしておくことをオススメ致します!

鑑賞後は教科書で魔法生物をすぐにチェック!

さて、今回、物語の肝となるのが魔法動物たちです。今後の展開の中で重要となるその生態について、鑑賞したらすぐにチェックしておきましょう。そのためには、ハリーたちの落書きつきの教科書「幻の動物とその生息地」が必要になります。詳しくは前回の記事でご覧ください。

ファンタスティックビースト シーン4

ハリポタが公開された時に発売されたものなので、知らない方も多いこの教科書。しかし、この教科書の著者こそ、ファンタビの主人公ニュート・スキャマンダーです。彼の研究を覗いてみませんか?

気になる公開後の"あれこれ" 

ここまで様々な情報をお届けしてきましたが、公開後の"あれこれ"も気になりますよね?ちょっとだけ、お届けします。

気になる続編!これからどうなる?ファンタビの行方。

気になる続編ですが、実は全米での公開日が2018年11月16日と発表されており、内容は人間界と魔法界の対決だとか…。

ファンタスティックビースト シーン6

当初は3部作とされていましたが、脚本をつとめる J.K. ローリングは「とても収まりそうもない」ということで、5部作になる…と発表したそうです。現時点では正確な作品数はわかりませんが、今回もハリー・ポッターシリーズと同じく超大作になることは明らかです。

注目はUSJの対応力!?

ファンタビもシリーズものとして長期にわたって、様々な場所に影響を与えると考えられます。そこで最も注目しておきたいのが、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)です。

これまで、USJでは映画をモチーフに様々な工夫がなされてきました。最近では『ジュラシック・ワールド』の影響を受け、USJでは新アトラクション " フライング・ダイナソー " が登場し、パーク内でも様々なイベントが行われました。

そう考えると新アトラクションは難しいとしても、ファンタビに関する様々なイベントは少なくとも開催されることが予想できます。

ルーモス・マキシマ!これを読んだあなたは、魔法にすでにかかっている!

いかがでしたでしょうか?こうして映画に関するまとめを見てみると、やはり気分が高揚してきます。公開まで待ちきれませんね…!あれ…もしかすると、これも魔法かも?

(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

注目のファンタジー超大作、新シリーズ『ファンタスティック・ビースト』の幕開けは11月23日です!お見逃しなく!

公式サイト : http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/

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    子供の頃に夢中で読んだ『ハリー・ポッター』シリーズ。 それらが魅力的だったのは、自分の想像より遥かに広い世界がそこにあったからだと思っている。 魔法の杖、空飛ぶ箒、透明になれるマント…。 空想を現実に落とし込んだ、まさに「ファンタジー」。 とにかくワクワクする物語であることは世界中の人々が知るところだと思う。 大人になった今、様々な環境に触れることで視野が広がり、子供の頃よりは沢山のことを考えられるようになった。 登場人物の行動に疑問を抱くことや、時代背景に懸念を覚えること、現実世界との整合性。 「ファンタジー相手にお前は何を言ってるんだ」と思うかもしれないが、「こんなことはありえない」と、こびり付いた常識が純粋に物語を楽しむ″心″を少しばかり邪魔してくる。 そんな草臥れた大人(私)の″心″を、この映画は見事にかっさらって行ってくれた。 第1作目の感動に勝ることができないのは言ってしまえば当然のことで、すでに魔法がどういうものかというのを長年見てきた人たちにとっては、今作は衝撃と感動が薄いかもしれない。 しかし、『ハリー・ポッター』と同じ世界であるのと同時に、違う次元の話でもある。 このリンクの加減や距離感がちょうど良かったと感じた。 ストーリーに関しては、新シリーズの1作目と考えれば可もなく不可もなく、無難といった印象。 ただ、「魔法動物」という要素を大々的に出したことから「ファンタジー」に思う存分浸ることができたし、ドキドキワクワクという言葉では表せないような人間の″心の闇″や″社会の闇″のようなビターな一面も見られ、甘すぎない絶妙な味付けだったと思う。 『ハリー・ポッター』シリーズの原作には、明確なテーマが設定されており、物語中には普遍性のあるメタファーが散りばめられていると私は考える。 本作も、J・Kローリングの脚本作品である以上、そういった政治的なメッセージを読み取る楽しみがあった。 さて、今作のメッセージを一言で表現するなら「移民」だろう。 それは、「魔法生物」と、「マグル」(ノーマジ)と、そして「オブスキュラス」。 人間が得体のしれないものに対して抱く恐怖心や猜疑心は、J・Kローリングが『ハリーポッター』シリーズを通して描いてきたテーマの一つ。 それはほぼ毎学年でハリーが欠かさず抱く孤独感だったり、多くの人が名前を呼ぶことすらできない程の″例のあの人″に対する民衆が抱く恐怖だったりと、印象的な形で描かれている。 実社会でも、私たちは常に集団の中で自分がはみ出していないか、はみ出している奴はいないかと、神経を逆立てている。 でも、そうやって人と人との差異を取り上げて作った″仲間意識″は脆く、誰かを捨象する思想はきっと集団が最終的に一人になるまで続き、永遠と人の心を蝕んでいく。 つまるところ、魔法があろうがなかろうが、どれだけ″力″を持っていようが、人は自分の知識の外にあるものに恐怖を抱くものなのだ。 私は『ハリー・ポッター』も『ファンタスティック・ビースト』も好きである。 好きであるからこそ、今作が「J.K.ローリングの政治宗教プロパガンダ」と評されていることにも納得できてしまう。 作品が好きだからといって、作者の人格や政治信条まで好きにならなければいけない義理もないだろう。 また、作者が嫌いだからといって、作品まで全否定するような無駄な事もしたくない。 ただ少し作品にのめり込めなくなったり、苦笑いする事が増えたのも事実。 移民・難民の問題について具体的な解決策を示すことなく、ただ「多様性は素晴らしい」「寛容な社会は素晴らしい」という中身のない漠然とした理想論ばかりだから反吐がでるのだ。 いつからこんな擦れた大人になってしまったのだろう、と溜息が漏れる。 もちろん端から映画の「メッセージ性」を先取りしようと″作品″に対して斜めから映画を観たならば、わりとすぐに作者の意図を汲み取ってしまうかもしれない。 ただそういう観方は、彼らの魔法を観るにしても、映画を観るにしても、「無粋」というものだ。 勘ぐること自体は結構だと思うけれど、娯楽として真っ当に楽しみたいのであれば、きちんと真っ正面から観て、気持ちよく「アクシオ!」されることも大切だと思う。 と、自分に言い聞かせた。
  • はにぱん
    4.5
    ハリーポッター一作目を見た時のワクワク感
  • たか坊
    3.6
    ジョイコブがよかった
  • ひまり
    3.8
    ハリーポッターの初期の頃の明るさを感じられる映画で、自分的には話が進むほどに暗くなるハリーポッターよりみやすいと思いました。(まぁ、ハリーポッターあっての作品ではありますが)主人公も魅力的で続編が早く出てほしいと思います。魔法での瞬間移動や修復が臨場感、爽快感があってみてて終始気持ちよかったです。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
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