人生に迷った人に観て欲しい《熱い》映画が誕生!『太陽を掴め』インタビュー[前篇]

2016.12.29
インタビュー

Filmarks編集部

フィルマーくま

東京国際学生映画祭グランプリなど学生時代から数々の賞を受賞し、大林宣彦監督などにその才能を絶賛された俊英、中村祐太郎監督の劇場デビュー作となる『太陽を掴め』が12月24日(土)より公開中です。

都会に生きる現代の若者たちのヒリヒリした情熱を感じさせる渾身の一作。

公開直前に中村祐太郎監督と主演の3人、吉村界人さん、浅香航大さん、岸井ゆきのさんにインタビューし、映画の内容同様、熱い想いを語っていただきました。とても息の合った4人で現場でのチームワークの良さも伝わってきます。

太陽を掴め5

吉村界人との出会いから生まれた映画

ーまず中村監督にお聞きしますが、本作の構想のきっかけを教えてください。

中村祐太郎(中村監督):『雲の屑』という作品を以前作ったんですが、それが僕の卒業制作作品でした。それを上映する機会があって、その時に吉村(界人)くんがプライベートで観に来てくれて。それで打ち解け合って「映画一緒に作りたいね」という話になって、まず彼を起用して話を作りたいというところからこの映画の構想が始まりました。

太陽を掴め2

主演3人は、自身が演じるキャラクターをどう見たか?

ー「太陽を掴め」は自主制作ですが、今日来てくださった主役の3名をはじめ、豪華なキャストを揃えています。それぞれのキャスティングの決め手はなんだったんでしょうか。

中村監督:タクマは頭は切れるんですが、どことなく可愛げがあって、愛について迷走するんです。そういう役に浅香(航大)くんの中性的な佇まいがピッタリだったんです。

ユミカは、どことなくほっとけない女の子というか、「あいつ俺がいなくちゃダメだよな」みたいに思える女の子。岸井(ゆきの)さんは芝居も上手いし、見た目の印象と役がハマりました

ー脚本を読んでみて、それぞれご自身の演じるキャラクターについてどう思われましたか。

岸井ゆきの(以下岸井):台本を読んで、自分とは違うタイプだったこともあり・・なかなか感情移入するのが難しいなぁって思っていました。でもユミカも自分自身のことをそんなに好きじゃなくて。そのことがだんだん分かってきて、すごくいい按配で演技ができた気がします。

太陽を掴め7

ー浅香さんはどうでしたか。

浅香航大(以下浅香):タクマは、ヤットみたいに真っ直ぐになれない自分に対してジレンマを感じているんです。長いものに巻かれるじゃないけど、そういったことは誰にもある葛藤だと思いますし、脚本を読んだときは彼に感情移入して胸が痛かったですね。

ヤットは、自分にはないものを持っているタクマに対して憧れを持っていると監督は言ってましたが、僕はタクマがヤットに対しての抱いている憧れの気持ちの方が強いと思いました。まっすぐ生きて、ライブやって格好良くて。その反面、タクマは、大人に取り入れながら上手く生きているが、それは何か違うと迷っている。タクマにしてみれば、自分ができないことをやっている憧れの対象がヤットなんです。

太陽を掴め8

ー吉村さんが演じられたヤットは、タクマをどう見てるのでしょうか。お互いがお互いに憧れあってるのに、ふたりはすれ違っているというのが切ないですね。

吉村:そうですね。僕はやっぱり、タクマは格好いいと思います。ヤットって滑稽じゃないですか。上手くいってない部分もいっぱいあって。でも彼の真っ直ぐで熱い想いをそのまま行動で現れている点が、他から見たら格好いいと思うのかもしれません。ただ自分の気持ちに真っ直ぐでいたいということが、実はみんなが求めるような理想なんですよね、きっと。

太陽を掴め6

ーヤットはご自身とは近いキャラクターですか。

吉村:近くないです。ヤットは、言いたいことは絶対言うみたいな男じゃないですか。僕は、普段あんなに喜怒哀楽を表に出したりできないし、もっと保守的ですよ。

ー監督はこのヤットってキャラクターを吉村さんをイメージして作ったんですよね。彼のどういうところを見てキャラを作っていったんですか。

中村監督:彼は、保守的って言いますが、出会ったときの吉村界人は、すごくヤットに見えました。自分に正直に生きている点や、素直な気持ちで仲間と対峙しているところなども、吉村くんを見ているように思えます。今は、いい意味で落ち着きが出てきたと思いますけど。

ヤットとタクマには恋人よりも強い絆がある?

ーヤットとタクマって、友だちよりも恋人っぽく見える時がありました。そういう意図はなかったですか? タクマが中性的で、ヤットが男らしい設定からそう見えるのかもしれませんが。

吉村:恋人とは思ったことはないですね。(浅香さんに)ある? 恋人とか思ったこと。

浅香:いや恋人みたいには思わないけど、すごい仲良いとさ、ちょっと異性でもなくても嫉妬するじゃない。「連絡こねえ」「他の奴と遊んでるのか」とかさ。仲良くなると、相手のことを把握したくなるっていうのはあると思う。

中村監督:そう、束縛したくなるんだよね。

浅香:タクマとヤットはそれに近い感覚は多分あったと思います。お互いに対しての尊敬だったり、憧れが前提にあって、その上をいくような仲だったと言えるかもしれません。

ーただの友情じゃない感じだし、すごく不思議な三角関係ですよね。お互い認めあって、尊敬もあるし、三角関係のどの方向にも愛情はあるんですよね。

中村監督:今思ったんですけど、例えば、ヤットとユミカどちらも死んだら、タクマは、ヤットに対して涙を流すかもしれない。ユミカの死ももちろん悲しいけど、ヤットの死のほうがもっと悲しいんじゃないかな。逆にヤットもタクマとユミカが死んだとしたら、タクマの方に対して涙を流すかもしれない

ーユミカの立場が。(笑)

岸井:でも、分かる気がします。

浅香:じゃあユミカはどっちに涙するの?

吉村:タクマでしょ。

中村監督:いや、ユミカはこの2人が死んだら自分に対して泣くかもしれない。このひとりぼっちになってしまった自分自身に対して。

岸井:えーーーーー

中村監督:「なんでタクマもヤットも死んじゃうんだよ」と一人残された自分はかわいそうって、タクマの上着を着て、ヤットの曲を聴きながら泣いてそう。

(一同爆笑)

ー独占欲強いですね。(笑)岸井さんはどう思いますか。

岸井:今監督に言われたことが、何だか、しっくりきてしまう自分がいます。

サマースクールのような雰囲気の撮影現場

ーみなさんはいろんな映画やドラマに出演されていますが、今回自主制作映画ということで、いつもの撮影現場との違いはありましたか。

中村監督:学校みたいな感じって言ってなかった?

吉村:サマースクールみたいな。担任が中村監督で。必死というか…バタバタしてましたね(笑)。

中村監督:バタバタが好きなんですよね。頭がグルグル回転するのがすごく大好きで。

岸井:一生懸命助監督の方が上手くやろう、上手くやろうって回してくれて。

吉村:でもみんなも言いたいこと言っていて。何でもいい合える現場だったのかもしれません。

ー今回はプロのスタッフも多数参加されています。撮影監督の鈴木一博さん、録音の山本タカアキさんなど。実際にご一緒に仕事をされてみていかがでしたか。

中村監督:まだまだと感じていらっしゃった部分はたくさんあると思いますが、僕は純粋に楽しかったですね。僕は今までずっと自分でカメラも回して、ほとんど全部やっていたのもあり、手の届かないところを掻いてくれる大人をやっと見つけたという感じでした。

太陽を掴め1

人生に迷った人に見てほしい

ー最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

吉村:この映画に出てくる人たちは快楽にしがみついていないと生きていけない弱い人間の集まりです。でもそういう弱い人間を批判するというわけではなく、そういう人たちの支えになるような映画になったらとても嬉しいです。

岸井:いろんな世代の人が観ていろんなことを思ってくれたらいいなと思います。どんな年代にもこの映画の人たちみたいな思いを抱えている人はいると思うし。まっすぐなことって格好いいと思うから、そういう気持ちを思い出したり、やっぱりそれでいいんだって思ったりしてもらえたら嬉しいなと思います。

浅香:僕は大人の人にこそ観てほしいと思っています。タクマ的な目線になりますが、この映画を観て、自分自身に置き換えて胸が痛いとか何かを感じて、若い頃の、熱くて純粋だった気持ちとか思い出してくれたらとても嬉しいです。お金に目を眩むのでもなく、長いものに巻かれてばかりじゃなくて、自分に素直になろうと考えてくれたら嬉しいです。

中村監督:まっすぐに生きることは、悪いことではありません。この3人含め全キャストが自分の意見を曲げずに、向き合った成果が映画によって生み出されたと思います。「まっすぐ生きている人たちがすごく素敵なんだね」ということが伝わるといいと思います。人生に迷いがある人がこの映画を観て、自信を取り戻してくれたらと思います

本作『太陽を掴め』は、テアトル新宿、名古屋シネマスコーレほか全国順次公開中!

中村祐太郎監督独占インタビューは[後篇]へ。

■参照:人生に迷った人に観て欲しい《熱い》映画が誕生!『太陽を掴め』インタビュー[後篇]

(C)2016 UNDERDOG FILMS

(取材・文:杉本穂高、撮影:柏木雄介)

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • みか
    3.2
    みんなのイタさとか破滅とか観ていてしんどくなるんだけど、吉村界人やっぱいい 森優作のザ・カメレオンを讃えたい あと黒田監督は出ていること知らなかったけど、セリフの感じから一瞬で気づけた ストーリーは、ギュッとなっているようで散らばっているような印象
  • 2.5
    拗らせた青春にはクスリがつきものですね!!!岸井ゆきのはラリっても可愛い!!!!!タクマだけ救われてないよな。幼馴染が手を差し伸べてくれることを祈るのみ。
  • おた
    5.0
    あつい
  • こう
    3.8
    岸井ゆきのが見たかったんですが、近くではなかなか公開されず、大阪で一週間だけ公開されるという事で劇場へ。 中身はそこまで期待してなかったが、意外に面白く観れた! ちょっぴり大人になった男女の間違った青春ストーリー。 自分の行動と気持ちには責任を持って過ごさなきゃね!と考えさせられる。 友情出演の柳楽優弥がいかにも彼にぴったりな役ではまり役(笑) 岸井ゆきのは可愛いというよりは独特な雰囲気を持っててやっぱりいいな〜。 でも主演の吉村界人が演技や歌がわざとらしくて…作品の世界観はいいんだけど、あと一歩な感じ。
  • スタ
    2.7
    熱いんだけど、いまいち感情移入できない… 結局主人公の恋物語に収まってしまうし、音楽シーンもいまいち何を言ってるのか聴きづらかった(歌詞が大事なんだったらもうちょい聴きやすくしてほしい…)。 主人公はいろいろグズってるけど、じゃあ何がしたんだと。音楽が好きっていうのがそれほど伝わらない。いや、多分なくても生きていけると思う。そういうのが、あんまり好きじゃないんだよな… やっぱり、男子的目線で映画観てると、"自分"を貫く者に憧れてしまうんだけど、恋愛に収束すると面白くない。 恋愛から"時代"は作れない。不満があるから変えようとするんだろ。なんなら女にもフラれてぼろぼろになって終わっても良かったんじゃないかって思うくらい。 あと、好き嫌いの問題かもしれないけど、主人公の顔が好きになれなかった。ここまでバカ正直に突っ込んでこられると、引く。なんか薄い印象。 期待はずれだった。
  • DONKEY
    2.0
    スタッフ、役者陣は頑張っていたがシナリオ演出が、まずい。 監督が、いや吉村界人ふんするヤットが内気で非暴力的な人なためか。ここ一番で、怒らないといけないところで暴力をふるわない。手をのばさない。口だけの中学生みたいにぶつくさぼやくだけ。つらいことがあっても誰もいない公園でひとりダサい負け犬の遠吠えをしたり、自分を殴ったりと自傷にむかうだけ。 こんな手をのばさない人間に太陽はつかめないと思う。 かんじんな太陽もひどい。 マリファナってどーなん。ヒロインがマリファナ持ちあるくシーンが2度あり、劇中いつ事件に巻き込まれるんだと、わくわくして観ていたら結局何もおこらなかった。(ちょっとしたことはあったか) あんだけ見ててイライラする展開やから、きっとこれも演出で悲惨な目にあって物語が展開するんじゃないかと、思ったのに残念。 生き方がロックじゃない。 ただのクズ。 ジャニスのドキュメンタリーでもみるか体験して勉強するべき。 それが、無理ならもっといい人に書いてもらうべき。
  • てぃむは
    2.5
    吉村界人さん一見とんがって見えるのにとってもきれいな目をしてるのがすごくいいな〜〜と思いながらみてた。 あと歌い方が渋くてほんのり尾崎を感じた
  • hyak
    -
    んーー。何か惜しく感じた。よくある青春の瞬間なんだけどリアリティ薄め。でもいろんな意味でモゾモゾしたけど、そのモゾモゾが心地よい瞬間もあった。 ヤットのディテールは好き。夜寝る前に布団の中で小説読んでたり赤いサスペンダーを愛用してたり。愛すべきアホ面に花束をあげたい。あと岸井ゆきのちゃんと浅香航大の寸止めキス。
  • fuji
    2.5
    口が合ってなくアフレコなのがばればれ。。大麻はあんなにぶっ飛んだりしない。期待してた分残念
  • 竹内アラン
    -
    時代を作るのは、俺たちだ 想いは伝わった
  • 30
    2.9
    タートル今田さんのゲストトーク付き「太陽を掴め」鑑賞。 タートルさんの感想に共感しまくり。 「この映画、昔の日本映画の青春映画にありそうで古臭いよね」 「メインの3人が学生ならまだしも20代であの感じだからイラつかせるんだけど、そこが秀逸」など。 私も同じ20代だからこそ共感したり、いやいやみんな勝手で幼すぎだろ!と反論したくなったり… それくらい、引き込まれた映画!
  • たけぞう
    2.5
    あまり今っぽくないのと、思ったのと全然違ったのと、クズばかりってのとで微妙 メンヘラクソビッチ女すぎてヤットが救われなかったら不快な気持ちで映画館を出ているところでした。(汚い言葉で失礼しました) ハッピーエンドとは言えませんが、、笑 タクマって母親に愛されなかった為に、あんな人になっちゃったって位置付けだと思うけど、個人的には微塵も可哀想なやつとは感じなかった。笑 1番驚いたのは、映画館を出て帰路につこうとしたら、吉村界人さんとすれ違ったっていう急展開。私服なのか危ういけど、映画の衣装と同じような感じでした 笑
  • おかぼん
    3.2
    全体的にまだやれる感がすごいある気がした。 脚本は面白かったし吉村さんがハマり役なのかな、ヤット良かったです。しかしヤットを引き立たせるためとは分かっていても女性がみんなクソ女すぎる!笑 わたしは画あんまり好きではなかった。机の前に3人で座ってるシーンが特に。あとライブも、良いとこもあったけどもう少し魅力的に撮れたんじゃないかなと。 音声、2回くらいカット切り替わりかなんかでバスッて音がしたのと、あと2シーンくらい、サーッて音が入ってしまってるところがあった。あと曲もそんなに聴き良い感じではなかった… 編集もまだまだやれると思います。冒頭のすごい勢いの切り返しとか、あとタクマの部屋でヤットが寝てるシーンなんかのカットの繋ぎ方とか気になりました。 全部わたしが偉そうに言えることじゃないです。でも偉そうついでに最後にもう一個。これからに期待しています。
  • 3.1
    ヤットを愛してしまう映画。
  • ヒサアサヒ
    2.8
    うまく咀嚼出来ない内容だった。 嫌いにはなれない…若者の内にしか表せない勢いと若さが詰まった作品と言われれば、納得するような感じ。 最後のドリーミーワールドがよく分からなかった…荒々しいリアルで素直な感じから一転?面白かったけれども。あと、挿入の音楽が心地よくない所が度々あった 映像は好みでした。バンドのライヴシーンのライヴハウスの狭さが映像だけで伝わる、上手い… 好きなカット結構あった! なんといっても、森優作さんが素晴らしかった!引き込まれました…!それと、ヤットがタバコを手で潰すの好きだったなぁ p.s.トークショー面白かったです
  • keeko
    4.0
    雲の屑も、この作品も 中村監督が持つとてつもないエネルギーのマグマがキャストに憑依して ぐんぐんエネルギーを増し爆発し、 スクリーンから飛び出してくるような青春群像劇 尾崎豊さんの存在が脚本のルーツの一つにあることに納得 握手した界人くんの手は手汗をたくさんかいたのかしっとりそして少し冷たかった。 よほど緊張していたのだろう。 サポーター(支援者)?に斎藤工さんはじめ、松江監督、中川究矢さんのお名前も。
  • kyoko
    3.0
    最終日前日に滑り込み 青かった熱かった燃えた!
  • Yucaris
    -
    2017年劇場での一本目。 かっこいいなと気になっていた吉村界人くんが出ているので鑑賞。もう少し時間をかけて描いてほしいと思うところもあったけど、意外と身近に潜んでるかもしれない〝不〟が散りばめられていて、嫌な気持ちになった。※褒めてます ラッキーなことにトークショー付きの回で、帰り際、界人くん本人に声をかけることができた。自分のスタイルを貫いて頑張ってほしい。負けないでほしい。 あと、ちょっと恥ずかしくなっちゃうとこもあったけど、わたしはヤットみたいな人がすごくタイプです!
  • なかの
    3.1
    80年代かと思うような展開。 青さで恥ずかしくなる。 メッセージがあるわけではなく、足掻く、それだけの映画。 制作陣も20代中心で作るということで全力を使い果たしているのかも。
  • 佐々木
    2.3
    監督の女性観が良くも悪くも古くて青臭い。クスリとかロックも使い方も村上龍を思い出したけど実際は酒も飲めない真面目な奴なのがバレバレで痛い。次回は背伸びせず風俗嬢にほれる位で行ってください。撮影の鈴木一博は別次元で神がかっていて絵力は凄い。2017/1/17テアトル新宿。
  • soma
    2.0
    期待値ほど高くはなかったが 荒くれ感が見ていておもしろかった
  • 大宮司有
    -
    塗り替えるのは僕らの世代、感。
  • novillage
    3.5
    主人公役が良かった。現代ではちょっと見かけない不器用な昭和のロックスターみたいなキャラなのだが、彼の生活感や回りとの距離感が丁寧に描かれているので、不思議と違和感を感じる事はなく、彼の言動や葛藤がストレートに響く映画だった。
  • ema
    3.0
    吉村界人のための映画。 青くて胸糞悪い系だけど、怒りの熱量が振り切れてるところが良かった! 三浦萌との再会におどろき〜 付いてたトークショーが不意打ちの楽しさだった!
  • ao
    3.6
    もっと登場人物一人一人と向き合いたくなる作品。色々未完成で荒削りだからこそ、わからないところが多くてひきこまれていく。 上映後のトークショーでプロデューサーも言っていたけど、吉村界人のための映画。でもだからといって、みんなが吉村さんの引き立て役とはなっていないところがバランスいいなと思った。 ドラマ「この恋を思い出して〜」のワンシーンで吉村さんに一目惚れして、楽しみにしていた作品。感情を出す演技は思った通り彼らしくて個性的で好きだった。普通の演技をもっと磨いていただけたらなあと思う。 演技力はまあまあ良いけど色がない役者より、彼みたいに演技力は伸び代あるけど色がある役者の方が応援したくなる。この作品を経た、これからの彼に期待したい。 でも、あの押入れのシーンの必要さがわからない。それまで超現実世界で、だからこそドラッグに逃げていく若者とか、限られた社会の中で自分を保つ若者とか、そういう部分に共感できていたのに。なんでいきなり幻想?に入ってしまったのだろう。。彼ら2人の1番幸せなシーン(山)が欲しかったのですか?だったらあの海沿いで、色々と傷だらけの2人がぎゅーって抱き合って、それで十分じゃないですか?誰かおしえてくださいー 「あたりまえなんて、信じられない」みたいな台詞がなんだか心に残る。 あたりまえってなんだろう。 #2017 #8
  • 2.5
    共感できない(できるならばしたくない)ことがわりと後半まで延々繰り返されて、 ほんとにしんどかった。 押入れのシーンはなんか好きだったけど。 また、しばらくしたら見てみようかな。
  • Hikaru
    3.5
    誰しもが通る青春時代。 あの頃、確かに言葉にできない蟠りがあった。無気力に感じる自分。先が見えない不安でどこに感情をぶつけていいか分からず、それに怒りすら感じていた。 ヤットが中村監督に似ていたのも監督自身に蟠りがあったからに違いない。 ただ主人公以外、全員クスリで縛るのは登場人物それぞれの苦悩が薄れている。 タバコの火をもみ消すシーンはけっこう好きである。
  • アルパカメタル
    2.8
    脚本、演出がけっこー寒め。 タクマはただのクソヤローだし ユミカはメンヘラクソビッチじゃねーか。 勢いのある若手がメイン固めてるのに残念だったな、、、
  • Tengo
    4.6
    何かに満足してどこかで納得が できてる人達はみなくてもいいよ きっとわからないだろうから だけど どうしようもなくて それでも どうにかしたくて って思いが少しでもある人達には 必ず何か感じるものがある映画だと思う
「太陽を掴め」
のレビュー(265件)