2017年はSF映画に注目!~新作から待望の続編まで~

2017.01.29
まとめ

映画系文筆/映画館勤め/映画祭好き

大久保渉

昨年12月16日に公開されて以来、絶大な人気を集めている「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ大作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。1977年に公開された第一作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から数えて40年の時を経て尚、観客を魅了し続けるシリーズ作品となっている。

そんな「スター・ウォーズ」シリーズの最新作『スター・ウォーズ:ザ・ラスト・ジェダイ(原題)』が、2017年12月に公開予定である。

しかし、今年は「スター・ウォーズ」以外にも期待のSF映画が盛りだくさんであり、新作やリメイク、大ヒットを記録した作品の続編等の公開が多数控えている。

2017年はズバリ、SF映画大躍進の年になるかもしれない。

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム

main

(C) 2016 LIONSGATE ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

≪1月6日~全国公開中≫

ロサンゼルス・タイムズ誌が2012年に「今読むべきYA小説TOP10」に上げた「NERVE」を原作に、『ハンガー・ゲーム』の生みの親であるアリソン・シェアマーがプロデュースした一作。

「知らない人と5秒間キスをしろ」「街中で裸になれ」「バイク目隠しを したまま時速96キロ出せ」

指定された度胸試しをスマホで生配信しながらクリアすると「報奨金」と「アクセス数」がランキングされる多人数参加型ゲーム「ナーヴ」。視聴者数を最も集めた「挑戦者」2人が最終的に決戦へ進み、大金を手に入れることができるのだが、指令は徐々にエスカレートしていき……。インスタグラム・セレブやユーチューバー等、現代のネット社会の病理がスタイリッシュに描かれる。

臆病ながらも勢いで「ナーヴ」に挑戦し、変貌していく女子大生ヴィーを、ジュリア・ロバーツの姪っ子であり、子役時代からハリウッドで順調なキャリアを築くエマ・ロバーツが演じる。

■公式HP:http://www.start-nerve.jp/

『アサシン クリード』

あさたん

(C)2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.

≪3月3日~全国順次公開≫

「ユービーアイソフト」の人気ゲーム「アサシン クリード」を原案とした初の長編実写映画。ゲームは2008年にシリーズ第一作が発売され、現在までに本編が9作品、スピンオフが10作品以上と、世界中で絶大な人気を誇っている。

劇中では、オリジナルゲームの世界観と縦横無尽に繰り広げられるスピーディーなアクションが踏襲されつつ、新しい主人公とストーリーが展開されていく。

記憶をなくした死刑囚が遺伝子操作によってDNAに眠る記憶を呼び覚まされ、アサシン(暗殺者)として暗躍した祖先の記憶を追体験させられる。ルネサンス期におけるテンプル騎士団との因縁、“エデンの果実”をめぐる攻防、そして現在に引き継がれる歴史の闇が主人公に襲い来る。

驚異的な身体能力で街中を駆けめぐるアサシンを、『X-MEN:アポカリプス』のマイケル・ファスベンダーが演じる。共演に、グザビエ・ドランの新作『たかが世界の終わり』でも輝きを放つオスカー女優マリオン・コティヤール

■公式HP:http://www.foxmovies-jp.com/assassinscreed/

『パッセンジャー』

ぱっせんj-あ

≪3月24日~全国順次公開≫

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥム監督がメガホンをとり、『プロメテウス』のジョン・スペイツが脚本を手がけたSF超大作。

20××年――地球から120年の距離にある惑星に、およそ5千人にも及ぶ人達が新たな居住地を目指して移動する宇宙船内が舞台。長大な時間を冬眠ポッドで眠る乗客の中で、なぜか2人の男女だけが早く目覚めてしまった。到着予定よりも、90年も早く――。

再び眠りに就くことができない絶望的状況の中で、なんとか生きるのびる術を見つけようとする2人。やがてお互いを意識し合うようになるが、予期せぬ出来事が彼らの運命を狂わせていく。

世界にひとつのプレイブック』のオスカー女優ジェニファー・ローレンスと、『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラットが主演を務める。

■公式HP:http://www.passenger-movie.jp/

『GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル』

ごーすと

(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.

≪4月7日~全国順次公開≫

士郎正宗のSF漫画を原作とし、劇場版やテレビシリーズでアニメ化され、国内外で絶大な人気を誇ってきた「攻殻機動隊」シリーズをハリウッドで実写化された一作。

きどうたい

オリジナル作品の草薙素子に相当する主人公の少佐を『アベンジャーズ』のスカーレット・ヨハンソン、少佐の上司・荒巻を北野武が演じる。

その他、『ファニーゲーム U.S.A.』で特異な存在感を放ったマイケル・ピット、フランスを代表する名女優ジュリエット・ビノシュら、国際的に活躍する俳優陣が脇を固める。

本作のメガホンをとったルパート・サンダーズ監督(『スノーホワイト」』)は、自身の作品を「リメイクではなく、リイマジン(再考)」と語る。独創的な世界観、衣装、ガジェットをはじめ、オリジナル原作がどのように新しく創造されたのか、原作ファン達から大きな注目が集まっている。

■公式HP:http://ghostshell.jp/

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
(C) 2016 Marvel

≪5月23日~全国順次公開≫

2014年に第一作が公開されるやいなや大ヒットを記録したマーベル・コミックス原作のSFアドベンチャー大作。70年代を中心としたヒット曲の軽快なビートにのせて、およそヒーローとは言い難い宇宙のはみ出し者たちが銀河を救うため強大な敵に立ち向かう。

監督は前作に引き続き、『スーパー!』『スリザー』等でグロと笑いと感動を織り混ぜて特異な評価を得てきたジェームズ・ガンが務める。

メインキャストも前作同様に、リーダーで「スター・ロード」を自称するピーターをクリス・プラット、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラをゾーイ・サルダナが演じ、宇宙一凶暴な毒舌家のアライグマ“ロケット”や破壊王ドラッグス、動く木!のベビー・グルートと共にド派手なバトルを繰り広げる。

■公式HP:http://www.disney.co.jp/movie/news/20161214_01.html

『エイリアン コヴェナント』

≪9月~全国順次公開予定≫

ハリウッド映画界の巨匠リドリー・スコットが、1979年に監督した『エイリアン』から続く同人気シリーズの最新作を製作。本作は2012年に公開された『プロメテウス』の続編であり、『エイリアン』の前日譚シリーズの2作目にあたるSF超大作である。

キャストには、『プロメテウス』に登場したアンドロイド・デヴィッドの再登場が発表されており、演じたマイケル・ファスベンダーが続投。新たなヒロインに、『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストーンが抜擢される。監督は御年79歳のリドリー・スコット。

ぷろめ

人類の植民地を探していた宇宙船コヴェナント号の乗組員たちが辿り着いた、とある理想的な惑星。しかしそこには、かつて宇宙船プロメテウス号での調査に同行し、ただ一人の生存者となったアンドロイドのデヴィッドが一人で暮らしていた。

■公式HP:http://www.foxmovies-jp.com/alien/

ブレードランナー 2049

≪11月~全国順次公開予定≫

その近未来的なイメージが後世の映画史、ならびに実社会にも絶大な影響を及ぼしたSF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編が、30年の時を経て公開される。

らんなー

出演は、『ラ・ラ・ランド』でも注目を集めるライアン・ゴズリング。そして前作から引き続き、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハン・ソロ役でも往年のキャラクターのその後を見事に演じきったハリソン・フォードが、リック・デッカード役を演じる。

監督は、『灼熱の魂』『複製された男』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。前作の監督リドリー・スコットは製作総指揮に据わる。

そして、今年のSF映画の締めは…『スター・ウォーズ:ザ・ラスト・ジェダイ(原題)

≪12月~全国公開予定≫

詳細については不明な点が多いが、インターネット上で盛り上がる<予想>合戦だけでもワクワクしてしまう。2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からどのような物語が続いていくのか。

映画ファンにとって、2017年のベスト映画は何になるのか?今年は「SF映画」に注目していきたい。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • はち
    3.3
    SNS社会への警鐘みたいな感じかな? あれだけけしかけておいて、いざ人が死んだとなったら、自分は無関係だとすぐに離脱するあたり、ホント怖い。それにしても元カレ?めっちゃ頑張って助けてくれたのに、なんだかな。。 ジュリエット・ルイスがすっかりおばちゃんになっててちょっとしみじみした…w
  • s
    3.0
    ティーンエイジャーが好きそうな題材。 ツッコミ所は多く、中弛みも有ったけど今の時代を表してて面白かった。ヴィーが観てる側に向かって叫ぶシーンが好き。 音楽、NYの夜景、朝焼けが綺麗。 画面構成も工夫されてる。 もっとグロテスクな物を想像してたけど、思ったより程良いスリル感だった。 親と子供で一緒に観て、ネットの危険性について話し合う機会を設けるのも良さそう。
  • takahashi0505
    3.5
    アメリカっぽい! 全員はまりやくすぎないか? とくにマシンガンケリー
  • ぽん
    3.0
    ハラハラドキドキ 最後まで楽しめた。 118本目
  • lalala
    3.3
    現代のSNSへのおバカな投稿などを感じさせる作品。 こんなのあったら実際流行りそうだから恐いなぁと思いながら見てました。 テンポも良くどんどんエスカレートしていく課題にヒヤヒヤさせられた。
「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」
のレビュー(3827件)