【会見レポ】デイミアン・チャゼル監督初来日!「ライアンとの出会い」が実現のカギ

2017.01.28
記者会見・プレミア

FILMAGA編集部

フィルマーくま

第74回ゴールデン・グローブ賞史上最多の7部門受賞、そして2017年2月26日(日本時間27日)開催される第89回アカデミー賞では最多14ノミネートと、数々の記録を打ち立て映画史をも変えてしまう勢いのある映画ラ・ラ・ランド

lalaland

そんなアカデミー賞ノミネーション発表直後の1月27日に、なんと本作の監督デイミアン・チャゼルと主演のライアン・ゴズリングが来日し、都内にて記者会見を行いました。

lalalandpress_02

2人はモノトーンのカジュアルスタイルな装いで揃って入場。デイミアン監督は初めて、ライアンは2度目の来日となります。2人とも日本に特別な思いを持っていて、特にライアンは「日本の方はとてもロマンチックでミュージカル好きと聞いているので、この作品のプロモーションで日本に来れて嬉しいです」と喜びの表情。

lalalandpress_05

アカデミー賞ノミネーション発表時にもライアンと一緒にいたというデイミアン監督は最多14ノミネートについて「まだ驚きが抜けきれていません」と、笑顔で答えました。

また「この映画はチームで作り上げたもので、それぞれの限界を突破して挑みました。たくさんの関係者がノミネートされ、個人ではなくチームとして認められたのです。」と感無量の様子でした。

lalalandpress_03

たくさんの人たちが夢中になっている『ラ・ラ・ランド』の世界観について、どのようにビジョンを作り上げたのかという質問に対し、デイミアン監督は「長い時間をかけてこの映画を作るにあたり、カギとなったのはライアンに出会ったこと」だと感謝を告げました。

さらにライアンに対し「なんでもできる人!映画の知識もあれば、ミュージカルや音楽についても情熱を持っています。この映画に必要な素質は全部持ち合わせている素晴らしい役者です。」とベタ褒め!

lalalandpress_04

映画が大ヒットしたことに対して、デイミアン監督はその要因を「ミュージカルならではの楽観的さや高揚感を感じたと同時に、叶う夢もあれば叶わない夢もあるんだという、現実的なストーリーがあったからこそ、それが多くの人々の胸を打ったののではないのか。ミュージカルとしての幻想的な部分とリアルな部分の組み合わせに対して、私たちが思っていた以上に観客の方は楽しんでくれたのでは?」とコメント。

あまりノスタルジックにしすぎず、皆が共感できるようにどこまで現実的にするのか。そこにさらにファンタジーの世界をプラスして、全てをどうやってバランスよく取るのか? とっても挑戦的なことだった」とこの作品を生み出すまでの想いと奮闘について語りました。

lalalandpress_06

作品の中には、様々な映画のオマージュが散りばめられ、映画・ミュージカルファンの間で話題になっていることに対してデイミアン監督は「もしかしたら気づかないうちに、鈴木清順監督の東京流れ者のワイドで撮影するシーンやポップアート風の色使いなどからも影響を受けているかもしれない」と答えました。

また、『ラ・ラ・ランド』のレコーディングはオズの魔法使雨に唄えばで実際に使用された場所と同じところで行ったとのことで、「ハリウッドの素晴らしいミュージカルのレコーディングをされたところで、自分たちもレコーディングできたことは素晴らしい贈り物だと思っています」と述べました。

lalalandpress_09

デイミアン監督が「愛を込めて作った!」という『ラ・ラ・ランド』は、2月24日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほかロードショー。公開直後のアカデミー賞結果発表でも、きっと世界中を驚かせてくれることでしょう!

lalaland_p

(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.

配給:ギャガ/ポニーキャニオン

(取材・文 ・撮影 / もい)

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • ケイ
    4.1
    記録
  • シエスタ
    3.4
    曲にノれなかった
  • みき
    4.8
    生きることの歓びと切なさがギュッと詰まった作品。 人生の酸いも甘いも経験した人には特別響くように仕組まれているのでは。 賛否両論あるようですが、わたしはこの作品で心が揺れた。 映画館で手を握る瞬間、胸を打たれた。 付き合い始めてから時間をかけて関係を深めていくシーンでは二人の服装がすごく可愛い。 その後は彼の仕事が忙しく、「寂しい」と感じていた矢先、ツアーでいないはずの彼が自分の為に時間を割いて家で待っていてくれて「一緒に行こう」と言ってくれた。 なんと言っても一番は、ラストの「もしもあのまま二人で時を重ねていたら」の一連の映像からの、去り際にお互い見つめ合って頷くシーン。あの数秒にすべてが込められていた。 あの時があるから今の自分が在る。あの日泣いたことも笑ったことも、すべてに意味がある。そんなことを再認識。
  • わかな
    5.0
    はじめのノーカットのオープニングから始まって、ずっと圧倒されてました! 音楽、衣装、キャスト、場所も全て世界観がマッチしてて頭に印象づいています。 今でもサントラ聴くとこの世界に潜れるかのように浸れるのは、とても魅力てきです😊
  • 梅雨輝
    4.3
    友人と2人で見に行きました。 出だしからまるで手を引っ張られて一緒に踊ろうよと誘われているかのような感覚になって一気に惹き込まれたし、ワクワクした。 この時点で映画館で見てよかったと思ったし、きっと映画館のスクリーンや音の大きさでなかったらこの気持ちにはならなかったと思うくらい…。 映像も美しいし入ってくる曲や盛り上げ方が本当に良かった。 カメラワークがとても秀逸でそういう構図いいな…と勉強にもなった。 前半かなり盛り上げてくれているので、もうずっとこのままこういうテンションで突っ走っていくのかと思ったらラストにかなり衝撃を受けた。良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られた。 でも、ある意味幸せの形ってそれぞれなんだなと少し考えさせられた。 人によってはかなり地雷の域になる場合があると思うのだけど、ほぼ終盤の内容を一言で表した時点でもネタバレになる映画なので人に勧めるのがちょっと難しいw 見終わった後、友人と交わした一言が 「注意書きのない同人誌を読んだ時の気分…」 という状態になった。 これカップルで見に来た人の感想聞きたいという話もしつつ「これはカップルでみるのオススメ(笑)」という謎の布教用の一言が出来上がった。(もちろんジョークです)
「ラ・ラ・ランド」
のレビュー(105912件)