【死のロード映画】宇多丸が解説!モノクロで神話感2倍の完全映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

2017.02.02
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バラいろショー2月01

TOKYO MXの人気バラエティ番組「バラいろダンディ」で、玉袋筋太郎(以下:玉さん)&RHYMESTER 宇多丸(以下:宇多さん)の映画好きコンビが、月に一度とっておきの映画を解説するコーナー「水曜バラいろショー」。

2月のテーマは「死のロード映画」。映画好きには聞き覚えのあるこの言葉をテーマに、一体どんな作品をおすすめしてくれたのでしょうか。

死のロード映画といえば…ヒントは玉さんの衣装!?

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玉:さあ、今日のテーマはこちら「死のロード映画」!

宇多:まずそんなジャンルはないから!

玉:ないね。ないない。すごいマニアックな映画だよ。

宇多:普通1個しか思いつかないと思いますけれどね(笑)。 ということで、世の中の皆さんは「死のロード映画」というお題でどんな作品を挙げるのでしょうか。TSUTAYAさんがオススメする国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」によるランキングTOP10でございます。さあ、どうぞ!

「死のロード映画」FilmarksランキングTOP10

バラいろショー2月03

第1位: ? ? ?

第2位:『デスプルーフ in グラインドハウス』(2007年/アメリカ)

第3位:『タイタニック』(1997年/日本)

第4位:『テルマ&ルイーズ』(1991年/アメリカ)

第5位:『バニシング・ポイント』(1971年/アメリカ)

第6位:『ラッシュ/プライドと友情』(2013年/アメリカ・ドイツ)

第7位:『激突!』(1971年/アメリカ)

第8位:『新幹線大爆破』(1975年/日本)

第9位:『アポカリプト』(2006年/アメリカ)

第10位:『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007年/日本)

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宇多:みんな頑張ってやってくれましたね。

玉:ありがとう、ありがとう。うわー、いいじゃん!

宇多:確かに2位の『デス・プルーフ in グラインドハウス』とか5位の『バニシング・ポイント』とかさ、車でバーッといく映画ね。といえば、1位はこのあたりの作品から連想するあの傑作ですよ。

玉:いや、全然わかんない。何にも見当つかないもん。

宇多:わかるだろ(笑)

バニシング

宇多:あと6位の『激突!』とか。スピルバーグ監督作品ですね。9位の『アポカリプト』も人力だけど、死のロード感ありますね。

玉:すごかったね。8位に『新幹線大爆破』も入ってる。

新幹線爆発

宇多:海上だけど、3位の『タイタニック』これだって死のロード。乗ったら最後、命ないんだもんね。

玉:死ぬもんだから。

宇多:ということで、1位は何かな!?

玉:なんだろうな〜。

宇多:今回おすすめする「死のロード映画」第1位は、この作品です!ドン!!

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)

マッド・マックス

宇多:でました!マッドマックス 怒りのデス・ロード』!!!

玉:いや〜驚いた(笑)

宇多:既にDVDで発売されているんだけど、今回2月8日に発売されるのが『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』。ジョージ・ミラー監督が「このバージョンが一番最良だ」と言っている白黒版。これが、あらためて発売されるわけですね。

バラいろショー2月04

宇多:僕この間スクリーンでちゃんとこれ観てきたんですけど、映画館でもやっていて、素晴らしいんです。

玉:イモータン!!!

宇多:イモータン・ジョーのジャケットになっていて、もはや誰が主役かわからない状態になっているという(笑)

白黒で「古典的名作感」「神話感」が2倍2倍!

宇多:まず、映画自体に関してあらためて言いますとね、本当に新しい名作として世界的に評価が定着しています。

玉:最高だよ。

宇多:私は「原初の映画、未来の映画」そして「完全映画」と言ってますね。

バラいろショー2月05

玉:ホラ、もうここまで言っちゃったんだから。

宇多:ありとあらゆる角度で見ても、本当に素晴らしい。これは僕だけじゃなくて、世界中の映画人が認める大傑作。歴史的名作としての評価は、既に定着済みでございます。

玉:はい。

宇多:こちらが白黒のブラック&クロームエディションになることで、その見どころがこんな感じ。

バラいろショー2月06

宇多:画面の抽象度が上がったことで、もともと映画が持っている「古典的名作感」が高まっている。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、もともとサイレント映画的なつくりなんですよ、セリフにあまり頼らないというね。そういう映画本来の面白さに満ちた「古典的名作感」、そして「神話感」がアップしている。

玉:わ〜!

宇多:2倍!2倍!な感じに高まっているという。ということで、この『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』の中から一場面、けっこう前半のほうの場面なんですけどね、抜粋しましたので。名場面ありますのでご覧ください、どうぞ!

玉:よし。

マッドマックスモノクロ

(『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』の映像を見ながら)

宇多:最初の方で、マックスが、血液袋ということで血管を結ばれて。結ばれたまま、車を爆走しているところでございます。

玉:私は、玉袋ですけどね。

宇多:そうそう、あっちは血袋。

玉:いいよね。

宇多:(映像が)やっぱりクラシカルな感じだよね。例えば、前半だったら煙や砂ぼこりがバーッて上がったりとか、蒸気の煙がバーッて上がったりとか。煙の表現が白黒だととても綺麗。あと、やっぱりこの黒。暗がりと光の明暗。これ、非常にもともとコントラストが強い場面なんですけど、それが非常に美しくなっていたり。

玉:お〜。

怒りのデス・ロード

宇多:あと、色がなくなることで情報が整理されて、アクションシーンは見やすくなった感はある気がします。何が起こっているかが、わりともっと理解しやすくなった感はあるんじゃないでしょうかね。夜の場面とかも非常に美しかったりとかですね。全く違う印象というか、この映画のケタ違い感がさらに増しているので、ぜひぜひ、できればすごくいい上映環境で観ていただくと、さらにこの名作感を味わえます。

玉:うんうん。

宇多:『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』! もともと名作なんだけど、このエディションも間違いない! 本当、映画史に残る傑作ぶり。皆さんの目で確認していただきたいと思います。

最後はTOKYO MXで復帰!?「芸能界のデス・ロードすごろく2017」

「私もデス・ロードが好きすぎて、今回はこんなものを作ってしまいました」と、玉さんが用意したのはキング・オブ・ボードゲーム「芸能界デス・ロードすごろく2017」。宇多さんがサイコロを振って、すごろくスタート!

「座布団」や「車とバット」など、マスを進んでいくと芸能界のあんなスキャンダルやこんな事件が露わに…! 最後には隠れたマスがすべてオープンされ、ゲスな笑いで盛り上がったところで次回のテーマを発表!

次回3月放送は「シン・映画」特集

玉:次回のテーマ。3月ちょっと悩みましたが、こちらでございます、「シン・映画」!

宇多:もう1個しか思いつかねーよ、これ(笑)。シンなんとかって1個しかないでしょ。

玉:いや〜わかんないよ〜。

宇多:ということで、次回は一体どんな作品を取り上げるでしょうか。

宇多・玉:以上、「水曜バラいろショー」でしたー!

オトナの夜のワイドショー!「バラいろダンディ」番組公式サイト

(月〜金曜日 21:00〜21:55放送)

水曜バラいろショー過去放送分 書き起こし

 

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