1日1日を大切に生きよう!と思わせる映画「アバウト・タイム」の魅力

2015.06.29
洋画

映画好きなサラリーマン。

柏木雄介

いきなりですが、皆様、一日一日を大切に思い生活していますでしょうか。いつの間にか毎日がルーティンのようになり何となく生活していたり、いつも一緒にいる人に対しても馴れ合いの関係になっていませんか?

今回ご紹介する『アバウト・タイム』という映画は、そんな変哲もない毎日を大切に生きようと思わせてくれる人生賛歌の映画です。私はこれを観て、一日一日をいつもとは違うと思い、噛み締めて生きようと思えました。DVDジャケット写真などから、恋愛映画だと思い躊躇していたり、まだ未見のひとにこそ観てほしいと思い今回改めてご紹介させていただきます。

アバウトタイム

アバウト・タイムのあらすじ

自分に自信がなく恋人もいないティムが主人公。そんなティムが21歳の誕生日を迎えたときに父親から一家の男たちにはタイムトラベル能力があるということを知らされます。それから、恋人をみつけるためにそのタイムトラベル能力を駆使して、魅力的な女性と恋をするというストーリーです。

人生を謳歌するために大切なこと

最愛の人と結びつくために主人公が面白おかしく奮闘する、これが実は前半です。これだけ知るとちょっとSFちっくなラブストーリーだと思われるかもしれません。確かに、きゅんきゅんするような素晴らしい恋愛映画としてもみれるので、デート映画としても間違いなくおすすめできます。

しかし、主人公の誠実なひとつひとつの行動により単なる恋愛映画ではなく、家族の絆を描いた映画でもあり、人生を謳歌するために大切なことを教えてくれる映画と変わっていきます。それを分かりやすく示すあるシーンがあります。

過去に自由に戻れる力を持った家族が、より良い人生を送るためにした”あること”。それがとっても素敵です。「人生って、そのひと次第の観方で素晴らしい一日になる」んだなと、とっても明るい気持ちにさせます。あのショップの店員さんの笑顔が忘れられません。自分以外の他者(家族、恋人、友人、自分と関わる全ての人)をちゃんと見て思いやるということがひとつのポイントでもあります。

どんな雨でも、風が吹いていても、きっと観方を変えれば素晴らしい日だって思えます。晴れた日も、そしてたとえ雨の日や嵐の日でさえも、観た人を前向きに、元気にさせる力がこの映画にはあります。人生賛歌の部分について魅力を書きましたが、他にもこの映画の魅力はありますので以下ご紹介します。

音楽が明るくて温かい!

ベン・フォールズ「The Luckiest」が特に素敵な音楽です。また、劇中でティムとメアリーが地下鉄の駅でじゃれあうシーンで3人組が実際に演奏している「How long will I love you」も素晴らしい音楽です。

くすっと笑えるコメディ要素も!

思わずくすっと笑えるシーンが多いのもこの映画の魅力。初めての夜のあのシーンや、プロポーズの裏側、すさまじい天気の結婚式とスピーチのくだり、どのシーンもユーモアが溢れています。

キャラクターの馴染みやすさ!

登場するひとたち全て嫌なひとがいない。主人公がそういった視点で観ているからこそなのですが、観ていてとても気持ちがいい。また何と言っても、ビル・ナイ演じるお父さんです。きっとこんなお父さんがいたらなぁって思わせます。

実は「父と子」を描いた作品でもあるのです。以前ご紹介した【今年は6月21日】父の日も忘れないで!良作ぞろいの父と子を描いた映画20選では取り上げなかったのですが、そういった嗜好で観ても間違いありません。親子で卓球するシーン、海辺で戯れるシーン。とっても感動します。人生の大部分を一緒に過ごす家族を幸せにすることが自分の幸せへとつながります。

1日は、86,400秒。その積み重ね。

この映画、映画をあまり観ないひとにこそ大プッシュしておすすめできる映画です。もちろん、恋愛映画が好きなひとにもそれに応えるだけのものがあるのですが、ヒューマン映画として秀逸な作品だと思います。

1日は、86,400秒。一瞬一瞬をどう考えるか?変わりない1日を違った観方で大切に生きること。その小さな積み重ねがが人生の大切なものを作り上げ、その結果周りにいる大切なひとたちが、かけがえのない”家族”なのだと思います。

どんなひとだって幸せな生活を送れる、そう思わせてくれる素敵な映画。是非大切な家族と観てください。

▼映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』予告編

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  • yummi
    3.8
    ひたすらレイチェルマクアダムスの可愛さ!! ジャケットのイメージとジャンル的にがっつりラブストーリーかと思いきや家族愛強めのヒューマンドラマだった なんかタイムパラドクスとか大変なことが起こるかと思いきや意外と平和的 それよりも、毎日大事に生きようねってことを伝えたい感じ でもタイムトラベルの設定が気になりすぎてメッセージがスッと入ってこない… 設定ラフすぎないか?難しいけど最初で説明された設定と実際やってること、途中の補足みたいなのが都合よく見えて気になっちゃって感動できなかった、、、 前半の恋愛パートがハラハラもありつつで面白かったのと、親子とか家族の関係性やキャラはすごく良かったのに、勿体無いなぁ でも意外と気になってる人いなくてちょっとビックリ〜 ずっと借りられてて一生観れないかと思ってたので観れて良かったー!! あの真っ暗なお店面白いな〜顔で出会わない感じ 60本目
  • TomoyaKobayashi
    4.5
    今。を大事に生きようと思える映画でした。素晴らしい。
  • あやの
    4.6
    ラブストーリーというより、家族愛のお話だったような! パパとの関係がよかった とにかくもうメアリーがかわいすぎる、、 でもタイムトラベルがちょっとよくわかんなかった笑
  • ヒデロー
    3.5
    【これからの人生、修羅場も楽しもうと思える一本】 レビューデビュー! 今の記憶のまま過去に戻ることができたら… 私はこの妄想をしょっちゅうするが結局、 「高校の部活厳しかったから、やっぱいいや」 というのがいつものパターン(笑) 関係ない話はさておき、映画を観終わっての感想は、 「一度きりの人生、全力で楽しまなきゃ損!」 そう前向きな気持ちになれる心温まる作品でした。 ですが正直1/3…いや2/3くらいまでは微妙でしたね。 思わずツッコミたくなるような点がいくつかあったのが残念。 ドラえもんを見ていて、「何でどこでもドア使わないの?」 あの感覚に似ているかも。(笑) だけど父親の死の場面からは、 「あらら、いいですね」の連続。 4点でもよかったが、評価を甘くすると高得点が続出してしまい、 今後差が出なくなる恐れもあるので心を鬼にしての3.5点。 挿入歌はよかったですね。 甘い歌声が心地良い。 何はともあれ初レビュー作品。 色々と勉強になりました。
  • ぎう
    -
    家で1人で観た、またレイチェル・マクアダムス目当て、しっかり美しかった
「アバウト・タイム 愛おしい時間について」
のレビュー(80286件)