ビアトリクス・ポター原作のベストセラー絵本をハリウッドが初の実写映画化。監督は『ANNIE/アニー』などのウィル・グラックが務めます。世界で一番有名なうさぎと言われるピーターラビットと愉快な仲間たちが豊かな自然の中で織りなす本作のあらすじ&キャスト・見どころをご紹介します。
映画『ピーターラビット』(2018)あらすじ
舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークの、元気いっぱいでいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らすお隣に、大都会のロンドンから神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に惹かれていき、ピーターとマグレガーは突如ライバルに! 様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃。そんな二人を暖かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が……。
映画『ピーターラビット』キャスト紹介
()内は日本語吹き替えキャスト
ピーター・ラビット/主人公(千葉雄大)
いたずら好きでやんちゃ。両親を失いながらも、三つ子の妹たちフロプシー、モプシー、カトンテールと従兄弟のベンジャミンや絵描きのビアなど愉快な仲間たちに囲まれて毎日を楽しく生活している。
ビア/ローズ・バーン(渋谷はるか)
心の優しい絵描き。ピーターたち動物をとても可愛がっていてとても良好な関係を築いている。
トーマス・マグレガー/ドーナル・グリーソン(浅沼晋太郎)
ロンドンの有名老舗デパート「ハロッズ」の玩具コーナーで働いていた、マグレガーおじさんの甥。マクレガーおじさんの土地と家を相続するためにピーターたちの元へ引っ越してきた。
マグレガーおじさん/サム・ニール(糸博)
ビアの家の隣人。ピーターを始めとする動物たちを自らの畑を荒らす厄介者と考え、いつもどうにかして駆除しようと奮闘している。
絵本の世界から飛び出してきた映画『ピーターラビット』見どころ
イギリスで最も美しい風景と称される湖水地方。原作者ビアトリクス・ポターはこの地で愛らしいうさぎのキャラクター、ピーターラビットを誕生させました。1893年9月4日に彼女が友人の息子に宛てた絵手紙が原型で、1902年には初の本となる原題『The Tale of Peter Rabbit』(日本語タイトル:ピーターラビットのおはなし)が出版されます。現在では、シリーズ累計発行部数が全世界で2億5000万部を超えており、まさに名実共に世界中から愛されているうさぎ「ピータラビット」。
映画『ピーターラビット』では、絵本でお馴染みだった彼らが活き活きと動き出します。本国イギリスはもちろん、ハリウッドやオーストラリアのスタッフが手掛けた実写とCGアニメーションを織り交ぜて描かれる物語はとてもハートフル。CGアニメーションだからこそ表現できる、もふもふでキュートな姿のルックスをしたキャラクターたちにあなたもきっと癒されるはず。
Filmarksで27,166Mark(※2021年6月21日現在)を超える本作。「イギリスの田舎の風景、たくさんの自然が見られて癒された。」「子供と一緒に楽しめて、一緒に心が温まる映画。」など、原作同様に映画ファンからも愛があるレビュー投稿が多数。
2021年6月25日には本作に続くシリーズ第二弾、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』も公開予定。その予習も兼ねて、ピーターラビットが既に好きだった人はもちろんのこと、初めてこれからピーターラビットたちと触れ合う人も、ぜひ本作を鑑賞してみてはいかがでしょうか。