Netflixを楽しむ時、マイリストを活用していますか?マイリストはとてもプライベートな機能なので、普段は他の人のマイリストを覗く機会は、あまりありませんよね。今回は、最近SNSで話題になっているハッシュタグ「#私のネトフリマイリスト」に、ネトフリ編集部メンバーも参加してみました。Netflixを愛する編集部メンバーの、こだわりの活用法やマイリストの中から選んだ、イチオシの作品も一緒にご紹介していきます。
ネトフリ編集部 岡田和美のマイリスト
もともと雑食なうえに飽きっぽいのでほとんど無法地帯ですが、韓ドラ多めです。あとはインドやユダヤなど、あまり知らない文化にふれられる作品をリストに入れがちかも。せっかくネトフリなので地上波では観られないものを観たいです。
マイリストから選んだイチオシ作品
『ロースクール』
国内屈指の名門ロースクールで発生した、不可解な事件。法とは何か、正義とは何か。真実を追い求める法学部教授と野心あふれる学生たちが大きな問いに挑む。
名門ロースクールで起きた殺人事件をめぐり、まったく笑わないヤン教授とそれぞれ秘密を抱えた教え子たちが、悩み苦しみ反発しあいながらも真犯人に近づいていく物語。派手な作品ではないけれど、上質なミステリ小説のような、大人の社会派ドラマです。とにかくヤン教授のキャラが強烈。
ネトフリ編集部 岡田和美:海外ドラマに韓ドラ、リアリティーショーまでいろいろ観る雑食。好きなネトフリ作品は『ザ・クラウン』『ヴィンチェンツォ』『ワッフルとモチ』など。
ネトフリ編集部 照沼健太のマイリスト
気になっている映画、シリーズ、ドキュメンタリー。あとは新着エピソードをチェックしたいアニメシリーズを適当に入れていっています。とはいえ、マイリストから作品を観ることって意外と少なく、溜まっていく一方。「気になる」と思ったら、無理矢理にでも時間をとってすぐに観たいです。
マイリストから選んだイチオシ作品
『Re:ゼロから始める異世界生活』
異世界へ飛ばされた普通の少年、スバルの冒険が帰って来た! 新規カットを追加した1時間の特別編で波乱だらけの道のりを振り返りつつ、新たな物語の幕が開く。
いわゆる「異世界転生もの」の代表的作品。SNSでキャラクターやそのタイトルは知っていたのですが、てっきり日常系ハーレム系アニメ化と思っていました。しかし2020年春の緊急事態宣言をきっかけに鑑賞してみたら、印象は一変。各話緊張の連続で、“初見”に命をかけたい作品です。
ネトフリ編集部 照沼健太:編集者・ライター・写真家。「エヴァが完結するまでは死ねない」を公言していたが、まだまだ楽しみな作品多数。アニメや欧米作品ばかり観てきたので、最近は『ヴィンチェンツォ』と『ナビレラ』などの韓国ドラマに挑戦中。
ネトフリ編集部 伊藤のマイリスト
面白そうな作品を忘れないようストックしておく「後で観るリスト」的な使い方が基本ですが、アニメ系は配信予定ページでチェックしたものが入っています。何気なく観たBUMP OF CHICKENのライブ映像で号泣して以来ライブ系にもハマりまして、流しっぱなしにして何度も観るのでいっぱい入ってます。ドラマがどうしても継続して観られないので、頑張って克服したいです。
マイリストから選んだイチオシ作品
『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』
アメフト男子に頼まれて、ラブレターを代筆することになった成績優秀なエリー。お陰で彼との友情は芽生えたけれど、彼と同じ女の子が好きな心の内はかなり複雑…。
ラブレターの代筆を通して始まる不思議な三角関係。それだけで終わらず、二転三転していくストーリー展開に一気に引き込まれました。あらゆるステレオタイプを打ち破る仕掛けやセリフの数々に、これが新しい時代のティーン作品か!と胸打たれた作品です。自分が十代の頃に出会いたかった…。
ネトフリ編集部 伊藤:アニメ好き。邦画、明るいコメディ中心にチェック。「クィア・アイ」はメンバーの著書も購入済のファン。『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』『ナビレラ』で韓ドラの面白さを知り勉強中です。
ネトフリ編集部 ちょこのマイリスト
ハマったシリーズものが終わってしまうと、ネトフリ迷子になり、新作・配信予定のページを観に行きます。その中で気になったものを、リマインド->マイリストにする事が多いです。スポーツや犯罪、ドラッグ系のドキュメンタリーはすぐ観ちゃう方なのですが、その取りこぼしが入ってたりしますね。あとは、リマインドのトレーラーで興味を持った映画が目立ちます。
マイリストから選んだイチオシ作品
「ルーザーズ: 失敗が教えてくれること」
“勝つことがすべて”の社会で、失敗をどう受け止めればいいのか? 敗北の苦しみをどうやって乗り越えたのか、アスリートたちの心理と信じられないようなストーリーに焦点を当てたドキュメンタリーシリーズ。
スポーツの失敗をまとめ、その張本人にインタビューし、当時と今の話を聞く。面白い目の付けどころで、各エピソード作中のアニメーションもおしゃれで編集もとても見やすい。見終わるとなぜかほっこりしちゃうし、人にも話したくなるのが癖になる。おすすめはエピソード2。
ネトフリ編集部 ちょこ:ノンフィクション・ドラマやドキュメンタリー映画、リアリティ番組が好き。アニメ『進撃の巨人』をきっかけにアニメの扉を開き始め、リアルと想像の世界を往来エンジョイ中のママ。
ネトフリ編集部 國方麻紀のマイリスト
①継続して観ているシリーズ作品
②趣味が合う人からおすすめされた観ていない作品
③何度観ても飽きない偏愛作品
でマイリストを構成しています。並べてみると、ドキュメンタリーやリアリティ番組系がほぼないんだ…と今の自分の趣味嗜好が客観的にわかりますね。
マイリストから選んだイチオシ作品
『スリーピー・ホロウ』
ニューヨーク警察のイカボッド・クレーン捜査官は、被害者の首が切断されるという謎の連続殺人事件を捜査するためスリーピー・ホロウに派遣される。
ティム・バートン監督が、首なし騎士の伝説を映画化したゴシック・ホラー。私は今でこそスリラー・ホラー作品は大好物なのですが、昔は一切拒絶していました(Jホラーだけは今も苦手)。そんな意識を変えてくれたのが本作。不気味だけどユーモラスなティム・バートン監督の演出と、大好きなジョニー・デップ(とくに1990年代の彼が一番好き)のおかげで、スリラー・ホラー世界の扉を開いた、思い出の作品です。
ネトフリ編集部 國方麻紀:ウェブエディター歴20年。バイオレンス、B級、アニメが好き。Jホラー、リアリティ番組が苦手。好きなネトフリ作品は『クイーンズ・ギャンビット』『Sweet Home -俺と世界の絶望-』など。
ネトフリ編集部 中田翔子のマイリスト
メモ代わりに使ってます。自分がおススメしたいもの、人に面白いと聞いたものをチェックして入れてます。後、邦画にハマっているので、邦画が増えてきてます。
移動中に観る用には、ドキュメンタリーや趣味のジャンル、勉強になりそうと思ったものをチェックして活用してます。
マイリストから選んだイチオシ作品
『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』
踊りに夢を見いだした70歳の老人と、才能あふれる23歳の青年。厳しい現実に直面しながらもバレリーノを目指す2人の間に、やがて強いきずなが芽生え始める。
泣ける。とにかく泣けるんです。おじいさんが発する言葉は温かく重味があって、胸が熱くなります。疲れてる時、余裕がない時におじいさんの言葉で泣いてスッキリしてます。疲れた心に染み渡る、そんな作品です。
ネトフリ編集部 中田翔子:プロデューサー。ネトフリを機に韓国ドラマにハマり中。韓国料理を食べながら観る韓国ドラマは最高です。アニメも欧米モノも大好き。『エミリー、パリに行く』『コブラ会』の続編が待ち遠しい。
ネトフリ編集部 新里 碧のマイリスト
「ファンタジーやフィクションが好き」と思っていたのですが、意外とドキュメンタリー系(衣食住)が多かったです。観終わったものはマイリスから外してしまうので、観ていないもの、途中まで観たものばかり並んでいます。
マイリストから選んだイチオシ作品
『フレンズ』
1990年代のマンハッタンが舞台のこの大ヒットコメディでは、仕事、私生活、恋愛の落とし穴を避けながら、20代前後の6人が愉快な事件を繰り広げる。
「いつか見る、いつか見る」と、もう20年ちかく思い続けている「フ・レ・ン・ズ」。最近ファッション系の記事でY2Kというキーワードもよく目にするようになってきたので、「いつ見るの?今でしょ!」とようやく重い腰をあげるところです。(まだあげてない)
ネトフリ編集部 新里 碧:旅と工作と古いものが好きなイラストレーター/取材漫画家。好きなネトフリ作品は『ストレンジャー・シングス』と『ノット・オーケー』。最近のおすすめは『デリー・ガールズ』。
ネトフリ編集部 坪井 遥のマイリスト
「これはチェックしておかないと、(ランキング外とかになって)トップページから消えちゃいそうだな」と思うものをマイリストに突っ込む、みたいな使い方です。しかし改めて観返すと、結果「音楽系」「犯罪や脱法モノのドキュメンタリー」「暗めの映画」に偏ってて、趣味が出ちゃってる感じで苦笑い……
マイリストから選んだイチオシ作品
「Song Exploder -音楽を紡ぐ者-」
ミュージシャンが語る曲作りのプロセスと音楽への想い。名曲を生みだすクリエイティブな才能に触れることができる、大人気ポッドキャストを基にした音楽番組。
世界中で愛される名曲について、アーティスト自身の詳細な証言を交えながら、曲の着想や制作過程を明らかにする音楽ドキュメンタリー。個人的にR.E.M. “Losing My Religion” について「(本来は)ヒットするはずのない曲だった」と語っているのを聞いて「自分たちでもそう思ってたんだ…」とニヤリとしました。いつか日本のアーティストも取り上げられないかな。
ネトフリ編集部 坪井遥:編集とデジタルコミュニケーションの仕事をしながらフラフラしているギリアラサー、男。ストリートカルチャーとインターネットや活字文化が同じぐらい好きで、ライブハウスやクラブで隅っこに陣取って、下向いてお酒飲みながら静かにノッたり読書したりしてるタイプ。好きなネトフリ作品は「ヒップホップ・エボリューション」「監視資本主義」「アート・オブ・デザイン」なんかのドキュメンタリー系。
ネトフリ編集部 DIZのマイリスト
マイリストには、何度も観返したい作品を入れるようにしています。疲れた時、落ち込んだ時は、安心安定の大好きな映画にメンタルを救ってほしい。そんな想いから構成された好きな作品が詰まったマイリストなので、誰にも言っていない趣味がバレてしまう…。マイリストを公開するのはかなり恥ずかしいですね。死ぬ時に一緒にお墓に入れてほしい作品ばかりです。
マイリストから選んだイチオシ作品
『メッセージ』
世界各地に巨大UFOが出現。謎の生命体との会話という任務を託された言語学者は、未知の言語を探る中、人類そして彼女自身に向けられたメッセージを解明する。
人生とは何か?その答えがここに。道に迷ったり、過去を悔やんで苦しい時に、必ず観返しています。自分の選択に間違いなんてひとつもない、と教えてくれる、かけがえのない大切な作品です。
ネトフリ編集部 DIZ:SNSを中心に活動している映画ライター。常に幅広いジャンルの映画やドラマをチェックしている。好きなネトフリ作品は『DARK』『The OA』『アンブレラ・アカデミー』など。
マイリストの使い方も人それぞれ。あなたのマイリスト活用法も、ぜひ教えてください。今後も色々な方のマイリストを、ご紹介する予定なのでお楽しみに。
構成・DIZ(@netflixjp ゲストライター)
※2021年6月22日時点の配信作品の情報
転載元:Netflix note