映画「神と共に」シリーズ一覧！2作品のあらすじ＆キャスト、見どころをまとめて紹介

韓国の人気WEBコミックを原作に映画化した「神と共に」シリーズ。死んでしまった主人公が、冥界の使者たちと共に7つの地獄で裁判を受け、転生を目指すという壮大なファンタジー作品。韓国では歴代3位となる観客動員数1,441万人を記録する大ヒットに。個性的なキャラクターを演じる豪華俳優陣にも注目したい本シリーズを、あらすじやキャスト、見どころと共にご紹介します。

『神と共に 第一章：罪と罰』（2018）

消防士のキム・ジャホン（チャ・テヒョン）は、ビルの火災で少女を救ったことで命を落としてしまう。そんな彼の元へ、冥界の使者へウォンメク（チュ・ジフン）とドクチュン（キム・ヒャンギ）が現れる。冥界の法律によると、人間は死後49日以内に裁判を7回受けなければならず、すべての裁判を通過したものだけが新しい人生を始められるという。その裁判とは、殺人地獄、怠惰地獄、裏切り地獄、不義地獄、ウソ地獄、暴力地獄、天倫地獄の7つの地獄からなる。ジャホンを弁護するのは使者のリーダーであるカンニム（ハ・ジョンウ）、護衛にへウォンメク、補助弁護士にドクチュンがつく。善行を積んできたジャホンは、19年ぶりの貴人として転生が確実視されていたが、裁判が進むうちに暗雲が立ちこむのだった。

「神と共に」シリーズ第1作目。『カンナさん大成功です！』などのキム・ヨンファ監督作。ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、チャ・テヒョン、ド・ギョンス、マ・ドンソク、キム・ドンウク出演。VFX技術を駆使し、描かれる地獄の壮大な風景が見どころの一つ。7つの地獄のテーマに沿って、それぞれが違う表情を見せていく。また、そこで繰り広げられるアクションシーンも必見。地獄を舞台にさまざまなドラマが繰り広げられ、ジャホンの人生を覗き見ることができるので、自分自身の生き方を見つめ直すきっかけにもなるかも。

『神と共に 第二章：因と縁』（2018）

冥界の弁護士カンニム、護衛のへウォンメク、補助弁護士のドクチュンは、1,000年の間に48人を転生させることに成功し、あと1人を転生させれば、使者自身も新しい命を得ることができるのだった。そんな中、カンニムたちが弁護を務めた消防士ジャホンの弟スホン（キム・ドンウク）が怨霊となって冥界へやってくる。怨霊は消滅しなければいけないルールだが、スホンの無念を証明するため、カンニムは彼の弁護をすることを決意する。そして、閻魔大王（イ・ジョンジェ）と取引をすることとなったカンニムは、ソンジュ神（マ・ドンソク）に守られ、使者をことごとく追い払う老人・チュンサムを冥界に連れて行かねばならなくなるのだった。カンニムとスホンは地獄めぐりを開始し、へウォンメクとドクチュンは下界へと降りる。

「神と共に」シリーズ第2作目。下界でソンジュ神から驚くべき事実を知ることとなり、因縁の過去が明らかとなる。前作とは全く違うストーリー展開が魅力の本作。隠された事情に胸が熱くなったというレビューも多い。一章では見えなかった、カンニム、へウォンメク、ドクチュン3人の壮絶な過去や胸の内が明かされ、それぞれのキャラクターがより好きになること間違いなし。脚本がしっかりと練られている点も見どころで、最後にすべて回収される伏線に注目。

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※2021年7月16日時点の情報です。