【映画館、ときどき、ロケ地巡り】ホーチミンでバインミーを食べ歩きながら

トーキョー映画館番長

たなやん

私、映画館も好きですが、旅行も好きでして…。この度、ベトナムのホーチミンに旅行に行ってきました。

旅行の楽しみの1つに、映画のロケ地巡りがありますよね。調べてみると、ホーチミン市には、映画『インドシナ』のロケ地になっているスポットがあるとのことで、旅の前にTSUTAYAの店舗でDVDレンタルしました。

インドシナ

アカデミー外国語映画賞受賞、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『インドシナ』

フランス版『放浪記』といった感じで、愛に生きる女性が力強く描かれていました。カトリーヌ・ドヌーヴが…失礼ながら逆算すると45歳ぐらいの時に撮られた作品なのですが…、画面に映るだけでなにか色香が漂ってくるような。美しかったです。

現在のベトナムなどインドシナ半島の一帯は、フランスが植民地支配していた時代にインドシナと呼ばれていて、映画はその時代の1930年代が舞台です。

ベトナムという国が誕生する独立運動もストーリーのカギになっていて、歴史大作でもあります。ベトナムに旅行する方は、事前にこの映画を見ると文化や史跡への理解が深まり、より一層旅行を楽しめます。劇中には世界遺産のハロン湾も出てきて、逆に、この映画を見るとみなさんベトナムに旅行したくなると思います。

ホーチミンにある『インドシナ』のロケ地

映画で、カトリーヌ・ドヌーヴらがホテルのカフェのオープンテラス席で話し合いをするシーンが何度かあります。そのホテルが、ホーチミンの一番の繁華街であるドンコイ通りにあります。

「ホテル コンチネンタル サイゴン」

コンチネンタル引き

映画(公開年:1992年)とは外観の装飾などは変っていますが、建物自体・窓枠などまさに映画のまま。劇中にもホテル名の看板が映っているので、まさにここです。

オープンテラスのカフェがあるので、ここでお茶をすれば、気分はカトリーヌ・ドヌーヴになりきれます!

コンチネンタル寄り

ロケ地に来ると、主人公はこの景色を見ながらこんな風に感じてあんなセリフを言ったんだろうなぁと、映画への理解が深まりますね。この感覚がたまりません。

ホーチミンに来たら、ベトナムグルメの「バインミー」

せっかくホーチミンまで来たので、ロケ地だけでなく、グルメも紹介させてください。これもフランスの植民地支配を受けたことによる食の文化です、フランスパンに様々な具をはさんだもの、“バインミー”をご紹介

私、バインミーが大好きでして、今回の旅で3回食べたのです!

「タオヴィー」(THAO VY)

タオヴィー

注文してから具をはさむ前にパンを温めなおしてくれるのでホカホカでパリパリ。これが最高でした! 中身には肉団子をチョイス。甘辛い味付けがなますや香草ともマッチして、ニッポンの食べ物かと思うほどの舌なじみの良さで、とても美味しかったです。

「ニューラン」(NHU LAN)

ニューラン

キュウリとネギが特徴で、マヨネーズが塗られているのでサンドイッチに近い感じで、食べやすさがありました。パンや総菜やお菓子がお店の正面のショーケースに並んでいて、奥が食堂になっています。バインミー以外にフォーなども食べれて、地域密着系な風情が良かったです。

「ブレッディー バインミー トゥオイ」(Bready BANH MI TUOI)

ブレッディーバインミートゥオイ

このお店は基本がパン屋です。奥がレストランになっていて、バインミーはもちろん、デザートや、隣りの席のお父さんは肉料理を食べてました。パン屋だけあって、バインミーのパンはフランスパンとは違ってオリジナルのコッペパンのような感じ。焼きたてでふかふかです。具材が別皿で運ばれてくる…自分ではさむスタイル…というのもおもしろかったです。見た目のように味も上品な感じでした。

このように、バインミーと言ってもお店によって千差万別で楽しいです。個人的には「タオヴィー」がイチオシです!

ホーチミンの映画館事情

ホーチミンの街中でお土産を探している最中に、たまたま映画館も見つけました!

「CGV」というシネコン。

ホーチミンCGV

なんと、韓国のCJグループが展開するシネコンで、調べてみるとベトナム国内で最大手とのこと。

CGV-CJグループ

そして、映画『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』がちょうど公開になっていました。日本での公開が今年3月だったので、半年も経ってない間にベトナムでも公開されるんですねえ。なんだか嬉しくなりました。

ベトナム-ドラえもん

日本の映画館と同じように顔ハメPOPパネルもありました。ベトナム語タイトルは“NOBITA《のびた》 VÀ CHUYẾN THÁM HIỂM NAM CỰC KACHI《カチ》 KOCHI《コチ》”…(笑)。

みなさんも、『インドシナ』を見てホーチミンへ旅行を、ぜひ!

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  • のん
    3.8
    インドシナを失いつつあるフランスが、そのまま、インドシナ人の娘カミーユを手元から失いつつあるエリアーヌと重なる後半、盛り上がる。 かつての支配者フランスが、植民地時代を破れた恋を懐かしむような甘さがまた良かった。
  • 愛鳥家ハチ
    3.4
    秘境感のある島嶼部の映像が綺麗。東南アジアの景色や雰囲気を楽しむ映画でもあります。前半もったり、中盤以降怒涛の展開。
  • akrutm
    4.0
    1930年代の仏領インドシナを舞台に、広大なゴム園を経営する婦人エリアーヌとその養女カミーユが歩む悲劇的な半生を描いた映画。エリアーヌとカミーユの二人が、ジャン=バティストという海軍将校を愛してしまうというところから悲劇が始まるのだが、そこに当時のインドシナの情勢(植民地からの独立運動・共産化)が絡んで、二人の運命が大きく変わっていく様子が大河ドラマ的に進行していくので、ちょっと気合を入れて見ないと大変かもしれないが、映画の出来としては素晴らしいと思う。ただし、カミーユが独立運動に身を投じていく切迫さが描ききれていないので、子供を見捨てた薄情な女性のように見えてしまう点は残念。 東南アジアを舞台とした映画にカトリーヌ・ドヌーヴが出演しているというだけでもなかなか希少価値が高いが、この頃はもう50歳に近いにもかかわらず、この美貌やスタイルは驚くばかり。ジャン=バティストを想いながらも、娘の行く末を心配する高貴な婦人が似合っている。カミーユを演じたリン・ダン・ファンの初々しさもなかなか良かった。
  • マダム
    3.5
    インドシナで同じフランス人海軍将校を愛したフランス人母とインドシナ人の娘の時代に翻弄される生きざまや恋愛を描いたドラマ。  なんの下知識もなく見たので、初めはドヌーブ綺麗!などと軽いのりでみていたら、壮大な歴史ドラマでした。  ベトナムになる前の植民地支配の色濃い話。支配側のフランスやインドシナの金持ちの上級国民と支配される側の人達。  時代の流れの中では、当たり前の願いや、人としての当然の事柄が、曲げられ生きることがむずかしくなっていく、  魅力的であるから欲するし自分のものにしたくなる。  また、旧弊な世界の中でも、支配されるもの、従わざる得ないものがいて、人は、持つものも、持たざるものもみんなあらゆることで自由ではなくて、なんと縛られている事の多いことか。  そして自由になろうと事を起こしたりすると、なんだか信じられないような圧力がかり、事態は、とんでもない方向に飛んで行く。  等なんだか色々考えてしまいました。  歴史的背景とか、全くわかっていないので、知識があれば、もっと深く解ったのかも。反省⤵️  丁度、(第三夫人と髪飾り」を昨日見たばかりで、(フランス×ベトナム )に ご縁が有ったのかしら?
「インドシナ」
のレビュー(497件)