命を奪う戦場で、75人の命を救った男がいた…壮絶な戦争の真実を劇場で目撃せよ!

2017.06.17
特集

FILMAGA編集部

フィルマーくま

ハクソー・リッジ

本年度アカデミー賞の2部門をはじめ計34部門の映画賞を獲得。かの第2次世界大戦の激戦地“ハクソー・リッジ”を舞台に、武器を持たずたった1人で75人の命を救った男の実話をベースに描いた、衝撃の戦争映画が日本に上陸します。“命を奪う戦場で、命を救おうとした”1人の男、デズモンド•ドスの葛藤と強い信念を浮き彫りにしていく本作は、戦争映画史をも塗り替える傑作と、映画ファンを中心に公開決定後早くも話題に。見た人に興奮と感動をもたらす、全映画ファンに捧ぐ作品、それが『ハクソー・リッジ』です。

『プライベート・ライアン』(98)の感動を凌駕! 信念の“兵士”が本作の主人公

その男の名前は、デズモンド・ドス。熾烈な戦場で銃も手榴弾もナイフさえもかたくなに持つことを拒み、第2次世界大戦の激戦地=ハクソー・リッジ<沖縄県・前田高地>を駆けまわって人の命を救い続け、たった1人で75人もの命を救出。彼は重傷を負って倒れている敵の兵士に手当てを施したことさえあり、終戦後には良心的兵役拒否者としてはアメリカ史上初めての名誉勲章も授与されたほど。『ハクソー・リッジ』は、この強い信念を持った“兵士”が主人公の物語だ。

ハクソー・リッジ

 

1人で75人の人命を助けるデズモンド・ドスは、戦争映画の名作『プライベート・ライアン』(98)を彷彿、それ以上の感動作との声も飛び出している本作。歴戦の兵士さえひと目見て言葉を失ったという“ハクソー・リッジ”の真に迫る戦闘シーンが、“命を奪う戦場で、命を救おうとした”1人の男の葛藤と強い信念を色濃く浮き彫りにする。一体彼は、なぜ武器を持つのを拒み、命を救い続けたのか!? そして、どうやって奇跡を成し遂げたのか――。 

■お互い殺しあうために戦っていて、(経済は儲かるかもだけど)誰も幸せにならないからもう戦争は繰り返して欲しくない。アメリカ、日本どちらの側に立つでもなく、あくまで主人公ドスの人を救う信念を描いてありました。(ROOTOPIAさん)
■あまりの衝撃にまだ震えが止まりません 自国の兵士だけではなく、日本兵まで救う こんな人が実在したなんて・・・日本兵が殆ど描かれないので反日に見えるかもしれませんが、非常に中立な映画だと思います(bukuro315さん)
■こんなに自然と涙が出た映画は初めてかもしれない。主人公のどんなに周囲に冷たい目で見られても自分を曲げない強さ、家族の温かさ、誰かの役に立ちたいという気持ち、なにもできない無力感と情けなさ、戦争の悲惨さ、人が人ではなくなる瞬間の恐怖… 前半は少し笑いもあったけど、後半軍に入隊してから戦地での場面は一瞬も気が抜けなく2時間ちょいが本当あっという間だった。(chattingさん)
■主人公ドスが貫いた信念。現代であれほどまでの信念を掲げること、抱き続けることは中々難しく、また流行りでもなく、難しいしむず痒いけれど、自分は持ち続けていたいと思える作品でした。(sarrrrrrraさん)

もはや名匠の本域に突入! オスカー監督メル・ギブソンが、完全復活を遂げた!

その本作のメガホンを握った才人こそ、監督としての実力が半端ないメル・ギブソン! かつて「マッドマックス」シリーズの主演で世界中にその名を知られ、「リーサル・ウェポン」シリーズなど数々の大ヒット作でスター俳優となると同時に監督業にも進出。その2作目となる『ブレイブハート』(95)では、アカデミー賞作品賞、監督賞をはじめとする5部門を受賞。今回、『アポカリプト』(06)以来10年ぶりの監督作として注目を集めていたのだ。

監督最新作の『ハクソー・リッジ』でメル・ギブソンが訴求したかったテーマは、反戦だろう。前半のヒューマンドラマを経て、血生臭い戦闘シーンが続く後半戦は、戦争が無益で悲しみしか生み出さないことをパワフルに訴えていく。一次はDVや奇行問題など演技や演出ではなくゴシップで名前が挙がっていたメル・ギブソンだが、今回の『ハクソー・リッジ』で完全復活! 本年度アカデミー賞作品賞、監督賞をはじめ計6部門にノミネートされ、見事2部門を受賞。世界各国の映画賞で高評価が相次ぎ、鮮やかな復活を遂げた。

ハクソー・リッジ

■やはり戦場シーンは圧巻。エゲツないぐらいにグロいが、リアリティ絶大だし、主人公が銃弾や爆発をかいくぐって負傷兵を探して助けるシーンはまさ手に汗握る感じ。(Yoshiaki777さん)
■作家性が非常に強いメル・ギブソンが沖縄戦を描いたらどういう作品になるんだろうと期待していましたが、まさにメル・ギブソンらしい作品で、彼の監督作品の一つの頂点だと思います。(junkoozawaさん)
■「絶対これは映画館で見た方がいいよ!!」という台詞は常套句だが、この作品は、本当にそれ。音、映像、観客皆が息を飲む空気感。まるでどこかの回し者みたいな言い方になったが、この手の作品を映画館で見る価値は、そこにあるんだろうなぁと感じた。(korinさん)

全方位ファンに刺さるキャスト勢に興奮! ツウに受ける玄人好みの配役も!

もちろん、本作に貢献しているメンバーは監督だけでなく、俳優たちの名演も見逃せないポイント。とりわけ主人公のデズモンド・ドスを演じるアンドリュー・ガーフィールドの名演は素晴らしく、本作で本年度アカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。デズモンドのケタ違いの勇気と深い人間愛の源を理解するために、家族や生い立ちを徹底的にリサーチしたというガーフィールドは、デズモンドのピュアな心情と揺らがない信念を見事に体現。大ヒット作「アメイジング・スパイダーマン」シリーズとは違うシリアスな演技に注目だ。

また、恋人ドロシー役をオーストラリアの注目新鋭女優テリーサ・パーマーが好演するほか、友を戦争で亡くした悲しみを酒で紛らわせる父親役を、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのヒューゴ・ウィーヴィング。大尉役を「アバター」シリーズのサム・ワーシントン、鬼軍曹役を『Mr.&Mrs.スミス』(05)のヴィンス・ヴォーンが演じるなど、新旧の実力派キャストが勢ぞろい。彼らの確かな演技合戦は熱心な映画ファンのみならず、戦争映画にそれほど接したことがない層でもドラマに引き込み、深い感動をもたらすに違いない。

ハクソー・リッジ

■戦争映画は顔がドロだらけになるので誰が誰だかわからなくなることが多々あるのですが今回の仲間たちはキャラも顔も濃いめでわかりやすい!もっと色々なエピソードも見たかったなーって思えるくらい上映時間があっと言う間よ!(apollotequiraさん)
■特筆すべきはドスの父役ヒューゴ・ウィービングの演技である。登場シーンの全てが良い。WW1の退役軍人で現在アル中だけど……という役柄を見事に演じている。個人的にアカデミー賞にノミネートされてほしかった。(kate.fkdさん)
■久しぶりにこんなにも夢中になり引き込まれる映画に出会いました。ここ最近観た映画で一番です。正直あまり期待していなかったのですが、期待以上でした。(milestogo17さん)

◆映画『ハクソー・リッジ​』 information

ハクソー・リッジ

人を殺めてはいけない。そう強く心に決めていたデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、軍隊でもその意志を貫こうとしていた。上官(サム・ワーシントン、ヴィンス・ヴォーン)や同僚(ルーク・ブレイシー)に疎まれながらも、妻(テリーサ・パーマー)や父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の助けを借りて、銃を持たずに戦場に行くことを許可される。そして、デズモンドは難攻不落の最終戦地“ハクソー・リッジ”での戦闘に参加することになった。アメリカ軍が幾度となくハクソーの崖を登り制圧するも、敵のすさまじい攻撃に遭い、その度に撤退を余儀なくされる。敵の攻撃が続く中で、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たった一人で戦場へ留まるというあり得ない決意をするが…

上映時間:139分

6月24日(土)全国公開
公式サイト:http://hacksawridge.jp/
配給:キノフィルムズ
(C)Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • こてっちゃん
    4.0
    みました、珍しく清々しい戦争映画ですね。
  • Usay
    4.0
    デズモンドの精神はほんまにすごいと思う 臆病とかじゃなくて信念がしっかりしてるからむしろ勇敢すぎる てか太平洋戦争の話ってこと知らずに観てしまって複雑な気持ちになったけど、ああいう兵士は人として尊敬に値する 戦争の悲惨さも痛感する 日本てよっぽど手強かったんやな ハリウッド君おもろいわ キリスト教万歳じゃなくてよかった
  • フラハティ
    4.3
    自分だったらどうするか。 この映画は絶対的にメルギブが撮りたかった題材なんだろうなーと個人的には思ったりする。 敬虔なキリシタンであるメルギブソン。 本作のデズモンドもそうで、結果的に彼の信念が多くの命を救うことになる。 だから宗教万歳映画なのかと言われれば、そうじゃない。 デズモンドは当時の戦場では異常だし、現代の僕らが見ても彼は異常だと思う。 彼の行動は常識を越えてる。 デズモンドの生い立ちを振り返れば、実家は熱心なキリシタンだが、戦争の影響により暴力を振るう父親。 ついかっとなって、レンガで殴ってしまった弟。 夫の暴力に耐えてばかりの母親。 暴力に暴力では何も学ばない。 祈ってばかりの毎日でも、変わることはない。 誰かを変えるには、強い信念が必要なんだ。 そして信念に従い行動すれば変わっていく。どういう形となっても。 デズモンドは無意識のうちにそう感じていた。 戦場に向かわずとも、命を救うことはできるはずだが彼は頑なに衛生兵に志願する。 その背後には色々思うことがあるだろうが、戦場に向かえる立場であるのに地元に残ることは怠慢だと感じていたからっていうのが一番納得がいく。 健康な男であるという最低限の条件を満たしているのに、なにもしないのはただの怠慢じゃないかと。 戦場で戦わないのは愚か者。 多くの命を奪った人間が国では讃えられる。 多くの命を救ったものはどう扱われるんだろうか。 命を奪うことが戦いなら、命を救うことも戦いじゃないのか。 この悪夢のような土地で、僕はどうすればいいんだ。 「神よ、私は何をすればいいのですか。声を聞かせてください。」 沖縄戦ということで日本人としては複雑な心境にはなるが、偏見的な描き方になっていないのは見やすい作り。 メルギブは脚色とかエンタメっぽい描写があるけれど、彼の作品の特徴を知っておけばそこまでの違和感は感じない。 本作は、史実だからこそ映画として成り立っている。 フィクションであれば、嘘くささが漂う表面的なただの美談という印章にしかならない。だから本作は史実であるという部分が強調されている。 ガーフィールドの好演もはまってるし、メルギブはやっぱ監督の才能あるわ。 本作の最後ではこう語られる。 「英雄とは私のことではなく、戦場で命を落とした兵士たちだ。」 彼は自分の行動が、異常であった戦場で行える最低限の信念だと思っていたから。 国のために戦うことは素晴らしいことなのに自分は戦えない。 だから自分が行ったことは、最低限の行いでしかない。 救えなかった命はもちろんあるわけで、医者のように万能な治療ができるわけでもない。 彼は自分の行いを誇るわけではなく、救えなかった命に対する後悔もあったはずだ。 戦争という国の起こしたことに、たった一人の青年が抗うことはできない。 間違っているとしても、それが正義と語られているなら従わなくてはならない。 だからデズモンドは国のためというよりも、国が起こしたことに翻弄されている兵士たちを助けたいと思っていたんじゃないかなぁ…。 現代の僕たちは戦争が良いことだと思ってない。当時にもそう思っていた人はいたかもしれないが、戦争に参加することに反抗なんてできないだろ。 デズモンドの戦争に対する思いは語られていないが、"人という存在"を救うということを第一に考えていた。 戦争に正義や悪はない。 国のために戦う。 戦争で人を殺すことも、自分が殺されることから守るため。 デズモンドはそこまで強くはない。 ただ救うことしかできない。 だがその救いは、光となる。 人としての光だ。 彼のような命を救うという行動をとった人間はどれほどいたのだろう。 デズモンドの行動は、戦場から無事に帰って来たからこそ称賛されただけかもしれない。 だから彼は偶然、多くの命を救えたんだと思っているんだと思う。 同じような行動をしていた人は、公になっていないだけでたくさんいたのかもしれない。 そう、これは美談ではない。 一人の青年の当たり前の行動なんだから。
  • Tubo
    3.6
    ハクソー・リッジの場所に1番衝撃! どういう理由でこの広告戦略なのか気になる。
  • たかお
    4.2
    メルギブソン先生 疑り深くてごめんなさいm(_ _)m 失敗作かと思って見逃してました。 この作品には先生の気持ち入ってます。 戦争の悲惨さ、悲しさ、痛み そして勇気 ドス衛生兵 あなたの信念には脱帽です。 日本兵の扱いには(^^;;複雑な気持ちですが 凄い作品であると思います。
「ハクソー・リッジ」
のレビュー(14411件)