女優”のん”が語る!映画『おとなの恋の測り方』の魅力とは

2017.06.16
特集

FILMAGA編集部

フィルマーくま

のん

女優”のん”さんが映画を語る連載コラム「”のん”のノンストップ!女優業!!」。今回Vol.7で取り上げる映画は6月17日(土)から公開される『おとなの恋の測り方です。

知的で優しい完璧な理想の男性。ただ身長だけが…

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身長! 今回の映画は身長差が大きくある恋の物語でした。

敏腕女性弁護士のディアーヌは、仕事のパートナーである元夫といつも喧嘩ばかりしている。喧嘩してむしゃくしゃした気持ちで帰宅した彼女のもとに、アレクサンドルという名の人から電話が入る。ディアーヌがレストランに忘れた携帯を届けたいという電話だった。ユーモラスで余裕のある物腰の彼からの電話が楽しく、会う約束をするディアーヌ。実際に会ってみた彼は自分よりも身長の低い男性だった。

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とても素敵なラブストーリーでした。

身長については、私も子供の頃から何かと気にしてたなあと思いました。何センチ伸びただとか、全然伸びないとか、理想の身長は何センチとか。今も、あと2センチあったら……と夢見たりします。自分が恋をする相手の理想の身長も、見上げられる人がいいなと考えたりします。でも、アレクサンドルの身長は……。だけど彼は、立ち居振る舞いが落ち着いていて、自分の身長のこともジョークにしてしまったり、仕事も出来て大きな家に住んでいる完璧な大人の男の人。そんなアレクサンドルに惹かれていくディアーヌは、彼のことをとても好きなのに、身長がネックとなって素直に喜べない。

私の目からも、アレクサンドルは見れば見るほどかっこいい男の人だったので、ディアーヌがなかなか親や知人に紹介出来ないその姿がとても歯がゆくなりました。そして、身長の高い人が普通の理想であるという考えが拭えない、その反面自分の大好きな素敵な彼氏を馬鹿にされるのもめちゃくちゃ腹が立つ、という二つの感情が混ざり合っている複雑な心境がディアーヌを見ていて分かるような気がしました。

とはいえ観ている者としては、早く2人が幸せに結ばれて欲しい……!と焦れったかったです。そして、ラスト、ディアーヌの思い切った行動とその様がおかしくて大きく笑わせていただきました。楽しくてちょっと切ないけれど、心地よい大人の恋の物語でした。

のん プロフィール

のんのん

女優、創作あーちすと。1993年兵庫県生まれ。アニメ映画『この世界の片隅に』で主役すずの声を担当。同作は第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞、第31回高崎映画祭ホリゾント賞、Best10 Cinemas in Sapporo 2016特別賞を受賞。写真集『のん、呉へ。 2泊3日の旅』、ムック『創作あーちすとNON』、のんの4月始まりカレンダーが発売中。

のん公式HP:https://nondesu.jp/

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※本記事は2017年6月16日の朝日新聞東京本社版夕刊の広告特集を転載しています。

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