【Filmarksどう使ってる?】ぼくと映画とFilmarks〜帆世雄一さん〜

2017.07.03
インタビュー

FILMAGA編集部

フィルマーくま

帆世さん4

「いい映画と出会おう。」をコンセプトにした国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」。映画探し、観たい映画や鑑賞記録のメモ、友だちと映画情報交換などなど、いろいろな使い方ができますが、ユーザーの皆さんは実際にどのように使っているのか。気になるあの人に聞いてみよう!ということで新連載をスタートします。 

第1回は、俳優・声優、ナレーターとして活躍中の帆世雄一さん。映画について、Filmarksについて聞いてみました!

自分の好きな映画にはある“法則”があった!

−−映画はどのくらい観られますか?

月6本くらいが平均ですね。映画館でも月2本は観ます。新作は劇場で見ると音など全然違うので、見に行きます。最近はすごく気になる大作が多くて、家から近いので、頻繁にTOHOシネマズに行くのですが、シネマイレージポイントが貯まっていきますね(笑)

−−最近観た映画でオススメはありますか?

はじまりのうた』ですね。周りから強く勧められて観たのですが、通勤など移動中はサントラを聞いてしまうくらいはまりました。音楽が良いだけでなく、ストーリーの細かい回収があり、自分が求めている要素が詰まっている映画でした。

はじまりのうた

(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

Filmarksで、自分の「ベスト10映画」を選んで設定できる機能があるじゃないですか。 そのランキングの上位に入るくらい本当に素晴らしい作品でした。

−−「ベストムービー設定」機能(※1)ですね!

この機能すごくいいなと思っています。実は、1〜10位まで自分のランキングを見ているとある法則があることに気づきました! 象徴的なシーンで「自転車やバイクに乗って街中を走る」という映画が多いんですよね。『ローマの休日』やショーン・コネリーの『小説家を見つけたら』や街中を走るという意味では『はじまりのうた』もそうです。自分はそういったシーンが好きなんだということをこの機能を使うことで知りました。

ローマの休日

このベストムービー設定機能で、アクションやホラーなどジャンルごとに細かいランキングが作れたら良いですね。「この人映画の趣味が合うな〜」と思ってフォローをした他のユーザーさんのレビューを参考にすることもあります。「この人が4点以上出しているのなら好きかも!」と思うことはありますよね。僕は、ホラーが苦手なのですが、フォローしている人があげているホラーベストなら観ちゃうかもしれませんね。

−−ユーザーさんからは「ベスト10じゃ足りない、ベスト100をつくりたい」という声もあるくらいです!

100本…、悩みますね〜(笑)映画好きからすると、単純に★スコアの高い順に並べればいいというわけじゃないんですよね。★は4以上だけど、思い出補正、あの時にみた体験とかでランキングとかが変わってくるので、「★スコアによらないランキング機能」はとても重宝されると思います。

この映画が★5評価の人とは仲良くなれる、かも?

−−人生に影響を与えた映画はありますか?

スティーブ・マーティンの Sgt.ビルコ/史上最狂のギャンブル大作戦』です。スティーブ・マーティン主演の軍隊モノの話で、『ブルース・ブラザース』のダン・エイクロイドも出ている豪華キャスト陣でして、ギャンブル好きな隊長が、基地の中で賭けごとをする、はちゃめちゃなストーリーです。

スティーブ・マーティンの Sgt.ビルコ/史上最狂のギャンブル大作戦

パロディではなく、1から10までコメディ映画として自分たちが面白いと思ったことを取り入れているのが衝撃的でした。今って真正面からやるB級映画ってあまりみかけないですよね、ひたすら笑いころげることができる名作です。

スティーブ・マーティンは本当にいい役で、超バカやっているんですが、役者という仕事のすごさを知りました。小学生か中学生の頃に観たかと思いますが、ずっと彼のものまねをしていました。そこからそういうキャラクターや俳優さんに憧れたのだと思います。いまだに元気が欲しいなというときに見返します。一つ一つの動作がくだらなくて面白い。アメリカ人のいい意味でのジョークのセンスにはまりました。この映画を満点の★5にしている人とは仲良くなれそうですね(笑)

帆世さん7

−−ちなみに、Filmarksを使ったきっかけってなんでしょうか。

もともと僕にFilmarksを紹介してくれたのが、知り合いのゲームライターの方でした。その方とお話していたときに、いろいろとオススメ映画を教えてくれて、僕は携帯にメモしていたのですが、その方はアプリにメモしていて、それがFilmarksだったんです。僕が求めていた機能が全部入っていたので、使い始めました。

そしたら、事務所の中の映画好きメンバーはすでにFilmarksを使っていましたね。年間300本以上観るタレントがうちにいるのですが、彼のアカウントをフォローしてみたら、知らない映画がたくさんあったり、評価の基準が自分とは全く違うので新たな発見がありました。その人が本当に好きなコアな映画が見えてくるというのがいいですよね。

−−他にFilmarksで気に入っている機能はありますか?

「Fan!機能(※2)」がいいなと思います。好きな俳優をFan!登録すると、Push通知が届きますよね。僕、デミ・ムーアが好きなのですが、最近見ないなと思っていたのですが、『素敵な遺産相続』という映画に出演しているという通知が来て6月3日に上映することを知りました。さらに評価も高かったので観たいなと思いましたね。

素敵な遺産相続

(C)2015 Faliro House & Haos Film

大好きな俳優さんの作品でも、日本公開せずに、DVDのみとか、ビデオリリースだったりすることもあるので、お気に入りの俳優さんがいて、こういうジャンルの映画なら観たいなという時に便利な機能だと思います。

帆世さん1

良い映画を観た後のハッピーな気持ちを共有したい!

−− SNSとFilmarksとの使い分けはされていますか?

Twitterは、活動報告など、ファンの方との交流に使っています。Filmarksでは、最近Twitterと連動(※3)させて、自分が好きな映画を布教したいという思いでレビューを書いていますね(笑) Filmarksを始めるまでは、映画を観ても、「この映画良かった」くらいしか書けず、何か書きたい、伝えたいという欲求がいまいち満たされていなかったんですね。

映画を観終わったあとは、分析とかせずに、その余韻に浸りながら、ファーストインスピレーションを大事にして勢いで書いて、点数つけているんです。映画を観た後のハッピーな気持ちをみんなに共有したいという想いです。

だから、後々レビューを見たら、「何書いているんだろう」と反省することもあるんですが(笑) 言葉を選ばず、ただただその映画の好きなところを書くことが多いです。特にサクセスストーリーを観た後は影響されているのがよくわかりますね。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』みたいな名言が印象的な映画を観た後は、カッコつけた言葉を使いたくなります。

ウルフ・オブ・ウォールストリート

「Trend(※4)」には、常に話題の作品が選ばれているから、観たくなる時もありますね。たくさんの映画好きの方の声を反映してできているので、うまくツボを押さえたものが紹介されますよね。Trendにずっと残っているけど、鑑賞できていないのは観なきゃなと思います。自然に催促されているよう(笑)

−−今観たい映画はありますか?

以前Trendで上位にあがっていた『帝一の國』ですね。評価が非常に高くて、気になっていますね。もともと洋画派ですが、最近は邦画も気になります。邦画というと、『ラストコップ THE MOVIE』に声で出演させていただいたのですが、熱狂的なレビューが集まっているのが印象的でした。

ラストコップ

(C)2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International.

あの世界的俳優の吹き替えをやるのが夢です

−−洋画がお好きということで、今後やってみたい吹き替えなどあったりしますか?

もともとこの仕事をやりたいと思ったきっかけが、ロバート・デ・ニーロの相手役の吹き替えをやりたいということだったんですね。いま、吹替の役を夢見て勉強しています!

−−ロバート・デ・ニーロのどんなところがお好きなんでしょうか?

役に対する取り組み方がいいですよね。「デ・ニーロ アプローチ」といわれる、その役に入る前に、あらゆるものを仕入れていて、あらゆるその役どころに近づくためにあらゆる努力をするというスタイルが素晴らしいです。

帆世さん8

彼が持っている役の振り幅が好きで、「このおじさん可愛い」と感じるときもあれば、あまりにも「怖すぎ!」と感じるときもある。同じ人間とは思えないくらい、役によって豹変できる。コメディ俳優としても天才ですよね。DVD化のタイミングなど、いつか吹き替えができたらと夢見て頑張っています。

−−この吹き替えうまいなぁとか憧れの声優さんなどいますか?

吹き替えでは、出演俳優さんの実際の声質に合わせる方と、そうでない方といます。たとえばスティーヴン・セガールって大塚明夫さんが声を担当されているのですが、スティーヴン・セガール本人は意外と声が高いんですよ。それを、大塚さんはあえて違った声質でキャラクターを作り上げています。

日常生活では、「この人はこういう声だろうな」って、知らず知らずのうちにイメージができています。きっと吹き替えも同じです。人と声のイメージから逸脱すると、違和感が出てしまう。ですので、既存のイメージにどれくらい合わせていくかがカギになります。かといって、自分が発せられる声にも限りがあるので、どういう声質をチョイスしていくか。それはいろいろな作品を見て学ぶしかないなと思います。

−−映画と声、とても奥深い世界だと感じます。

事務所の大先輩の山寺宏一さんは、吹き替え版と字幕版の両方を見ると、どれだけすごいかをあらためて実感できます。アニメーションにあてる技術力もお芝居も。『SING/シング』なんかは、海外の方よりも、山寺さんの方がうまいんじゃないかなと思ったくらいです。山寺さんの歌う「マイ・ウェイ」は本当にすごいの一言です。

上映当時の背景を知ることで、映画の新たな楽しみ方が発見できる!

帆世さんがサポーターとして活動されている「ガチバーン映画祭」がかなりコアな作品を紹介されていて気になりました!

「ガチバーン映画祭」は、沖縄県にある桜坂劇場で毎月映画翻訳家の方がテーマを組んで開催している映画祭です。過去には「マカロニ・ウェスタン」「カーアクション」「マッドサイエンティスト」といったテーマで、今後劇場公開されないであろう作品を上映しています。埋もれてはいるけど、スクリーンで見たら、今でも衝撃的で、「ガチ」で観たら脳みそ覚醒して「バーン」(ガチバーン)ってなる作品を集めて、みんなで楽しみましょうという趣旨の上映企画なんです。

帆世さん2

「マッドサイエンティスト」特集では、クロマキー映画の黎明期に発達したカラー技術や特殊メイクについて、翻訳家の方の解説を聞きながら、鑑賞できたり。

デジタル時代の今「そんな昔の技術でびっくりしないわ」と思われるかもしれませんが、その当時のアメリカの時代背景を知ると、その技術がいかにセンセーショナルだったかがわかって、より楽しめるんです。それって自分一人で、DVDを借りて観てるだけでは気づけないことですよね。歴史を知ることで、映画に新しい発見がある。映画の楽しみ方としてとても丁寧だなと思います。

帆世さん6

そこで、僕たちはサポーターとしてこの企画の面白さを伝える活動をしています。そのひとつが「予習ムービー」というものです。上映作品については、このチラシくらいしか情報がない状態なので、「これってどういう映画ですか?」と一般の人が気になるであろうことを主催の翻訳家の方に尋ねて、それをムービーとしてまとめたものです。

チラシもレトロ感があっていいですよね。

こういうタイプって今なかなかないですよね。以前作ったチラシなんかは、転売されるくらい人気だったみたいですよ。

上映作品『4Dマン』のレビューを帆世さんが熱く書かれているのを拝見しました!

4Dマン』すごくよくできていて面白いんです。1950年代の作品で、設定についてツッコもうと思ったら、いくらでもツッコめるサイエンス映画ではあるのですが(笑)

4Dマン

人間ドラマもしっかりしていて、科学者としての倫理観だったり、人間関係や科学者との利権争いだったり、根底のテーマがしっかりと描かれていて、きちんとストーリーを楽しめます。今見ても「すごい!」という技術もあるんです。すっかりデジタル慣れしてしまっていますけど、フィルム時代のこれってアナログでどうやってやったんだろうみたいな。その知識がないので、逆に楽しめますね。ちゃんと大画面で見てもすごいと思えるんですよね。ここでしか見れない貴重な作品ばかりです。コアな映画好きにはたまらないと思いますよ。

ガチバーン映画祭は、毎月沖縄桜坂劇場で開催! 気になった人は、Filmarksで作品をClip!して、詳細は公式ホームページをチェックしよう。帆世さん、映画とFilmarksの活用方法についてお話し聞かせていただきありがとうございました!

ガチバーン映画祭(まつり)@桜坂劇場▶︎http://sakurazakafilmfest.ti-da.net/

▼ 帆世 雄一さん プロフィール

帆世さん5

愛称はホセピン。アクロス エンタテインメント所属。主な出演作品は、テレビ東京「おはスタ」(ホセピン役)、テレビ東京「チャージ730!」ナレーション、アニメ「大図書館の羊飼い」(男子生徒)、ゲーム「あんさんぶるスターズ」(守沢千秋役)、「ドラゴンジェネシス」(ソーサラー男役)など。

・Twitter:https://twitter.com/joseyou1
・Filmarks:https://filmarks.com/users/jose0722

(取材・文:柏木雄介、撮影:斉藤聖)

※1「ベストムービー設定」機能
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