近未来都市となったデトロイトを舞台に、元人間でありながら持ち前の驚異的な能力を武器に悪の組織と戦うサイボーグ警官ロボコップが活躍するSFアクション作品。本記事ではヒューマンドラマの中にグロテスクな要素も織り交ぜて作られた映画「ロボコップ」シリーズ全3作のあらすじやキャスト、見どころをまとめてご紹介します。
『ロボコップ』(1987)
舞台は犯罪多発地帯となった近未来のデトロイト。地元警官だったマーフィはある日、強盗の追跡中に惨殺され、殉職してしまう。しかしマーフィの遺体は、警察の経営をしている民間の巨大企業オムニ社に回収されるとサイボーグ警官ロボコップとして復活を果たすのだった。その後、犯罪を何件も取り締まっていくロボコップだったがある時、自分がマーフィとして生きていた過去を思い出してしまう……。
「ロボコップ」シリーズ第1作目。第60回アカデミー賞にノミネートされた経歴も持つほど、SFアクション作品の金字塔として名高い本作。監督は『トータル・リコール』や『インビジブル』を後に手掛けることとなるポール・ヴァーホーヴェンが担当する。主人公・ロボコップ役を、本作が自身の代表作となるピーター・ウェラーが好演している。
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『ロボコップ2』(1990)
治安は悪化の一途を辿っていた近未来都市のデトロイト。ロボコップは市民の命を守るため、孤独に犯罪組織と戦う日々を送っていた。しかし、そんな中で“謎の麻薬”がデトロイトの町に普及しはじめる。半分は機械、もう半分は人間であるロボコップよりも忠実に命令に従うロボコップ2号の開発がオムニ社にて進められる中、ロボコップは麻薬組織の手によって解体されてしまうのだった。果たして、ロボコップの行く末と再び動き出したオムニ社による目論見の結末とは……。
「ロボコップ」シリーズ第2作目。メガホンを握ったのは、後に『スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇』の監督も務めることとなる、アーヴィン・カーシュナー。フランク・ミラーの原作を基となっていて、脚本はミラー自身と加えてウォロン・グリーンが共同で執筆している。前作に引き続き、ロボコップを演じる主演はピーター・ウェラー。
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『ロボコップ3』(1992)
デトロイトの町では未来都市デルタシティを建設するために旧市街を撤去し始めるオムニ社と、地下に潜った住民との熾烈な戦いが繰り広げられていた。一度は傷ついて生死の境目を漂ったロボコップだったが、復活を遂げると、荒んでしまったデトロイトの街で再びオムニ社の陰謀に体当たりで立ち向かっていく……。
「ロボコップ」シリーズ第3作目。監督と脚本は後に『ザ・プレデター』の脚本を執筆したフレッド・デッカーが務めた。共同脚本には、前作に引き続いてフランク・ミラーも参加。主演は、前作までのロボコップを熱演したピーター・ウェラーから新たにバトンを受け取った『シンプルメン』などで知られるロバート・ジョン・バーク。
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『ロボコップ』(2014)
舞台は2028年のデトロイト。オムニコープ社がロボットテクノロジー業界を席巻していた。警官のアレックスがある日、車の爆破事故に巻き込まれ瀕死の重症を負う。しかし、オムニコープ社の技術により“ロボコップ”として新たな命を手にし……。
1990年代に大ヒットした同シリーズのリメイク・リブート版。ジョゼ・パジーリャ監督作。ジョエル・キナマン主演、ゲイリー・オールドマン、マイケル・キートン、アビー・コーニッシュ、サミュエル・L・ジャクソンら出演。
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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2021年10月21日時点の情報です。