「アベンジャーズ」シリーズを代表とするMCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）で広く知られたマーベル・スタジオが、今季新たに送り出したヒーローチーム、“エターナルズ”の活躍を描いた作品。本記事では、2021年11月5日公開予定の映画『エターナルズ』のあらすじ＆キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
映画『エターナルズ』（2021）あらすじ
セレスティアルズから誕生したエターナルズは、ほぼ不死身の身体と強靭な精神力を持ったいわばスーパーヒーロー界のエリート集団である。彼らは遙か昔から地球に存在していて、7000年もの長い月日の間、陰ながら人類を見守り続けてきた。しかし『アベンジャーズ／エンドゲーム』後、最大の敵であるサノスによって半分が消滅させられた全宇宙は、アベンジャーズの戦いによってこそ復活したものの、実はその際に、強大なエネルギーによって新たな脅威が誕生していたのだった。その存在が刻一刻と地球に迫ってくる中、これまで身を潜めていたはずのエターナルズが地球を守るため再集結を果たすのであった……。
映画『エターナルズ』キャスト紹介
セルシ/ ジェンマ・チャン
感情を持たない物質であれば、触れるだけで物質を自由に変換できる能力を持つ。人類に対して深い愛情と強い興味を抱いており、人間界での生活を長く続けている。司令を受けて“エターナルズ”を再集結させるため、メンバーを探す旅にでる。
イカリス/ リチャード・マッデン
空を高速で飛行することができ、目から強烈なビームを放つ。エターナルズのなかでも最強の戦士の1人。ギリシャ神話の英雄イカロスが名前の由来とされている『X-MEN:アポカリプス』登場したアポカリプスさえも倒したという伝説の持ち主。
セナ/ アンジェリーナ・ジョリー
自分の頭に浮かんだ武器を具現化する能力を持つ。戦いを愛しており、メンバーの中で最も危険な戦士である。
エイジャック/ サルマ・ハエック
エターナルズと人間を初めとするありとあらゆる生命のヒーリングができる。いつなん時も冷静沈着でエターナルズの精神的な支柱として存在感を放つ。
ファストス/ ブライアン・タイリー・ヘンリー
戦いを冷静に分析できる頭脳派メンバー。発明の才能にも恵まれ、人類の科学技術の進化をそっと後押ししてきた。
ギルガメッシュ/ マ・ドンソク
エターナルズの中で最もパワーが強く、戦いの際には拳にエネルギーを纏って強化することができる。フィジカルの強さとは裏腹にチームで最も心優しい人物である。
スプライト/ リア・マクヒュー
その外見が故に周囲からはよく子供扱いされている。リアルな幻影を生み出し、自分の姿を自由自在に変化させることができる。
キンゴ/ クメイル・ナンジアニ
指先からレーザービームを放つことができる。現在はインド映画界の大スターという顔を持つ。
マッカリ / ローレン・リドロフ
全宇宙の中で最も速いスピードで移動することができる。能力を駆使して地球を調べ尽くしていることから豊富な知識を持つ。
ドルイグ / バリー・コーガン
エターナルズメンバーとの交流を避ける一匹狼。エネルギーを使って人の心をコントロールすることができる。謎に包まれたメンバーで、再び訪れた危機で人類の味方になるのかは不明。
映画『エターナルズ』見どころ
本作の監督を務めるのは第93回米アカデミー賞にて『ノマドランド』で、アジア系女性としては初の監督賞を受賞したクロエ・ジャオ。つい最近脚光を浴びたばかりの彼女は、『ノマドランド』で表現した“美しい静寂”を、アクション要素たっぷりのマーベル映画に一体、どのように取り込んでくるのでしょうか。脚本は、マシュー・K・ファーポとライアン・ファーポの兄弟。また、エターナルズのリーダーを演じるのは本作が実に10年ぶりのアクション映画への参加となった『マレフィセント』などで広く知られるアンジェリーナ・ジョリー。他にも『フレンチ・ラン』のリチャード・マッデンや、キット・ハリントン、マ・ドンソクらが共演している。
本作は2021年11月5日に公開予定。エターナルズたちの活躍は臨場感を味わうためにも、ぜひ劇場で見たいところ。
(C)Marvel Studios 2021
※2021年10月31日時点の情報です。
