誰もが経験したことのある「最高の失恋」をもう一度。実写版『心が叫びたがってるんだ。』

2017.07.14
特集

FILMAGA編集部

フィルマーくま

2015年の公開時、心を揺さぶる感動作として大ヒットを記録したアニメーション映画『心が叫びたがってるんだ。』(通称:“ここさけ”)がこのたび、ファン待望の実写化! まもなく7月22日(土)に公開されます。

これまで関わることのなかった男女4人の高校生が、学校行事「ふれあい交流会」での実行委員への抜擢を機に心を通わせ、大きく成長していく青春ラブストーリー。

観た人すべてを切なくも爽やかな余韻で包み込む、映画『心が叫びたがってるんだ。』のみどころをご紹介します。

心が叫びたがってるんだ。

 

大ヒットを記録した劇場版オリジナルアニメが待望の実写化!アニメ『ここさけ』はこんなにすごい作品なんです!

冒頭で記述した通り、今作は、2015年9月に公開され大ヒットを記録した劇場版アニメーション『心が叫びたがってるんだ。』の実写版です。

アニメ版『心が叫びたがってるんだ。』は名作アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の原作者としても知られる、「超平和バスターズ」(長井龍雪・岡田麿里・田中将賀)による新作として公開前から大きな注目を集め、幕が上がると最終興行収入11億円を超える大ヒットを記録しました。

原作、原案を持たず、テレビシリーズ発でもない完全オリジナル劇場用アニメーション作品が興収で10億円を超えたこの記録は、当時、スタジオジブリ作品・大友克洋作品・細田守作品に次ぐ、史上4番目の快挙となり、第39回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞しました。

今回の実写版『心が叫びたがってるんだ。』は、そんな大ヒットアニメの実写化という新たなフィールドで再構築し、原作へのリスペクトを込めながらも実写表現ならではのみどころが満載。

この実写化を通じて、原作アニメが持つメッセージの普遍性がより明確に感じられ、アニメファンのみならず、初めて『ここさけ』を観る人も楽しめる作品に仕上がっています。

心が叫びたがってるんだ。

■アニメも見たが実写はいい感じにまとまっていて爽やかで現実味のあるラストの青春映画だった。京子ちゃんの演技が儚げでいて凛としていて爽やかでとってもよかった。(hinoaneさん)
■アニメの実写化はあまり良いイメージを持っていなかったのですが、この「心が叫びたがってるんだ。」は素晴らしかった!この実写版だけで十分に楽しめる&泣けました。アニメ原作とか偏見なしに観てほしい作品です。(yuks4896さん)
■オリジナルアニメ版を忠実に実写化してなかなかの出来。アニメよりもやっぱり人間が演じてる方が感情が伝わってくるのかな。(sachikiさん)

目の前の“大切な人”に伝えたい思い。今、そして今後に注目が集まるフレッシュなキャスト陣が集結!

今作のみどころといえば、フレッシュなキャスト陣の魅力溢れる演技なしには語ることができません。

主人公の坂上拓実役を演じる中島健人は、アイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーで、中高生女子のあいだでは王子様的存在の美少年です。
しかし本作では一転、思ったことを言わず、本心を隠して生きるどこか陰のある男子学生を演じています。
劇中では夕日の差し込む教室でピアノの弾き語りをみせ、その完璧な演奏シーンは思わず瞬きを忘れてしまうほどの美しさ、ファンの皆さんのみならず必見のシーンとなっています。

物語の鍵を担うヒロイン、成瀬順役にはNHK 連続テレビ小説「べっぴんさん」でお茶の間の人気者となった芳根京子
本作では幼少期のトラウマから言葉を発することができなくなり、自分の気持ちをうまく伝えられない葛藤に悩む難役に挑戦しています。
物語が進むにつれて次第に変化していく少女の繊細な心境を、言葉だけでなく表情や細部の身体の動きで見事に演じており、観るものを惹き付けて離しません。

主演の二人と共に実行委員をつとめる仁藤菜月役の石井杏奈は「E-girls」のパフォーマーでもあり、近年は『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』や、『四月は君の嘘』など話題作に出演、女優としての評価も高まっています。
チアリーダー部の部長として常に明るく振る舞いながらも、中学時代に拓実と交際していた思い出が今も心に引っかっている菜月は、順と拓実の関係を複雑な思いで見守っており、彼女の立場に親近感を覚える人は少なくないはずです。

野球部のエースでありながら腕の怪我によって挫折を経験し、実行委員にも乗り気でない田崎大樹役には、注目の新人俳優・寛一郎が大抜擢。
俳優としての実力は今作で証明されたと言っても過言ではありません。その存在感のあるたたずまいや力強い眼差し、苦しくなるほどアツい思いから目が離せません。
スタッフが満場一致で選んだという大樹役のフレッシュな演技は、エンドロールの最後までぜひお見逃しなくご覧下さい。

心が叫びたがってるんだ。

そんなフレッシュな4人の演技に加え、ベテラン俳優・荒川良々演じる担任教師、城嶋のキャラクターにも注目。
味わいのある良々節で若者たちのフレッシュな演技を脇で支えています。

■キャストさんはみんな雰囲気が合っていて、何より芳根ちゃんの歌声が綺麗だったのと中島くんのピアノが良い^ ^ ミュージカルシーンの曲は忠実だし。アニメのサントラも聴いているけれど実写のサントラも聴きたくなりました。(pan4haru7さん)
■とにかく役者が素晴らしかった。表情だけであそこまで、特に目で語りまくっていた。(ulysses.0605さん)
■鑑賞中、泣きまくりです。中島くんが玉子、玉子言いながら歌うシーンを見て何だかよくわからない気持ちになりながらも気づいたら泣いてました。(qpNiliyahqpさん)
■最近の若手俳優は演技が上手い。寛一郎さんと福山康平さんの掛け合いほんとにいい演技だった。(tmtmctmysさん)

青春映画ならではの胸きゅんシーンも満載

心を閉ざして生きてきた順は、そんな自分にも優しく接してくれ、不思議と気持ちを理解してくれる拓実に心惹かれていきます。
「ふれあい交流会」本番が近づくにつれ、二人の心の距離はどんどん縮まり、拓実に対する順の気持ちは大きくなっていきます。
そんな二人を見て、応援しようと心に決めるも拓実を好きな気持ちを抑えきれず葛藤する菜月と、ひたむきで一生懸命な順に押され徐々に心を入れ替えていく大樹。

4人それぞれのピュアな想いが交差しながら進む本作には、人を好きになったときに感じる言葉にできない想いや、片思いの不安や苛立ちが美しく盛り込まれ、誰もが感じたことのあるきゅっと胸を締め付けられる感情があふれ出します。
“好きと言えない恋”の甘酸っぱい結末は、何かに踏み出せないでいるあなたの背中を優しく押してくれるかもしれません。

心が叫びたがってるんだ。

■4人の登場人物のそれぞれに抱えた「言いたいけど、素直に言えない気持ち」があるんだよ、というもどかしさを描いている良作です。(tetsu1014さん)
■学生のときに体験した、好きな人との距離が近く瞬間の気持ちや、想いが伝わらなかったときのどこにも放てない気持ち、好きな人を目で追ってしまうあのときの感情をまた抱くことができました。(wicket46さん)
■まず言えるのはただの青春映画では無いということ、メインの登場人物4人とも「もどかしい何か」を抱えており、それぞれ人間臭さがあって思わず応援したくなるし、とても共感できる。行事の本番当日が近づくにつれて高揚感が増していく雰囲気などは観ていて懐かしかった。高校生が主役の映画だが、作品を通じて人との関わりで大切なことについて改めて考えさせられるし、教えてもらった気がする。(oka-kiさん)

心に秘めた想いを言葉にする難しさと大切さ。観るものの心を動かす、「歌ってみるのもありかもよ」に込められた想い

作品に込められたテーマ、言いたいけど言えない思いを言葉にして伝える大切さ、またその難しさは、誰もが日々の生活で体験したことがあるのではないでしょうか。

SNSが発達し、人々が世の中に気軽に意見を発信できる現代社会、情報量は増えたものの、「家族」「友人」「恋人」など、身近で大切な人だからこそ直接言えない本心。
若者のみならず本当の気持ちを言葉にできず孤独感を感じている人々は増えているといいます。
今作はそんな現代に生きる私たちだからこそ共感できる内容で、日々悩み、葛藤しながらも、諦めずに思いを言葉にして叫ぶ大切さを教えてくれています。

劇中、終盤のミュージカルのシーンは今作のハイライトとなっており、原作のアニメと同じ「Over the Rainbow」とピアノソナタ第8番「悲愴」の二重奏に乗せられて届く言葉はアニメの感動をも超える観応えで、観賞後には爽やかな感動で貴方を包んでくれるはずです。

心が叫びたがってるんだ。

■日頃から、言えない事はたくさんありますが、声に出して伝える大事なことを改めて感じました。(hanakumiさん)
■伝えたいのに伝えられないことって私の中にたくさんあって、でもいつも笑ってごまかしてた。そんな私にはとても心に刺さる作品で、言葉の大切さだったり、言葉に頼りすぎちゃいけないってことだったり、つたない言葉でも言葉にすることが大切なんだなってことだったり、たくさんたくさん教えてくれました。(maki_dream_さん)
■「この夏、1番泣ける最高の感動作。」という言葉がとても良くあっていて上映中ずっと泣いてました。(HxBhsltV5ugyT0Lさん)
■青春群像劇としてこれまでにない新しい風を感じる作品です。観る人の心の中にある、誰かに伝えたい想いに手を差し伸べてくれるような優しさに溢れてます。精一杯生きる彼らも風景も音楽も美しい。(mubimubiさん)

◆映画『心が叫びたがってるんだ。​』 information

心が叫びたがってるんだ。

上映時間:119分

7月22日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://kokosake-movie.jp/
配給:アニプレックス
(C)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (C)超平和バスターズ

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS
  • かぴ
    3.3
    感情移入してムカついて、最後泣けた。 石井杏奈ちゃんが好きになった。
  • mutuzo
    3.6
    予備知識なしで観ました。鑑賞後にアニメ版のDVDがあることを知り、気に入ったので、そちらの方も視聴しました。トラウマのため言葉を発せなくなった主人公を中心に青春ドラマが進行します。地域交流会のミュージカルの上演を目標に、主人公のクラスがまとまっていく姿に、自分の学生時代を重ねていました。皆さん、良い演技をされていました。若さというのは、本当に素晴らしいことだ。中村雅俊などの青春ドラマをTVで見て育った世代だが、たまにはこのような青春モノを観て、いつまでも気持ちだけは若くありたいと思いました。
  • シュウリュウ
    3.0
    最後の坂上くんの回想シーンで健人くんのビジュ爆発してた
  • alwayssunny
    2.5
    記録用
  • plastic
    -
    記録
「心が叫びたがってるんだ。」
のレビュー(1305件)