エドガー・ライトとサイモン・ペッグとニック・フロスト、三馬鹿そろえば文殊の知恵、友情の三部作とは?

映画狂の唄を大いに謳おう

ロックス

こんにちは。エドガー・ライト監督の最新作『ベイビー・ドライバー』が好調ですね!
Filmarksの映画初日満足度ランキング(8月第3週)でも堂々の首位を獲得! 流石の一言に尽きます。
さて、皆さんはエドガー・ライトが監督を務め、サイモン・ペッグニック・フロストが共演する「スリー・フレーバー・コルネット」3部作をご存知でしょうか?

本日は、エドガー・ライト監督の代表作と呼ばれる通称「コルネット3部作」をいつも通り暑苦しくご紹介します!

エドガー・ライト、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト

エドガー・ライト、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、この3人に共通することは「とにかく仲が良くて映画オタク」だということ。サイモン・ペッグとニック・フロストはプライベートでもかつて一緒に暮らしていたほどの親友同士。インターネットで「サイモン・ペッグ ニック・フロスト」と調べてみると、ラブラブな二人の写真がたくさん出てきます。見ている方も「二人って仲良いんだなぁ〜」と少し幸せな気持ちになりますよ。

そして運命の出会いを果たした3人が作った記念すべき第一弾の作品がこちら!

ゾンビコメディの走りといえばこれ!『ショーン・オブ・ザ・デッド』

ショーン・オブ・ザ・デッド

先日亡くなられたゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ氏の『ゾンビ』(原題:ドーン・オブ・ザ・デッド)をパロディ化した、ゾンビ愛のこもったコメディタッチの作品となっています。
ゾンビから逃げるために近所の行きつけのパブでやりすごそう、というとんでもなく浅はかな考えを思いついた2人は、仲間たちとパブを目指してゾンビの溢れる街中を彷徨います。ゾンビにレコードを投げるシーンは爆笑必至。友達に面白い映画は何?と聞かれたら『ショーン・オブ・ザ・デッド』と自信を持って答えられる作品となっています。
※余談ですが、ロックバンド「コールドプレイ」のボーカル、クリス・マーティンがカメオ出演しています。探してみてください。

ちょっとしたミステリー要素もある良作『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

ホット・ファズ

前述した『ショーン・オブ・ザ・デッド』が大ヒットした3人は次なる作品を製作します。
それがこの作品『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』です。 今回、主演の2人は警察官になっています。

ほとんど犯罪など起こらないサンドフォードで左遷されたエリート警官ニコラス(サイモン)を待っていたのは、呑気でいい加減な仲間たちと共に退屈な仕事に従事するばかりの日々。しかし、この一見平穏な村には、ある恐ろしい秘密があった。
もちろん笑いも多いですが「犯人探し」を主点に置いているので手に汗握るシーンも多くあります。また、アクションシーンも、あの有名アクション映画のパロディもあり、「アクション映画あるある」のシーンも満載。「本当にこの3人は映画が好きなんだな〜」と嬉しくなってきます。

俺は世界が終わっても酒を呑む! 『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

ワールズ・エンド

中年でアルコール中毒のゲイリーは、20年ぶりに帰郷する。そして社会的に成功した4人の幼馴染を無理矢理誘い、学生時代に達成できなかった「一晩に5人で12軒のパブでハシゴ酒」という記録に再挑戦をするのであった。しかし、挑戦の最中、エイリアンが地球を侵略しようとしていることに気づく、果たして運命は……? どうです? あらすじを聞くだけでも面白そうでワクワクしませんか? 実は私、この『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』に影響されて12軒ハシゴ酒を試した過去があります。正直、死にそうになりました笑。映画に影響されてなにかをする、というのは素晴らしいことです。それほど影響力のあるコメディ映画でした。

また、エドガー・ライト監督ではないですが、
宇宙人ポール』もまたサイモン・ペッグ、ニック・フロスト主演で製作されたコメディ映画となっています。こちらもあの宇宙人映画の大作をパロディにした爆笑コメディとなっています。

いかがでしょうか。映画狂3人の友情で作られた「スリー・フレーバー・コルネット」3部作は、映画愛に満ち溢れた名作となっています。脚本や演出をとっても単なるコメディなだけではなく『ショーン・オブ・ザ・デッド』はラブストーリーの要素を、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』はミステリー・サスペンスの要素を、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』は時代に合わせた音楽を取り入れ、趣向を凝らしている点も注目です。また、3作ともサイモン・ペッグかニック・フロストのどちらかが、だらしのない役と生真面目な役を演じています。どちらかが相方を支え、お互いの駄目な部分をカバーする、まさに友情を感じることのできる素晴らしいバディ映画となっています。4作目、ぜひ作ってほしいですよね。

ベイビードライバー
現在エドガー・ライト監督の新作、『ベイビー・ドライバー』が上映中です! ぜひチェックをしてみてください! ではまた。

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  • 3.6
    ゆるかったー。結末含め、センスがいい。
  • 山椒薫子
    3.8
    2004年のイギリス映画 2019年に日本で売れて3月劇場公開 めちゃくちゃハートフルな ゾンビ映画で心温まる物語で笑った
  • yrk
    3.9
    おもろい
  • リク
    5.0
    これは文句なし面白いどす ここからゾンビ映画に入っていくと全く怖くないかもね
  • RandB
    3.6
    色々あって短編ゾンビ映画を作ることになり、その研究をするために鑑賞。 親友のエドから離れることが出来ず、ついには恋人からも見棄てられてしまった冴えない男・ショーン。 相変わらず自堕落な生活を送る彼だったが、世界規模で人類のゾンビ化が始まって...。 前評判が高すぎて期待しすぎた感は否めないですが、蓋を開けてみると、シンプルに楽しいB級ゾンビコメディでした! エドガー・ライト監督作は『スコット・ピルグラム...』と『ベイビー・ドライバー』が完全に好みだったので、今回のB級映画感バリバリのユルさとグロさの塩梅が少し合わなかったのは事実ですが、「退屈に生きている人はゾンビと大して変わらないのではないか」という近年の作品(『ウィーアーリトルゾンビーズ』)でもよく描かれるテーマを端的に表したOP、ゾンビ映画にありがちなバッドエンド(←あくまで個人の見解です。)で終わらない意外なラストが素晴らしい作品でした! <<エログロおバカメーター>> エロ ☆×0.0 グロ ☆×3.6 バカ ☆×4.0 ・グロポイント さすがゾンビ映画、一体目の登場シーンと、その撃退方法から中々のグロさでした。 どうでもいいけど、終盤のかなりシュールな絵面を見ると、なんだか、この作品『ゾンビーノ』の前日譚のような気がしてきました。笑 ・おバカポイント 作中における人類のゾンビ化は、割と早く始まっているのに、主人公たちが全く気づかないというユルさ。笑 予想以上の溜めの長さに、そのままラストまでいくのかと思うレベルでした。笑 あと、やっぱり、エドガー・ライトの趣味なのか、序盤の訳の分からないハイテンポな"寄り"の演出が独特でしたね...。苦 前述の2作品での演出は個人的にはバチっとハマッていた印象でしたが、今作の演出は無駄すぎて「イラネ...」ってなりました。 ちなみに前々から噂に聞いていたクイーンの名曲『Don't Stop Me Now』の劇中使用シーンは予想以上のチープさに、かなり肩透かしを喰らいました...。(真顔) 
「ショーン・オブ・ザ・デッド」
のレビュー(23615件)