2021年も昨年に引き続き新型コロナウイルスによって私たちの生活は制限されました。息苦しい世相の中、多彩なラインナップの動画配信によって気分転換したり、パワーをもらった、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は年末年始にぜひ、観ていただきたいNetflix映画作品を6選ご紹介。映画好き必見の良質な人間ドラマや国際映画祭で絶賛されたものばかりですよ!
また2021年に配信されたNetflix作品の中から、Filmarksで注目されたトレンド作品ランキング【映画編】TOP10も発表。Filmarksのユーザーたちは、どの作品に注目したのでしょうか?
年末年始に観て欲しいNetflix映画作品 -6選-
『パワー・オブ・ザ・ド ッグ』(独占配信中)
『ピアノ・レッスン』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールとアカデミー賞脚本賞等を受賞したジェーン・カンピオン監督待望の本作は、本年度ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。主演は演技派スター、ベネディ クト・カンバーバッチが新たな境地に挑む。
1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、周囲に恐怖を与える牧場主(ベネディ クト・カンバーバッチ)と弟とその妻の関係をリアルに描く。『ピアノ・レッスン』同様、大自然だけど閉ざされた狭い空間の中での緊迫した人間ドラマが楽しみな一本。
『浅草キッド』(独占配信中)
映画監督として世界で知られる北野武(ビートたけし)が青春時代を過ごした昭和40年代の浅草を舞台にした自伝「浅草キッド」の映画化。劇団ひとりが監督・脚本を手がけ、幻の浅草芸人と呼ばれた師匠・深見千三郎を大泉洋、ビートたけしを柳楽優弥が演じる。
大学を中退し、「お笑いの殿堂」と呼ばれるフランス座でエレベーターボーイをしていたタケシは、深見のコントに惚れ込んで弟子入りを志願し、芸ごとの真髄を叩き込まれていく。しかしテレビの普及とともにフランス座の客足は減り、同じ頃タケシはキヨシと共に漫才コンビ「ツービート」を結成。深見の猛反対を押し切ってフランス座を飛び出す。
『消えない罪』(独占配信中)
『ゼロ・グラビティ』『しあわせの隠れ場所』などのアカデミー賞女優のサンドラ・ブロックの最新主演作。近年寡作となっている彼女が『バード・ボックス』に続いて製作も務めたNetflix映画。監督は第69回ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞のノラ・フィングシャイト。脚本は『ユージュアル・サスペクツ』のクリストファー・マッカリー。
暴力犯罪の刑に服したルース(サンドラ・ブロック)。長い服役生活を終えて戻った故郷は、彼女の過去の罪を許さぬ厳しい世界だった。そんな彼女が罪をつぐなう唯一の道は、かつて仕方なく置き去りにした妹を探し出すことだった。
『The Hand of God』(独占配信中)
本年度ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)と、主演のフィリッポ・スコッティもマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。監督は『グレート・ビューティー/追憶のロー マ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したパオロ・ソレンティーノ監督。1980 年代の激動のナポリを舞台に描かれる、監督自身の自伝的な作品とのこと。
少年ファビエット(フィリッポ・スコッティ)が暮らすナポリの街に伝説のサッカー選手ディエゴ・マラドーナがやって来る。思わぬ出来事に喜ぶファビエットだったが、予想外の悲劇が彼を襲う。運命と家族、スポーツと映画、愛と喪失のエッセンスが凝縮され、観る者を不思議な感覚に包み込む。
『ドント・ルック・アップ』(独占配信中)
監督は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』などで批評家や俳優からの信頼も厚いアダム・マッケイ。主演はレオナルド・ディカプリオとジェニファ ー・ローレンスで、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメらも出演し、アカデミー賞受賞・ノミネート数は合計で 8 受賞&42 ノミネートに及ぶという名優揃いの大注目作。
地球衝突の恐れがある巨大彗星を発見した天文学博士と助手が、彗星が地球に衝突するまで後6ヶ月という危機を世界中に知らせるべく大統領(メリル・ストリープ)やテレビ司会者(ケイト・ブランシェット)らに訴えるが誰も相手にしてもらえず…。
『ロスト・ドーター』(12 月31 日独占配信)
『クレイジー・ハート』でアカデミー賞助演女優賞候補となっているマギー・ギレンホールがこの監督デビュー作でいきなり本年度ベネチア国際映画祭最優秀脚本賞を受賞。彼女が監督・製作・脚本を務める今作の主演は『女王陛下のお気に入り』でのアカデミー主演女優賞受賞で知られているオリヴィア・コールマンで、共演にはダコタ・ジョンソン、ジェシー・バックリー、エド・ハリス、ピーター・サースガードらが実力派俳優らが出演。
一人海辺のバカンスに訪れた女性がある出来事をきっかけに、母親として未熟だった頃の記憶に押しつぶされそうになり、尋常ではない選択をしてしまった過去を思い出し対峙することとなる。
FilmarksトレンドTOP10 -映画編-
それではお待たせしました!
Filmarksで注目された2021年配信のNetflix作品 -映画編ランキング-を発表。
※2021年配信のNetflix作品を対象にFilmarksのClip/Markを元に計測したランキングデータとなります
※2021/12/13 Filmarks調べ
90年代サブカルを盛り込んで最高にエモい!と話題の『ボクたちはみんな大人になれなかった』が1位ですね。11月配信開始した『レッド・ノーティス』『tick, tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』がTOP3ということで、作品の魅力が一気に浸透している模様。12月配信開始の『浅草キッド』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』も早速ランクインと映画ファンも大注目!
さて、今回の記事ではハリウッドスター総出演の豪華な作品や女性監督による良質な人間ドラマ、ビートたけしの自伝映画など多彩な作品を紹介いたしました。何かと大変だった2021年を締めくくり新たな2022年をスタートさせるこの年末年始に、Netflixで素敵な映画と出会いましょう!
Netflix公式サイト:https://www.netflix.com