2022年公開予定の邦画の中で、映画ファンの間でも話題になること間違いなしの作品を10本厳選して、ご紹介いたします。
『余命10年』
【2022年3月4日公開予定】
20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。同窓会で再会した2人は惹かれあい、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。思い出の数だけ失われていく時間……。彼らが最後に選んだ道とは?
『シン・ウルトラマン』
【2022年5月13日公開予定】
『シンゴジラ』の制作陣が今季世に送り出すのは、日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」。監督を樋口真嗣。企画・脚本は庵野秀明が担当。世界観を現代社会に置き換え、再構築されている。科学捜査隊のハヤタ隊員はパトロール中に、逃亡した宇宙怪獣ベムラーを追うM78星雲人・ウルトラマンと衝突してしまい、瀕死の重傷を負ってしまう。そんなハヤタを見たウルトラマンは、命を共有することに。そして彼らは、地球の平和を守るため一丸となり共に戦っていくことを決意する!
『ちょっと思い出しただけ』
【2022年2月11日公開予定】
怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの彼女・葉(よう)。めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ない7月26日。特別な日だったり、そうではなかったり……。でも決して同じ日は来ない。世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を、 “ちょっと思い出しただけ”。
『コンフィデンスマンJP 英雄編』
【2022年1月14日公開予定】
これは、コンフィデンスマン誕生の秘密に迫る物語 “英雄”と謳われた詐欺師「三代目ツチノコ」が死んだ。その元で腕を磨いた過去を持つダー子、ボクちゃん、リチャード。当代随一の腕を持つコンフィデンスマンによって密かに受け継がれる「ツチノコ」の称号をかけ、3人の真剣勝負がはじまる。舞台は世界中のセレブが集まる世界遺産の都市マルタ島・ヴァレッタ。狙うは、莫大な財を成し引退したスペイン人の元マフィアが所有する、幻の古代ギリシャ彫刻“踊るビーナス”。それぞれの方法でオサカナに近づく3人だったが、そこに警察さらにはインターポールの捜査の手が迫っていた……。果たして最後に笑うのは誰なのか!? まったく先の読めない史上最大の騙し合いが始まる! そして、本当の英雄、最後の真実とは!? ザ・ラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル、いざ開幕!!
『流浪の月』
【2022年公開予定】
雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15後。“傷物にされた被害女児”とその“加害者”という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。が、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて……。
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
【2022年4月15日】
ハロウィンで賑わう東京・渋谷。渋谷ヒカリエでは、コナン達招待客に見守られながら、警視庁・高木刑事と佐藤刑事の結婚式が行われていた。そんな中、突如として乱入してきた暴漢が襲いかかり、守ろうとした高木が怪我をしてしまう。何とか高木が一名を取り留め事態は収束に向かうが、佐藤には3年前の連続爆破事件で想いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが、高木と重なって見えていた……。一方同じ頃、その連続爆破事件の犯人が脱獄。公安警察の降谷零(安室透)が、同期である松田刑事の因縁の相手を追い詰める。しかし、そこに現れた謎の人物に首輪爆弾をつけられてしまう。首輪爆弾解除のため、安室が潜伏している地下シェルターでコナンと合流する。そこでコナンは、今は亡き3年前の警察学校時代の同期メンバーたちと、正体不明の仮想爆弾犯「プラーミャ」と渋谷で遭遇した事件の話を聞き捜査を始めるコナン達。しかし、そんなコナン達に不穏な影がしのびよる……。
『ある男』
【2022年公開予定】
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から奇妙な相談を受ける。里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査を頼みたいと言うのだ。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見て「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ……。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくと、いつしか城戸の中にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく。
『死刑にいたる病』
【2022年5月公開予定】
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。
『すずめの戸締まり』
【2022年公開予定】
九州の小さな町で暮らす17歳の少女、鈴芽(すずめ)は、「扉を探している」という旅の青年に出会う。彼の後を追うように、鈴芽が山中の廃墟で見つけたのは、崩壊から取り残されたようなポツンと佇む、古ぼけた扉。その扉に引き寄せられるように、手を伸ばす鈴芽……。しかし、その扉の向こう側からは、災が訪れてしまうため開いた扉は閉めないといけないのだという。不思議な扉に導かれ、鈴芽の“戸締りの旅”が始まる。
『映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)』
【2022年公開予定】
週刊少年ジャンプ(集英社)にて、1990年から1996年まで連載された、井上雄彦による青春少年漫画が待望の映画化。高校バスケをテーマに、選手たちの成長した姿を描いてる。原作・監督・脚本は井上雄彦、制作会社は東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ。
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2021年12月27日時点の情報です。