『ターミネーター:新起動/ジェネシス』主演シュワルツェネッガー出演作おすすめ5選

映画ファンのボンクラ

鎗火亮介

今月10日より、ターミネーターシリーズ第5作目『ターミネーター:新起動/ジェネシス』が日本で劇場公開されました。

ターミネーターシリーズは、T-800を演じたシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーの出世作です。未来からタイムスリップして素っ裸で現代に降り立つ姿や、ライダージャケットを着てショットガンぶっ放して近づいてくる姿、「I’ll be back」の決め台詞などは忘れられませんね。さて今回は、シュワちゃん主演でターミネーターシリーズ以外の作品も紹介したいと思います。

『コマンドー』

コマンドー

本作では、元特殊部隊隊長で現在は林業を営む男を演じています。かつて南米某国の作戦で共闘した部下の裏切りから、一人娘が誘拐され、シュワちゃんは大事な彼女を取り戻すため孤軍奮闘します。その戦いで元部下の手下どもを一人一人殺していくわけですが、アクションがブラックユーモアにあふれていて、見ていて笑いが止まりません。

もう、敵のかけている電話ボックスを持ち上げてぶん投げるわ、大人一人を片腕づかみでがけから落とすわ、飛行機内で腕っぷしだけで瞬殺して寝たふりさせるわ筋肉の曲芸が冴えます。コミカルなキャラを確立した記念作品です。

『プレデター』

プレデター

本作でも特殊部隊の軍人の役です。南米某国で行方をくらませた重要人物奪還チームの陣頭指揮をとり、ジャングルで捜索しますが、その最中プレデターに一人ずつ殺されて最後はシュワちゃん一人と対峙します。ジャケ写通りにデカい銃ぶっ放してプレデターを追い詰めますが、それを使えなくなるやいなや、泥を全身に浴びせ擬態して出方をうかがうなど機転を利かせて奮闘します。そここそが本作の見どころです。

『ラストスタンド』

ラストスタンド

休業から復帰しての初主演作です。休業前までは筋肉バカ映画スターのイメージが強かったですが、細かいしわを刻んだ深みのある顔立ちで主役の座に戻ってきます。そのせいか、どこかジョン・ウェインや往年のイーストウッドのように西部劇の似合う存在感をたたえています。

本作では、元スゴ腕麻薬捜査官で、現在は国境近く小さな町の保安官役を演じています。メキシコ麻薬カルテルのボスが母国に逃走するのを地元警官とともに阻止する中で、シュワちゃんは己の肉体のみで犯人と対峙します。そこに銃なんていりません。男同士素手で殴り合い、シュワちゃんはお得意のストロングスタイルで攻めます。このときの彼のセリフ、「俺たち移民の面汚しだ」は一生忘れないでしょう。

『サボタージュ』

サボタージュ

本作でも、麻薬潜入捜査チームのリーダーといった『ラストスタンド』とさして変わらぬ役を演じていますが、悪にも手を染めたきわめてグレーな役です。

これはシュワちゃんのフィルモグラフィ上でも異例です。捜査中、敵のアジトから現金1000万ドルをせしめようとするのですから。麻薬カルテルに妻子を殺され、常にその深い悲しみと憎悪に悩まされているので、お気楽なアクション映画とは真逆をいくトーンです。

ただ、デカい図体に似合わず事務作業でパソコンを操作したり、唐突に女刑事とデキて、夜の営みを済ませた!?と思われる描写をつないでいたりするあたり、本作の数少ないコミカルな部分です。まがまがしい世界観とのギャップで笑わせてくれます。

『ターミネーター:新起動/ジェネシス』

ターミネーター

(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

「待ってました」と言いたくなるT-800の役で帰ってきます。本作では、シリーズ中の主要なキャラで、ターミネーターの標的とされ続けてきたサラ・コナーの育ての父という役を演じます。

老いを重ねたメンターといった形です。ちなみに、皮膚は生体細胞でできているため、人間のように老けるという設定です。一方、1作めのシュワちゃんもそのまま登場して、おなじみのビジュアルを見せてくれます。それを現在のシュワちゃんが破壊して、シリーズの時系列をリセットすることになります。

今作はメンターゆえに、他の主要人物にターミネーターとの戦いを任せ、自分は後方支援にとどまりますが、ある過去作を彷彿とさせるあるシーンでは泣かせてくれます。

 

以上、シュワちゃん主演作を見てきましたが、主演復帰後の傾向としていえるのは、ワンマン的アクションスターではなく、後方支援に徹するといったことです。休業前のように、筋骨隆々、力任せのアクション、といった演技こそ見せなくなりましたが、その分貫禄ある立ち振る舞いが映えるようになりました。これからも、敢然と敵に立ち向かうシュワちゃんを、僕たち観客は応援したいものです。

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  • shinshin
    3.1
    1のオマージュで始まるところまでは良かった。イ・ビョンホンのT-1000もハマってる。エミリアクラークも可愛い。 ただその後のストーリー展開は割とグダッてしまった。邦題のように完全な新起動は出来なかった。
  • THISIS和泉弥生
    -
    2020/09/27鑑賞
  • ちゃっくん
    2.8
    吹替版 もうお前誰だよって思うのも慣れてきました。 サラコナーとカイルはずっと画面に出てるので割とすぐ慣れます。 平たい顔族のターミネーターはとてもキモチワルイのでなるべく顔は映さないでください。 シュワちゃんがおじいちゃんに!今回はサングラスかけないのでずっと顔見られます。笑顔がかわいいです。 そして今作のキモであるところの、サラコナーはカイルといつ合体するのか。いつまでたっても合体する気配がない。最後、えっ!? そっちのカイルと合体するの? まさかのおねショタ? 違いました。
  • JB
    1
    ゴミ
  • 山桃
    3
    ジョン・コナー役はクリスチャン・ベイルからジェイソン・クラークへバトンタッチ。 ここまで来ると時系列の検証とかもうどうでもよくて、矛盾点とか何も考えずに観るのが一番。
ターミネーター:新起動/ジェニシス
のレビュー(19266件)