【ノオミ・ラパスがひとり7役に挑戦!】アクションあり、ミステリーあり…迫り来る展開に胸が高まる123分を体験せよ!

オリジナル版「ミレニアム」三部作で注目を浴び、その後ハリウッドデビューも果たしたノオミ・ラパスが主演、そしてひとり7役に挑んだことでも話題の映画セブン・シスターズが、10月21日(土)より公開されます。

セブン・シスターズ

舞台は超一人っ子政策を強いた上に、個人を厳重に管理する近未来。そこに7つ子として生まれてしまった姉妹が、曜日替わりで同一人物を演じることで生き抜いてきたにもかかわらず、あることがきっかけで命を狙われてしまうSFスリラー。

次々と新たな展開が繰り広げられ、息つく暇もない本作セブン・シスターズ。そのみどころをたっぷり紹介します!

7つ子のひとりが行方不明に…そこから物語ははじまるー

近未来、人口が爆発し により資源不足になったその政策 対策として、欧州連邦は一家族につき子供ひとりのみを認める法を施行。違法に生まれた2人目以降の子供は、資源が回復されるまで冷凍保存されることに。

そんな中生まれた7つ子の姉妹。出産と同時に母親が亡くなったため祖父に引き取られた彼女たちは、月曜、火曜……とそれぞれ曜日の名前を付けられ、週1回、自分の名前の曜日にだけ外出し、カレン・セットマンという人物を演じることで生き抜くよう育てられる。

……時は経ち、銀行員としてエリートの道を歩むカレン・セットマン。しかしある日、“月曜”が出かけたまま行方不明になってしまう。そして翌日、何事もなかったかのように出かけた“火曜”も家に戻らなくなったかと思えば、姉妹の家に武装した男たちが襲撃! 次々と彼女たちの命が狙われる事態に。そこにはある陰謀が隠されていて……。

ただのSFスリラーではなく、リアルな世界観あり、格闘シーンなどのアクションあり、そしてどうして命が狙われるようになったのかを解いていくミステリー要素もあり、次々迫る展開に胸が高まる、ハラハラドキドキ観ごたえ十分な作品に仕上がっています。

セブン・シスターズ

■この衝撃度はベイビードライバー超えたかも…今年観たミニシアター作品で一番の興奮でした。(kaito-operaさん)
■ディストピア好きとしては楽しめました。1人で7人姉妹演じ分け。疾走感や切迫感も◎。キャストや世界観の生々しさも好きな部類です。(0706kojiさん)
■7人姉妹の話は収拾つくのか?と思っていましたが、いやいや上手くできあがっており、見応えありました。何が正しいと割りきれないエピソードが盛り沢山で、上手いなあと思いました。誰しも、懸命に生きる権利がありそれを色んな形でみせてくれました。(alabamaclarenceさん)
■終始ハラハラドキドキしてました黒幕の正体みたいなところは驚いた!全然分からなかった、、、!最初から最後までサプライズだらけでした!わたしにとって少し過激だったけど、面白かったです!(ami_a_goodgirlさん)
■ニュースキャスターはわざとらしく、未来人たちの日常はとても不気味。SFとアクションとスリラーがぎゅぎゅっとされていて面白いし、ノオミ・ラパスの眼力にぞわぞわしちゃうし、展開はわりとベタだけれど、最後まで飽きなかった。(Bloom1nさん)

ひとりの人物を演じることで生き抜く7人姉妹。だけど実は個性的なキャラクターぞろい!

セブン・シスターズはその題名の通り、7つ子の姉妹が主役。外に出るときはひとりの人物を演じていますが、家にいるときはみんな個性的。

月曜は、子供のころから何でも一番にやらされて、まわりの期待に応えるように生きてきた人物。火曜は繊細だけど、姉妹たちには優しい子。水曜はトレーニング好きで恐れ知らず。木曜は子供のころからルールを破って自分のやり方を貫こうとするキャラクター。
金曜は外の世界は嫌いだけれど、頭が切れて姉妹の外での行動をサポートすることが得意。土曜はセクシーで陽気なロマンチスト。日曜はほかの姉妹を心配する母のようなタイプ。

このように一見バラバラでまとまりがなさそう見える彼女たち。しかしそこは姉妹。命が狙われたとき、みんなが無事生き延びられるよう力を合わせてそれぞれが持っている頭脳と体力を惜しみなく発揮していきます。
そんな7人姉妹の個性や家族愛・姉妹愛も味わえる映画です。

セブン・シスターズ

■鍛え上げられた格好いい肉体で挑むアクションや7人それぞれが抱える思いに切なくなりました。家族とは何か、自分とは何か、生命の尊厳とは…まで考えさせられたような気がします。想像していたよりメッセージ性のあるテーマでした。(hukubouさん)
■姉妹だから成立するんだろうな。これがセブン・ブラザーズだったら違う話になってそう。女の子だから。女子の心理って難しいね。最初から最後まで全く飽きなかった!(ponko2kiccoさん)

困難をくぐり抜け、姉妹が成長していく姿にも注目!

人口増加による超一人っ子政策、管理社会といった映画の世界観は、現実にもありそうなほどとてもリアルに描かれています。
その上で、姉妹の命が狙われることになるので、それはどうしてなのか、影で糸を引く人物とは誰なのか、この謎に迫っていくミステリータッチなストーリー展開にぐんぐん引き込まれていきます。
また、生き延びようと敵と戦ったり、黒幕を追っていったりするうちに姉妹はどんどんたくましくなっていきます。
思わず観ているこちら側が困難にぶつかったときそれを乗り越えるモチベーションが高まるような、姉妹が成長していく姿にも注目です。

ひとりで7人姉妹を演じたノオミ・ラパスの演技も必見!

個性あふれる7人姉妹をひとり7役で熱演したのは、ノオミ・ラパス。
彼女は「ミレニアム」三部作にヒロインとして出演。これが世界の注目を集め、『プロメテウス』でハリウッドデビュー。その後も『チャイルド44 森に消えた子供たち』やマリア・カラスの伝記映画『Callas』に出演するなど、確かな演技力で着々と出演作品を増やしています。

それを証明するかのように、作品内ではセクシーなキャラクターから肉体派、しっかり者、反抗的な者までまったく異なるキャラクターを見事に演じきっている彼女。
しかもアクションシーン満載! 武装した男たちやクライマックスの黒幕との格闘シーンは観もの。
ノオミ・ラパスの体を張った、そして緻密な演技を堪能してみてください。

セブン・シスターズ

■七役を演じ分けたノオミ・パラス圧巻。アクションも演技も見せつけた。(BATINIGHTCAPさん)
■1人で7役なんて無理でしょ?いやいや、完全に別人格でした。すごいぞノオミ・ラパス!!個人的にはメガネっ娘な金曜日が好み。(arisan01さん)
■結構グロテスクなシーンがあり目を背けることが多々。ドラゴンタトゥーのときも感じた、力強さというか目を離せなくなる感じがたまらない女優。近い未来起こりうる倫理問題だとおもった(ayanebさん)

次世代エンターテインメントを牽引する監督がブラックリスト入りの脚本に挑戦した作品

このセブン・シスターズは、映像化されていない優秀な脚本をランキングする「ブラックリスト」2010年度版で上位に入った作品をトミー・ウィルコラ監督が映画化したもの。
監督は、タランティーノ作品のパロディ『キル・ブル〜最強のおバカ伝説〜』や雪山ゾンビホラー『処刑山 -デッド・スノウ-』でカルト的人気を集め、『ヘンゼル&グレーテル』でハリウッド進出を果たした次世代エンターテインメントを牽引する注目の存在。
アクション、痛烈なブラックユーモアやスタイリッシュな映像への評価が高く、今回もそんな監督らしさあふれる映画になっています。そんなところにも着目して鑑賞してみるのもおすすめです!

◆映画『セブン・シスターズ』 information

セブン・シスターズ

あらすじ:そう遠くない未来。世界規模の人口爆発と干ばつによる食糧不足に対処すべく、収穫量の多い遺伝子組み換え作物が開発されるが、その作物が人体に与える影響で多生児の出生率が急増する。さらなる危機に直面した欧州連邦は、一家族につき子供1人のみを認める「児童分配法」を施行、違法に生まれた二人目以降の子供は地球の資源が回復する時まで「クライオスリープ」と呼ばれる機械で冷凍保存する政策を強行した。 至るところに検問所が設けられ、人々の生活や行動が厳しく管理される中、とある病院で七つ子の姉妹が誕生する。母親は出産と同時に死亡し、姉妹は唯一の身寄りである祖父に引き取られた。祖父は7人を月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜、日曜と名付け、「児童分配局」に見つからずに生き延びるための方法を教え込む。その方法とは、それぞれ週1日、自分の名前の曜日にだけ外出し、カレン・セットマンという共通の人格を演じることだった。

上映時間:123分
<10月21日(土)より新宿シネマカリテにて ほか全国ロードショー!>
公式サイト:http://7-sisters.com/
配給:コピアポア・フィルム
(C)SEVEN SIBLINGS LIMITED AND SND 2016

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※2021年8月24日時点のVOD配信情報です。

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  • Euclase
    4
    記録
  • MAAAAA
    3.7
    始まりからストーリーを わかりやすく解説してくれてるから 観やすかった。 ひとりっ子政策の中 ある女性が七つ子を生み その女性は亡くなってしまう。 唯一の身内だった祖父が引き取り 祖父は政府に見つからずに 生きていける方法を考え 1人1人に曜日の名前をつけ 1週間に1度名前と同じ曜日だけ 外に出る出れるという生活を 子供の頃から教え込む。 外の世界では7人は1人の人格として 生きていく。 30年後大人になった7人 政府に七つ子だとバレ追われる そこからはもうハラハラでした。 設定も面白いと思うし 1人7役をこなした女優さんも 素晴らしい👍
  • KENZO
    3.8
    記録
  • OK
    3.2
    見るのは2回目。 世界的な一人っ子生活。 そんな世界に生まれた7つ子。 まさかの前回見た「月に囚われた男」と同じような同一人物がたくさん演じる。 家の中が唯一自分でいれる場所。 ギャラは7倍かな。 児童分配局に一人一人狩られていく。 なぜ雨を降らせるのか謎。 複製された男には勝てん。
  • 福福吉吉
    4
    ◆あらすじ◆ 人口過多と食料困難により、一家庭に1人の子供のみ許され、それ以外は冷凍睡眠されるようになった。そんな中、7つ子姉妹が生まれたセットマン家の祖父(ウィレム・デフォー)は7人とも生かすため、週一日ずつ社会に出て、共通の1人「カレン・セットマン」(ノオミ・ラパス)を演じるよう躾ける。しかし、ある日、1人が帰宅せず消息を絶ったことから残された6人姉妹たちは行方を捜すのだが...。 ◆感想◆ 一人っ子政策の裏に隠された恐るべき真実とその政策に翻弄された7つ子姉妹の姿を描いたSF作品であり、現代に存在する人口過多や食料困難の問題をより具体的で極端な政策を提示することにより、その問題の大きさを感じられるようになっています。 ストーリーとして児童分配局に支配された世界の状況と7つ子姉妹のそれぞれの個性を前半に描き、後半では児童分配局に追われることになった7つ子姉妹の様子とその顛末を描いており、テンポよく進むとともに、謎の部分が最後までしっかり興味を惹くようになっていて、最後まで飽きることなく楽しむことができました。 本作の見どころはなんと言ってもノオミ・ラパスによる7つ子姉妹の演じ分けにあると思います。もちろん外見上も見分けがつくように色付けされていますが、その性格もしっかりバラバラで、姉妹内のやりとりは観ていてとても楽しいです。姉妹同士でそれぞれ思いがあって、そこがしっかりストーリーに反映していて面白かったです。 後半の児童分配局に追われる展開になるとかなり激しいアクションの連続になり、これが良く出来ていて見応えがありました。 独特の世界観と巧妙なストーリー、そして7つ子姉妹の個性が組み合わせられた作品としてかなり面白かったです。 鑑賞日:2023年11月6日 鑑賞方法:CS ザ・シネマ (録画日:2022年9月3日)
セブン・シスターズ
のレビュー(18373件)