【どうしようもなく惹かれる】菅田将暉の名演、闇を抱えた男子から目が離せない作品4選

2017.10.19
女優・俳優

映画と現実を行ったり来たり

ne22co

最近、映画作品だけでなく、ドラマ、CM、モデル、歌手活動など、彼を見ない日はないと言っても過言ではないほどの人気俳優となった菅田将暉

2009年、「仮面ライダーW」でデビューし、8年の俳優歴の中で様々な役に挑戦、その端正な顔だちと様々なキャラクターを演じ分ける見事な演技力で2013年、日本アカデミー賞新人賞を皮切りに数々の映画賞を受賞。

常に話題の中心となり、若手俳優の中でも不動の人気を確立しています。

今回は10月7日(土)に公開され、Filmarksでも公開週満足度1位を獲得した『あゝ、荒野 前篇』と、まもなく21日(土)に公開となる『あゝ、荒野 後篇』で演じた、過去と心に深い闇を抱え、光を求めてもがきながら生きる新二役に関連づけ、菅田将暉が演じた【闇を抱えるキャラクター】に注目し、オススメ作品をご紹介します。

荒野前編

身体は大人、心は子供。意識不明の12年間から目覚めた少年『王様とボク』

王様とボク』は2012年公開、菅田将暉、松坂桃李二階堂ふみ主演のファンタジー作品です。

幼少期の事故により、12年意識不明で眠り続け、目覚めると身体は18歳ながら、精神年齢は6歳ほどしかないという複雑な境遇のモリオ(菅田)。

かつての友人であり普通に歳を重ねたミキヒコ(松坂)と、戸惑いながらも交流を深めていくストーリーです。

王様とボク

本作で菅田は自分が知っていた世界から変化してしまった周りの人々や環境に戸惑い、葛藤しながらも新しい世界に少しずつ踏み出す少年役を好演。

昨年公開した『キセキ あの日のソビト』でも兄弟役で共演している菅田と松坂ですが、彼らを含め、現在はそれぞれ人気俳優、女優となったそうそうたるメンバーのフレッシュな演技が楽しめる作品となっています。

人気小説の映画化、体当たりの演技で評価を確立した『共喰い』

共喰い』は田中慎弥著、芥川賞受賞作品の短編小説、「共喰い」の映画化で、2013年公開の作品です。

軽蔑している怪物的な父親の血を引き、性に支配される自分に葛藤する少年・篠崎遠馬役を体当たりで演じた菅田将暉。

その演技が評価され、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

共食い

テーマ、描写共に重く、過激な描写も多いですが、人間が抱える闇にどっぷりと浸り、親子の血や家族の形について考えさせられる作品となっています。

剥き出しの魂が暴れだす…!!! 彼らを暴力へと駆り立てるそのエネルギーの正体とは。『ディストラクション・ベイビーズ』

2016年公開、あまりに衝撃的なオリジナルストーリー、柳楽優弥率いる強力な布陣のキャスティング、出演者の怪演が話題となり、映画ファンの心を掴み、その年の数々の映画賞にノミネート、受賞を果たした『ディストラクション・ベイビーズ』。

ディストラクションベイビーズ

つまらない毎日に鬱憤を抱えた普通の男子高校生、菅田演じる北原裕也。

たまたま街角で見かけた誰彼かまわず喧嘩をしかける柳楽演じる芦原泰良に出会い、興味本位で彼と行動を共にする中で次第に自身の内側に潜んでいた狂気を止められなくなっていきます。

真利子哲也監督が撮影で訪れた愛媛県、松山市のバーで聞いた話に着想を得て、オリジナルストーリーで描かれる本作。現実ではあり得ないような展開の中に見え隠れする、若者から溢れ出す行き場のないの狂気のエネルギーや闇が驚きのリアリティーで見るものに迫ります。

伝説の恋愛コミックが映画化! 誰もがときめく漫画の中の美しい少年役に大抜擢『溺れるナイフ』

本作はジョージ朝倉原作の人気恋愛コミック「溺れるナイフ」の実写化作品です。

東京から遠く離れた田舎町にやってきた高校生、小松菜奈演じる望月夏芽は土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取りである少年、菅田将暉演じる長谷川航一朗(コウ)に出会います。

陰があり、暴力的ながらも不思議な魅力をまとったコウに強烈に惹かれていく夏芽。

10代の張り裂けそうな恋愛を描いた青春ストーリーです。

溺れるナイフ

菅田はその危うさと美しさで原作ファンの誰もが必ずときめいた“コウちゃん”を見事に体現。

漫画の世界観を切り取った幻想的な美しいシーンの数々に加え、菅田が醸し出すオーラによって、原作が持つヒリヒリとした青春の危ういながらもかけがえのない一瞬の美しさが増幅しています。

【陰のある、The美少年・菅田将暉】を存分に堪能できる作品です!

日々躍進を続ける菅田将暉からまだまだ目が離せない!

菅田将暉イラスト

ただいま公開中の『あゝ、荒野 前篇』、そしてまもなく公開『あゝ、荒野 後篇』にて菅田将暉演じる新次にズキュンしてしまった方は是非!

そして女性だけでなく男性の皆様も、彼が過去作品で演じた“陰のある放っておけない男子たち”をお見逃しなく堪能してくださいね。

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  • ロボロッタ
    4.1
    後篇。クライマックスに向けてのボルテージの上がり方がハンパない。前篇からの、ナニコレ?長い、暗い、気持ち悪い、よくわからない、な部分がいともカンタンに崩れ去る勢いがそこにあった。とてもつない熱量をもったそのクライマックスは、観るもの全てをあの場所に同居させ、感動なのか怒りなのか安堵なのか寂しさなのか同情なのかその感情も思考能力さえも奪われるほどの感覚に陥った。もう主演二人には素晴らし過ぎて何も言う事がなく、キラリどころか光りまくった“俳優”ユースケ・サンタマリアも最高だったし、高橋一也、山田裕貴も脇をグッと固めた。クライマックスシーンのでんでんなんてもはや俳優にさえ見えないほどだった。もう一度観たいかと問われればこんなにパワーを使う映画もないので当分は遠慮したい。あー、(最高に痺れて)疲れた。 2018.2.20. スカパー 日本映画専門チャンネル
  • 溝口周太
    3.9
    暴力≠ボクシング、 スポーツは人生を変えることができると信じているが、 この映画を見て少し不安になった。 ボクシングをスポーツだと信じ、"透明"(悪く言うと、"ぬるく")に取り組んでいた自分を少し恥ずかしく思った。 ”憎しみ=愛” を取り上げる映画は多いが、改めて考えさせてくれるいい映画。
  • ラブコ
    5.0
    ベストオブ2017作品。 後半はちょっと駆け足だったけど。
  • obao
    3.3
    @シネ・ヌーヴォX 憎め!憎め! 殴れ!殴れ! 殺せ!殺せ! …ようやく観た、後篇。 菅田将暉とヤン・イクチュンとの壮絶などつき合い。 血しぶきを浴びるほどの至近距離でスクリーンと対峙する。 そのボクシングシーンは凄まじかった…素晴らしかった。 ですが、 原作を読んでしまったためにどうしても比較してしまう。 ので、思うに…もっとシンプルな方が良かったのではないか、と。 拳と拳で繋がるふたりの物語で。 というのは、原作にはない「徴兵法案」への過度な監督のメッセージが、 ラストファイトを邪魔していた。 試合に盛り上がる…デモに水を差される、そんな連続。 そして、親同士を繋がらせる意味があるのかな、と。 原作では新次と健二の親はまったくの無関係だった(はず)。 映画オリジナルで付け加えるならもっと掘り下げても良かったかなと。 それに、芳子の母親が登場する意味もあったのかな。 彼女が(面識のないふたりの)ボクシングの試合に来て息を呑む…という意味もよくわからない。(河井青葉さんは、好きなのですよ) そのあと芳子と…というわけでもないし。 後篇は、その結末だけが原作通りで、あとは、ほぼ映画オリジナルだったな。 結果、原作を読む前に映画を観れば…もっと素直に興奮できていた、 のかも知れない。 ただ…今野杏南のおっぱいは凄かった。 (そもそも今野杏南の顔を知らなくて、前編では木下あかりを今野杏南と思って観ていたのですが・・・)
  • 茜音
    4.0
    美しくも汚いこの国で人は何のために戦うのか。 打ち合う音が途中から花火の音に聴こえて苦しくなった。
「あゝ、荒野 後篇」
のレビュー(2995件)