あの頃のトム・クルーズがふたたび!破天荒シズルほとばしる実話『バリー・シール/アメリカをはめた男』

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バリー・シール

1970年代後半、時は米ソ冷戦真っ只中。大手航空会社TWAの天才パイロット=バリー・シールが、ある日CIAにスカウトされて極秘ミッションを請け負いながら、麻薬の密輸で荒稼ぎ!

しかもコレ実話? そんな嘘みたいな破天荒男をあのトム・クルーズが演じる? 何かソレすごく美味しそうな映画じゃないですか!

そんな2017年後半を盛り上げるにふさわしい超話題作が『バリー・シール/アメリカをはめた男』。今回はその超気になるみどころをイラストつきで解説します!

あらすじ←実話

CIAの庇護下だから取り調べを受けずに出入国が可能。任務で中米まで行って、飛行機空っぽのままアメリカに戻ってくるのはもったいない。おし!  麻薬積んじゃえ!  CIAはギャラ上げてくんないし!

戦争、事件、事故、などなど実話映画は色々ありますが、これはアレです。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(あれ? どっちもディカプリオですね?)に代表される爽快豪快系実話モノです。「アドベンチャー魂はどこいった?」と今にも口走りそうなバリー・シール。良い意味で、Theトム・クルーズです。

パイロット役のトム・クルーズ、メチャクチャはまってます。アドレナリン全開です。

バリー・シール

自分で操縦してた

パイロットの映画だけあって飛行機がビュンビュン飛ぶ本作。てっきり操縦はプロのパイロットがやってるかと思ったら、ダグ・リーマン監督曰く「トムは、本作で飛行シーンを全て自分でこなしているし、コロンビアへの飛行も実際に行っている。」

マジか、トム。久しぶりにアクション封印して無茶せず演技に専念してんのかと思ったら……劇中、割と「え!? 危なっ!! そういうことする??」ってシーンあったよ?

映画を観る前に見ておいても損はないザックリ相関図MAP

アメリカ、中米諸国、コロンビアと飛び回るバリー・シール。全体の位置関係位は事前に把握しておいた方が楽しめるかもということでザックリ相関図MAPです。

バリー・シール

ちょい端折り気味ですが、詳細に描きすぎると映画を観る楽しみがなくなってしまうので。ていうか、劇中可愛らしいイラストでユーモアたっぷりに位置関係教えてくれるので別に覚えてなくても大丈夫です。というかですね、この映画をもっとずっと楽しむために少しだけ頭に入れておいた方が良いかもしれないのが……

【ぶっちゃけCIAって何やってたの?】

ってことだと思うんですよ。CIA(=Central Intelligence Agency)とは日本語で言えば中央情報局。米国の外交や国防に必要な諜報・謀略なんかをやってるという要はスパイ活動的なことをやってるとこですね。しかも予算もポジションも独立しててCIA長官の上には大統領しかいません。どういう活動しているかも基本的に秘密です。

映画がさらに楽しくなるちょっとウンチク

この先、ちょっと歴史的なウンチクです。読まなくても全然楽しめますが、頭に入れておくと映画がさらに楽しめるかも!

コントラって何?

物語の舞台になってる年代、ソ連とバッチバチの冷戦状態だったアメリカ(日本語がオカシイ)。近所に共産主義国家が誕生してほしくありません。やつらの情報が欲しい! そこで天才パイロット、バリー・シールの登場です。中米の共産主義革命軍の写真をバシバシ取りに行くわけです。

そうこうしてたら大統領が交代し、時はレーガン政権。中米ニカラグアで独裁的支配を続けていたソモサ王朝(アメリカの傀儡政権)を共産主義グループがひっくり返してしまう。これがサンディニスタ革命です。

アメリカさん的には嬉しくありません。というわけで、レーガン政権は劇中では“自由兵士”と呼ばれている「コントラ」という反革命側の組織を支援すべく、銃を運んだり、アメリカのド田舎(アーカンソー州ミーナ)に兵士を運んで訓練を施したりします。
飛行機の操縦はもちろん天才バリー。その間バリーはガンガン麻薬を密輸してアメリカ国内には麻薬が蔓延しますがCIAは黙認です。いやー! 黒い! 黒いぜ、CIA! あれ? なんかアメリカをハメた男というかハメられたんじゃないかという気がするのは僕だけでしょうか。

というわけで、そんなトム・クルーズの魅力ほとばしる破天荒パイロット『バリー・シール/アメリカをはめた男』は10月21日(土)より全国公開です。

◆映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』​ information

バリー・シール

あらすじ:天才的な操縦技術を誇り、民間航空会社のパイロットとして何不自由ない暮しを送っていたバリー・シールの元に、ある日CIAのエージェントがスカウトに現れる。 CIAの極秘作戦に偵察機のパイロットとして加わる事となったバリーは、その過程で伝説的な麻薬王パブロ・エスコバルらと接触し、麻薬の運び屋としても天才的な才能を見せ始める。ホワイトハウスやCIAの命令に従いながら、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の荒稼ぎをするバリー。しかしそんな彼の背後には、とんでもない危険が迫っていた…。

上映時間:115分
<10月21日(土)より全国ロードショー>
公式サイト:barry-seal.jp
配給:東宝東和
(C)Universal Pictures

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  • とろろ
    3.8
    いくらぶっ飛んでても実話ベースなんだと思うとやばい。 結構なスピードでサクサク進んでいくので何がすごいのかはよくわかんないけどなんかすごいなってところは多々あったが音楽もトムクルーズもカッコいいので面白かった。 パブロエスコバル出てくるとは思わなくて予想外に楽しめた。
  • 66番
    3.6
    実話を基にした映画は安定して面白い。
  • 寝相がひどい
    3.4
    全体的にテンポ良く進むので組織や事柄が消化できないまま進む傾向があった。最初は家族を養う為にお金を求めたバリー・シールだが本質のスリルを求める性格がアメリカに使われ、捨てられたように感じた。1番悪いのはCIA⁇
  • J四郎
    3.6
    トム・クルーズ主演の実話に基づく話。 事実は小説よりなんとやらとよく言いますが、コレが実話??と目を疑うくらいぶっ飛んでます。仮にこんなレベルの話を作ろうものなら、そんなヤツおれへんやろ~と確実にツッコミが入りまっせ。 この映画はクライムもんだと思うんですが、まるでアメリカンドリームを成し遂げた野郎!てな具合に作品のカラーは実に明るい。当時のニュース映像や社会情勢も盛り込みながらテンポよくサクサク進みます。やってる事の重大さを忘れる能天気な作風にトム・クルーズがハマってます。 なんかこんな映画があったな?と考えたら「ウルフ・オブ・ウォールストリート」が近いかもしれない。 話も強烈だが、一番印象的だったのはカメラワークかな?ハンディカメラを多分使っていて、やたらとズームを使用します。コレ、ひょっとしたら酔う人は酔うんじゃないかな?そのせいか、妙に臨場感があってドキュメンタリーを観ている気になる。 これは空の規制がガバガバだった時代だから可能だったそうで、実話としての弾け具合は「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」もビックリです。メイキングで判明したが、やはりトムさん。実際に小型機を操縦してるんですね。
  • AmiSakai
    3.6
    トムクルーズは悪いことしてもトムクルーズ。
「バリー・シール/アメリカをはめた男」
のレビュー(18144件)