いまだ31歳、さらなる進化に期待が膨らむ俳優ロバート・パティンソンの過去作をおさらい

2017.11.03
女優・俳優

映画と現実を行ったり来たり

ne22co

ニューヨークを舞台に社会的弱者、中毒者、犯罪者を描いてきた、ジョシュ・サフディベニー・サフディの最新作グッド・タイム』がまもなく11月3日に公開となります

グッドタイム

2014年の第27回東京国際映画祭では『神様なんかくそくらえ』でニューヨークに暮らすストリートガールの破滅的な恋愛を鮮烈に描き出し、グランプリと最優秀監督賞のW受賞を果たしたサフディ兄弟。

そんな2人が監督、脚本を務める新作、『グッド・タイム』は第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、カンヌ・サウンドトラック賞を受賞するなど、サフディー兄弟ならではの鮮烈な映像と刺激的な音楽が魅力の新作となっています。

今回の記事でお伝えしたいのはそんな『グッド・タイム』で主演を務めるロバート・パティンソンの魅力!!

彼のファンは本作での彼の演じる役どころに大きな衝撃を受けること間違い無し!なのですが、これまでの出演作とは何が違うのか、そして彼をまだよく知らない人にも是非その魅力をお伝えすべく、ロバート・パティンソンの魅力溢れる映画作品をピックアップ。公開順にご紹介していきます。

華々しいスクリーンデビューは誰もが知るあの人気シリーズだった

大人気シリーズの第4作品目、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)にて本格的なスクリーンデビューを飾ったロバート・パティンソン

ハッフルパフの監督生やクィディッチのキャプテンを務めるみんなの人気者セドリック・ディゴリー役を演じています。

ハリー

その甘いマスクと寡黙ながらも正義感溢れる優等生のセドリック・ディゴリーはハリポタファンの間でもとても人気のあるキャラクターで、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の真の主役ともいわれるほど。

ファン注目のキャラクターに抜擢、好演したロバート・パティンソンにも注目が集まりました。

種族を超えた愛を描いた人気シリーズの主役に大抜擢!熱狂的なファンを獲得したトワイライトシリーズ

本国アメリカでは「ハリー・ポッター」シリーズに次ぐ大ベストセラー小説、「トワイライト」の映画化作品、『トワイライト〜初恋〜』(08)でエドワード・カレン役に大抜擢されたロバート・パティンソン

トワイライト

完璧な容姿をもち、その境遇に苦悩しながらも純愛を貫くヴァンパイア役でティーンを中心とした熱狂的なファンを獲得しました。

その後の続編『ニュームーン トワイライト・サーガ』(09)、『エクリプス トワイライト・サーガ』(10)、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1 』(11)、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(12)の全5作でメインキャラクターを務めあげたロバート・パティンソン

これまで数々の映画で描かれてきたヴァンパイア(そして狼男)をテーマにしたシリーズ作品ながら、これまでに無い程の“純愛”と女性ならば誰もが憧れるその激甘なストーリーは女子のハートを鷲掴みにし、ロバート・パティンソンの人気も上昇しました。

ロバート・パティンソンは「トワイライト」シリーズを通じてその人気を不動のものとし、シリーズを重ねるにつれ、その出演料も同世代の俳優のなかでは異例なほど高額となったそう。

2011年には【最も稼いでいる30歳未満のセレブ】15位として経済誌「フォーブス」に掲載されています。

映画界の鬼才、デヴィッド・クローネンバーグも認めた演技力

ドン・デリーロの同名小説の映画化、『コズモポリス』(13)では28歳にして大富豪となった主人公、エリック・パッカー役。ハリウッド・セレブファミリーの欲望と狂気の世界を描いた『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(14)ではリムジンの運転手、ジェローム・フォンタナ役として出演。

コズモポリスマップ

映画界では鬼才として知られるデヴィッド・クローネンバーグの作品に続けざまに出演したパティンソン。

観客のみならずクローネンバーグも彼の演技力を高く評価しています。

24歳でこの世を去った世界的スターと彼の死の直前を切り撮った天才写真家を描く『ディーン、君がいた瞬間(とき)』

傷ついた青春のアイコン、反逆のヒーローの象徴として没後60年経った今でも人々に愛されるジェームズ・ディーンを描いた『ディーン、君がいた瞬間』。

ディーン

本作でロバート・パティンソンが演じたのは、デイン・デハーン演じるジェームズ・ディーンと行動を共にし、死に捕らわれる前の彼の姿を撮った写真家、デニス・ストック。

伝説的なポートレートが生まれた瞬間をスクリーンに美しく蘇らせた本作の監督は、U2やビョークなど世界のアーティストから愛される写真家でもあるアントン・コービンです。

時代を変えたカリスマスターと天才写真家の2人。彼らを演じたこれからの映画界を引っ張っていくであろう若き実力派2人の演技が光る作品です。

パティンソンがホームレス役!?『グッド・タイム』で開かれた新たな魅力

ロバート・パティンソンのファンが衝撃を受けるであろう、彼が本作で演じた役柄ー。

それはニューヨークの最下層で生きるコニーという青年!

上記で紹介した作品を含め、これまでの出演作では容姿端麗で紳士的な役どころの多かったロバート・パティンソンからは想像もつかないような真逆のキャラクターなのです。

パティンソンイラスト

投獄された知的障害を持つ弟を助け、恵まれない生い立ちや希望の無い世界から弟を連れ出したいともがく未熟な青年を演じたロバート・パティンソン

状況的にも、精神的にも少しずつ追い込まれていく人間の姿を怪演し、ただならぬオーラをまとった彼の演技は、カンヌ国際映画祭でも“パティンソンのキャリア史上、最高の演技”だと評されました。

31歳にして輝かしいキャリアを持ち、これから更なる進化に期待が膨らむロバート・パティンソン

気になった方は是非チェックしてくださいね。

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  • みら
    3.5
    ドラッギーで照明がカラフルでアゲアゲなビートで面白かったっす。
  • なやら
    4.0
    OPは苦手だしEDは嫌いだがそれ以外は超気持ち良い。音楽サイコー。サントラ買わねば。 真夜中の逃亡シークエンスで、極力照明は使わない(明度を最小限に留める)スタイルで進むのが良い。ザラついた画面と併せてストリート感マックス。たまらない。 真っ暗遊園地のシーンにて、ブレーカーが入った途端ネオンが一斉に点灯する瞬間が最高にグッと来る。こんな話でなんであんなロマンチックな画が来るんだ笑。 顔面接写とザラつき画調、ジェニファージェイソンリーのメンヘラぶり、本編とシームレスなクレジット出しなどがカサヴェテスっぽい、
  • Takano
    -
    監督であるサフディ兄弟の前作の『神様なんてくそくらえ』もド直球クズ映画であった。ニューヨークという大都会の片隅で過ごし、陰として扱われる若者が主人公という点も共通している。現実的なニューヨークの街並みが冷たい。もうひとつ二作を通して書かれるのは、愛だ。クズなりの愛。 クズも一端の人間である。愛という感情を持っている。今作でいえば、弟を取り戻すことが具体的な愛ある行動だ。ただ、取り戻すための戦いかたがえげつない。例えるならば愛の悪用だ。自らの理想を叶えるために他人の愛を利用する。人間は愛を発せられると反応してしまう弱い生き物なのだ。他人の愛を乗り継いでいく主人公のクズっぷりに嫌気がさすが、なぜか引き込まれてしまう。そう、見ている私もどこかで彼の発する愛に惹かれてしまっている。 作中、コニーよ、なんでだよ!!と言いたくなる行動が続く。だけども、どこかでハッピーエンドに向かうだろうと信じてしまう私がいる。(そしてコニーもどこかで信じているのだろう。)夢を見させてしまう愛の力は恐ろしい。
  • MTmovie
    4.1
    最高だった。サフディ兄弟、進化してるわー。
  • きょーすけ
    3.7
    クセになりそうな感じだ
「グッド・タイム」
のレビュー(455件)