【中川翔子】私たち世代もリアルタイムで「スター・ウォーズ」を体験ができるのがうれしい!

2017.12.08
特集

FILMAGA編集部

フィルマーくま

中川翔子さん

中川 翔子さん

1985年東京都生まれ。歌手・女優・タレントのみならず、現在では、東京2020大会「マスコット審査会」のメンバーとして活動するなど、幅広く活躍中。2018年1月12日(金)から始まる舞台「劇伝写楽2018」(東京芸術劇場プレイハウス)に出演予定。

 

スター・ウォーズには愛と希望と興奮、そして時代の最先端が詰まっている

「映画という文化、歴史を知るなら、スター・ウォーズは絶対知っておくべき」と人から言われ、自分でもそうだなと思っていたのですが、過去6作のどこから入れば良いのか正直分かりませんでした。でも、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を2015年、公開のタイミングに映画館で観ることができ、一気にハマリました!すぐにエピソード4、5、6、1、2、3と『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観たほどです。

どの作品もたくさんの愛と希望と興奮、そしてその時代その時代の“最先端”がすべて詰まっていました。これまでに40年という歴史の積み重ねがあって、今なお新作が出るというすごさ。これを当時からリアルタイムに映画館で観てきた人たちがいたという衝撃と熱にとてつもなく憧れます。本当にうらやましくてたまらない。なんでもっと早く地球に生まれて来なかったのかと、自分をのろいたくなりました。

タカラトミー_スター・ウォーズ

前作『フォースの覚醒』のラストがスター・ウォーズ初心者ファンにとっては始まり!

私が映画館で最初に観た『フォースの覚醒』はあまりに衝撃的で、宇宙をそのまま浴びたような感覚がありました。新たな3部作の始まりで、主人公が女の子レイで、スター・ウォーズ初心者にはうれしい入口でした。

レイが戦うシーンには釘付けで見入ってしまったし、大切な人との再会や愛、そしてそれぞれの信念など普遍的なものを散りばめつつ、ぶっ飛んだデザインのキャラクターもたくさん出てきたり、とにかく人間が大好きな、ありとあらゆるものが詰まっていて面白かったです。

特に私が一番好きなのは、ハン・ソロ様とレイア姫が再会して抱き合うシーン。なんかもう鳥肌が立つくらい感動しました。ハン・ソロはカッコイイし、レイア姫にいたっては老いてもなお美しすぎます。役者として人としてレイア姫としていろいろあった40年の重みを感じさせるほど、醸し出すオーラにはすさまじいものがありました。ただ、レイア姫役のキャリー・フィッシャーさんは次回作『最後のジェダイ』の、自身の出演シーンを取り終えた後、亡くなられたことはやりきれなく、何とも切ないです。

レイ役の女優デイジー・リドリーも素敵です。作画担当がいるんじゃないかと思うくらい、スター・ウォーズのために生まれてきたような顔立ちをされています。演技も素晴らしく、レイ自身、自分がこの先どうなっていくのか分からなくて混乱しているはずなのに、目に宿るものだけは宝石のような強さで、意志の強さ、決して折れない、負けない心を感じさせてくれます。映画を観終えた後、彼女の目の印象があまりに強烈で思わず絵に描いたほどでした。

キャラクターで私が好きなのはチューバッカ。ハン・ソロの相棒ですが、彼がいるだけでこっちまで心が和みます。鳴き声もマネしたくなる(笑)。時折、小言や文句を言うところも可愛くてたまらない。それと、新キャラ、BB-8も超可愛い。ものすごいスピードでコロコロ動くのですが、それだけで人の心をつかんでしまう不思議な魅力の持ち主。いったいどうやって動いているのか、汚れはつまっていないか、誰か掃除してあげているのかなってちょっと心配になりました。

つらかったのは、ハン・ソロがカイロ・レンに刺され、落ちていくシーン。私が大好きなハン・ソロ様を刺すなんて! カイロ・レンのやつ、よくもやってくれたなと腹が煮えくりかえる思いでした。

そして、もう一つ印象的だったのがラストです。孤島の崖にルーク様が満を持しての登場で、『フォースの覚醒』は終わりました。ここから先、どうなるのか?でも、ようやくここから始まるんだなと新しい三部作の幕開けを感じ、すごくワクワクしました。次回作を観るまで死ねないです(笑)。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

待ちに待った『最後のジェダイ』。レイはどうなるのか? カイロ・レンを好きになったりだけはしてほしくない

『最後のジェダイ』ではどんな展開が待ち受けているのか?想像するだけでワクワクドキドキします。女性としては、レイの恋愛が描かれるのかどうかが気になります。ただ、カイロ・レンだけは好きにならないでほしい。悪い男には魅力があると言いますが、こいつだけは勘弁です。カイロは成長した大人のはずなのに、こじれ倒していて、父親であるハン・ソロを殺したのですから。彼自身、自分の行動が、自分の幸せにつながっていないことはうすうす分かっている気はするのですが……。

私としては、レイがライトセイバーの使い方がもっとうまくなって、すごいアクションで、チューバッカと共に、カイロを倒すシーンがあるとうれしいです。そして実はハン・ソロ様が死んでいなかったというオチがあったりするといいのですが。ただ、予告編にハン・ソロは出てこないんですよね。だからやはり死んでしまったのでしょうか。

最新作は「誰も観たことのない“衝撃”のスター・ウォーズ」とのことで、ものすごく気になります!もしかして、レイがカイロ側に落ちてしまうってことですかね?人の心は角度がほんの少し違えば、大きく変わってしまうものですからね。生まれた場所や状況、今いる環境によって価値観も違うので、何が光なのか闇なのかも人によってとらえ方が変わってしまうもの。だから、レイのまさかのダークサイド堕ちもあり得ない話ではありません。あるいは、ルーク様が堕ちてしまうのか……?!

いずれにしても、どんな衝撃があるのか楽しみで仕方ないです! 私たちが観たいものもたくさん入っていてほしいですが、その期待を裏切るようなこととか、観た後、思わずみんなで議論したくなるようなことなどもたくさん入っていてほしいです。

絶対、公開直後に映画館で観ます。スター・ウォーズの世界観の浴び方、心への突き刺さり方が他の映画とは全然違うので。それまでに過去作をもう一度観て、知識を増やしておきたいです。

映画館でスター・ウォーズシリーズを観る喜びを、たくさんの人に体験してもらいたいです。こんな風に楽しめる映画ってそんなにありません!だから、人類が続く限り、スター・ウォーズシリーズは続く。私はそう信じています。(談)

 

(取材・編集 朝日新聞社メディアビジネス局)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

タカラトミー_スター・ウォーズ

STORY:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、誰も観たことのない衝撃の「スター・ウォーズ」。ついにフォースを覚醒させたレイと、ダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの出現は何をもたらすのか? そして、“光”と“闇”の間で揺れ動く二人を待ち受ける“衝撃の運命”とは?

12月15日(金)全国ロードショー​

http://starwars-jp.com/lastjedi
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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  • ユリ
    3.5
    伏線多すぎたかな、、、 ポーがとてもかっこよかった
  • Bigbear
    4.1
    やっぱり大画面、大音量で観ると迫力が違う。ドキドキしながら素直に楽しんで、終わってみるとあっという間。観たなーって感じ。 それにしてもレイ、カッコいい。どんどん強くなっていくーー
  • ryota
    4.1
    ネタバレあります。 ベニチオデルトロ扮するDJは吃音持ちだ。彼が発する言葉の最初の音は何重にも重なり少しずつズレて広がっている。その孤独な輪唱は、すっかり貧しいものとなってしまったスターウォーズという制度が、尚その事実から逃れようともがく軋みの音である。なんて言うのは勇みすぎだろうが、激しい称賛と非難を浴びている『最後のジェダイ』を観れば、伝説的シリーズ『スターウォーズ』が今、物語に新たな一ページを加える現場で必死にもがいていることは確かにわかると思う。 "物語"を始めることは酷く簡単で無責任で、終わらせることは非常に難しい。しかし、かといって終わりに向かって進まずにいるということも難しく、始めてしまったからにはまだ見ぬ終わりへと行進し続ける。そんな物語に対して吃音はごく小さな抵抗を唐突に行う。言葉が吃る一瞬の間、物語は停滞し、新しい意味を提供しなくなる。ほんの一瞬、意味は遅延され、音が先走る。本作がやろうとしたのは、無責任にも始められてしまった壮大な物語を、終わらせることが叶わないなら、せめて遅延させ停滞させることであり、痙攣させることである。吃るときの口腔内の痙攣、焦燥感、徒労感をスクリーンに映すのだ。 ルークの住む孤島に空いたダークサイドの穴の中で、合わせ鏡の前に立ったときのように、無数のレイたちの列が果てしなく伸び、少しずつズレて同じ動きをするシーンがある。まさにレイの存在が吃っており、意味になかなか辿り着けない徒労感を味合わされる。五音かけてまままままだ"ま"しか伝達できないもどかしさ。 観客が意味のなさに耐えられなくなるのと、映画が新たな意味を映し出してしまうのと、どちらが早いか。 レイとカイロレンのフォースチャットのシーンでは、ショットの切り返しだけで、離れた場所にいるふたりが繋がり会話しているように見せる。その間内容としては進んでいるものの、スクリーン上の運動としては単調な繰り返しになっていて、連なるショットが吃っており疲労感と麻痺感を感じさせられる。 またもっと大きなストーリーの流れとしてみても、反乱軍の計画、行動は尽く失敗し無に帰してしまい、多くの命が失われる。私たちはその光景に非常な徒労感と停滞感を覚える。一方スノークはあっさり死んでしまい、反乱軍の空転状態とカイロレンの咄嗟の思いつきの首尾の良さとが、明らかにバランスを欠いて見えて、物語の機序を捉える感覚が麻痺してくる。 こうして僕たちは停滞感、徒労感に捉えられる中、ルークとカイロレンを巡る衝撃的な過去や、ワープ航法による雷撃のような特攻、(私の中では)スターウォーズ史上最高のライトセーバー戦であるカイロレンとレイの共闘シーンなどを勢いよく叩きつけられ酩酊させられる。何が何やらわからなくなる。 もし、この映画が"駄作"だとしても、それはこの映画が感じさせる徒労感や停滞感のためではない。それは意図されたものであり、スターウォーズという物語装置を一瞬でも停滞させようという試みとしては成功しているからである。DJという名前の人物が口でスクラッチをしていることからも、停滞が意図されたものであることは明らかだろう。 では駄目だったとしたら何が駄目だったのか。 本作において、反乱軍やファーストオーダーやスノークやルークといった可視の装置に対して疑問符を投げかけ停滞させることに執着しそれはある程度成功している。だが、重力やフォースや愛といった不可視の装置に対しては驚くほど無批判に物語のために利用して憚ることのない点が、この映画を退屈にしているのである。重力は、まるで地上のように宇宙空間で力を発揮する。フォースは自由奔放に、遠く離れたふたりを会話させ、半実体的な身体を創造させ、意識を失った身体を宇宙船に引き戻す。それぞれのシーンで、瞬間画面が醜く弛緩する。それは不自由を自由と取り違えた結果であり、不可視のものを可視のものにしようと思い立った瞬間の醜さである。同様に、不可視の愛をキスとして可視化しようとした瞬間、画面は緊張感を失ってしまう。これらのこと自体が悪というより、可視可聴の装置に対しては執拗に吃らせ停滞させているのに比して、不可視の装置への無批判さが際立って問題となっているのである。 この映画が退屈だとしたなら、それは可視の装置を壊そうとしたからではなく、可視の装置"だけ"を壊そうとしたからなのである。退屈だとしたなら、それはスターウォーズを壊そうとしたからではなく、スターウォーズを"意気揚々と"壊そうとしたからなのである。スターウォーズという物語装置とそれを根本のところで支えている決定的には視えないものたちフォースや愛を十分に恐れなかったことが失点だったのだ。 それでも尚この映画が良い映画であると僕が断言できるのはカイロレンがいるからである。カイロレンは自軍をではなくスターウォーズを救ったのだ。スターウォーズの全てを破壊すると叫んだ男が奇しくもスターウォーズを救っているのである。彼はスノークやルークや反乱軍やファーストオーダーだけでなくフォースや愛を恐れている。そして何より、物語を破壊すると宣った人間が物語自体を救ってしまうことがあるということを知っていて恐れている。それを感じるには、彼がレイに手をさしのべて振り絞った"please"の声の震えだけで十分ではないか。 ある一言で不可視だった愛が視えてしまうかもしれない。そうしたら事態は確実に動き出して、理想が具現化されるかもしれないし、決定的な破局を迎えるかもしれない。僕たちが普段友だちと話すときだって常に恐いはずだ。ある一言や行動で今まで視えていなかった何かが視えるようになり、重大な局面に突入するかもしれない。少なくとも僕はいつも恐い。あるいはフォースを遂に行使し他人と衝突するとき、必ず自分か相手が傷つくだろう。カイロレンが言葉を発するとき、フォースを使うとき、彼の表情や仕草からは恐れを感じるのだ。既存の物語の破壊をもっと意気揚々と宣言してもよいはずなのに彼がそうせずにpleaseとお願いをするほど謙虚で弱気なのは、反物語的な振る舞いすら物語に歓迎されてしまうことをわかっていて畏れているからだ。それでもレイと一緒だったら、一歩外に出られるかもしれない。微かな希望がpleaseを発させたのである。 映画として、物語のあらゆる可視の装置を疑問視し停滞させようとしてるにもかかわらず、不可視の装置は割と野放しになっている。その中で孤軍奮闘不可視の装置をも疑い恐れているカイロレンはスターウォーズという物語に疑義を唱え破壊しようとするが、悲しいことにそんな彼自身も物語に回収されてしまうのは避けられない。そのことも彼はよく知っていて、それでもなんとか物語に抗おうとする。 本作をもって、僕はスターウォーズに初めて感動し勇気を貰った。僕にとってのスターウォーズはEP789になりそうだ。しかしながら、旧作ファンたちの悲鳴を聞くと可哀想でしかたない。僕は楽しめて幸運だったなぁと思う。
  • りく
    3.6
    記録
  • sakonji
    4.2
    今年2本目。 エピソード8で新三部作の2つ目だけど エピソード9は2019年12月20日か。。。 2年後かーーーーー。 忘れてまうわ。 今年はハンソロのスピンオフがあるからそれ見るか! 本作ですが、カイロ・レンとレイは対決は見応えあり。 フィンとローズのコンビはこれから続きそう。 とにかくスターウォーズは映画館で見るとめっちゃ迫力あったなー。
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」
のレビュー(30974件)