ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン出演の名作ヒューマンドラマ、『ショーシャンクの空に』(1994)。1982年に出版されたスティーヴン・キングによる原作小説「刑務所内のリタ・ヘイワース」を元に、フランク・ダラボン監督によって映画化されました。
FILMAGAでは、映画ファンから愛され続ける不朽の名作『ショーシャンクの空に』のあらすじ・キャスト・見どころをまとめてご紹介いたします。
『ショーシャンクの空に』(1994)
ショーシャンク刑務所に、若き銀行の副頭取だったアンディー・デュフレーン(ティム・ ロビンス)が、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所の「しきたり」にも 逆らい孤立していたアンディーだったが、刑務所内の古株で“調達係”のレッド(モーガ ン・フリーマン)は彼に他の受刑者達とは違う何かを感じていた。そんなアンディーが入所した2年後のあるとき、アンディーは監視役のハドレー主任(クランシー・ブラウン) が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する。この一件を機に、アンディーは刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる 存在になっていく。
『ショーシャンクの空に』キャスト
『ショーシャンクの空に』(C) Warner Bros. Entertainment Inc.
アンディ・デュフレーン/ティム・ロビンス
元エリート銀行員。1947年に殺人の容疑で、ショーシャンク刑務所に投獄される。初めは刑務所のしきたりに逆らい孤立していたが、レッドと出会ったことで刑務所での暮らしに慣れていく。
エリス・ボイド・レディング(レッド)/モーガン・フリーマン
刑務所内で“調達係”をしている古株の囚人。アンディと次第に友情を築いていく。
その他キャスト
サミュエル・ノートン刑務所長/ボブ・ガントン
ヘイウッド/ウィリアム・サドラー
バイロン・ハドリー主任刑務官/クランシー・ブラウン
トミー・ウィリアムズ/ギル・ベローズ
ブルックス・ヘイトレン/ジェームズ・ホイットモア
ボグズ・ダイアモンド/マーク・ロルストン
『ショーシャンクの空に』見どころ
『ショーシャンクの空に』(C) Warner Bros. Entertainment Inc.
妻とその愛人を射殺した容疑で、無実ながらもショーシャンク刑務所に収容されるアンディ。アンディが囚人たちと築いていく友情をベースに、腐敗しきった刑務所の中でも希望を絶やさず生きていく姿に、勇気と感動をもらえる不朽のヒューマン・ドラマとして長年愛されています。
ショーシャンクと言えば、数々の名言を思い出す方も多いでしょう。もう一つ忘れてはならないのが、ストーリーテラーとしてのレッドの存在。心地よくゆったりと進んでいくレッドの時間と言葉に、気づけばグッと惹き込まれていきます。
『ショーシャンクの空に』(C) Warner Bros. Entertainment Inc.
また、『グリーンマイル』(1999)『ミスト』(2007)など、数々の名作映画を生み出してきたフランク・ダラボン監督は、本作が長編監督デビュー作。公開翌年の第67回アカデミー賞では、作品賞を含む7部門にノミネートされ、名実ともに映画界の重要ピースとなりました。
金曜ロードショーでは初公開、地上波では24年ぶりの放送となる『ショーシャンクの空に』。是非この機会に、ご鑑賞ください。
『ショーシャンクの空に』作品情報
■原題:THE SHAWSHANK REDEMPTION
■監督・脚本:フランク・ダラボン
■原作:スティーヴン・キング 「刑務所内のリタ・ヘイワース」
■上映時間:143分
※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づき紹介されています。
※2022年5月20日時点での情報です。