【2017年私のNo.1映画】第13回:経営者編〜「忖度」が流行語にもなるご時勢にアンチテーゼを想起する〜

2017.12.31
SPECIAL

FILMAGA編集部

フィルマーくま

FS_第2回〜

2017年も残すところあとわずか。今年もたくさんの映画が公開されました。
2017年に日本国内で公開された映画はおよそ1,200本! みなさんはそのうちの何作品をご覧になったでしょうか。

FILMAGAでは、各界の著名人や有識者に「2017年私のNo.1映画」を伺いました!
あのひとやこのひとの心に残った作品は? 本日から年末にかけて、ゆっくりじっくり紹介していきます。

第13回は「経営者」。日々忙しく働く企業のトップたちは、どんな映画に癒され、ワクワクさせられ、奮い立たされたのでしょうか。

「とにかくデカイ」、そういう単純なことがすごくいいですね。

私のNo.1映画

柳澤大輔さん

(面白法人カヤック 代表取締役CEO)

■プロフィール

1998年、面白法人カヤック設立。鎌倉に本社を置き、ゲームアプリ、各種キャンペーンアプリやWebサイトなどのコンテンツを数多く発信。ユニークな人事制度やワークスタイルなど新しい会社のスタイルに挑戦中。 

キングコング:髑髏島の巨神

私のNo.1映画

僕の鑑賞スタイルは「ぽっと出た空き時間に、近くの映画館で、今すぐ観られる映画を観る」なのですが、この映画は、映画館でなければおそらく一生観ないと思ったので、予定をおさえて行きました。キングコングがでかくて気持ちがいい。原則ストーリー重視派ですが、この年になると「とにかくデカイ」、そういう単純なことがすごくいいですね。歴代のキングコングの中で一番だと思います。(歴代の作品しっかり見たことないけど……)

柳澤大輔さんの最新情報

面白法人カヤックとは?
鎌倉に本社を置き、経営理念の「つくる人を増やす」オリジナルWebサービス、Web制作事業や、累計600万以上の人に遊ばれる「ぼくらの甲子園!」シリーズなどのソーシャルゲーム、ゲームプレイヤー向けコミュニティアプリ「Lobi」などを主要事業とする。また、ゲーム音楽オーケストラ公演を行う「JAGMO」や「鎌倉自宅葬儀社」などを擁する。カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル、Yahoo!Japanインターネットクリエイティブアワード、文化庁メディア芸術祭など、受賞歴も多数。ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給、ぜんいん人事部)やワークスタイル(旅する支社)なども実施する。2014年12月東証マザーズ上場。
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私のNo.1映画
面白法人カヤック

ひとりひとりの背負っているものを演技だけで感じさせてくれる

私のNo.1映画

吉村毅さん

(デジタルハリウッド株式会社 代表取締役 CEO)

■プロフィール

1986年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)の創業期に入社。1998年、「エスクァイア・マガジン・ジャパン」代表取締役社長CEO、2003年、映画配給会社「ギャガ・コミュニケーションズ」企画戦略グループGM、2004年、CCCグループ「カルチュア・パブリッシャーズ」代表取締役に就任。その後、10年以上にわたり、海外(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)の映画・TVドラマの買付け=権利輸入から、映画配給、DVD流通、TV・VOD流通までのプロデュースを行う。2015年6月、デジタルハリウッド株式会社 代表取締役社長兼CEOに就任。現在に至る。主な買い付けの代表作品は「キック・アス」、「大統領の執事の涙」、「マリリン七日間の恋」、2015、2016年と「セッション」、「ルーム」で、米国アカデミー賞を二年連続で受賞。

3月のライオン 後編

私のNo.1映画

17歳のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)は、9歳の時に交通事故で両親を失い、師匠の幸田柾近(豊川悦司)の内弟子として引き取られる。生きるための将棋だった。将棋でしか生きることが出来なかった。しかし終盤で、師匠の甲田は桐山雫に「お前は、本当は将棋が好きなんだ」と語ります。このシーンがとても好きです。ひとりひとりの棋士の背負っているものを演技だけで感じさせてくれる俳優陣もすばらしかったです。もちろん清原果耶さんも!

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デジタルハリウッド大学のCFを作りました。 「みんなを生きるな。自分を生きよう」

私のNo.1映画
​デジタルハリウッド大学CF

「映画ってファンタスティックだよ」

私のNo.1映画

村本理恵子さん

(映像配信事業関係者、映画愛好者)

■プロフィール

2009年BeeTVサービス立ち上げに携わり、dTVサービスの事業責任者として動画配信サービスを推進。ヨーロッパ映画、ヨーロッパドラマをこよなく愛する映像ファン。 

ぼくと魔法の言葉たち

私のNo.1映画

映画はヒトに喜びや悲しみ、そして時には怒りを与え、ある時はそのヒトの人生そのものを変えるパワーがある。そのパワーの素晴らしさをドキュメンタリーとして描いたこの作品は、「映画ってファンタスティックだよ」を伝える映画愛に満ちた1本である。自閉症のわが子がわずかに話す言葉がディズニー映画のセリフと気づく両親、実際のホームビデオ、主人公オーウェンの見ている世界をアニメで見せてくれる手法は、映画の力にとどまらず、障害を違いとして受け入れることを私に再確認させてくれた貴重な作品である。

村本理恵子さんの最新情報

2017年4月より、動画配信事業の現場を離れ、様々な業界のデジタル戦略構築に関わるようになりました。また、CtoCのシェアリングサービス「Alice.style」の市場導入に向けて邁進中です。映像はいちユーザーとして楽しんでいます。

私のNo.1映画
​Alice.Style

「忖度」が流行語にもなるご時勢にアンチテーゼを想起する稀有な映画

私のNo.1映画

木田義之さん

(映像マーケティングアナリスト)

■プロフィール

映像コンテンツ事業者に対して経験に基づく見識と市場データを活用した課題解決のサービス構築に取り組む。著書に「映画・映像業界大研究」(産学社)。 

最低。

私のNo.1映画

多くの人が、何かの価値観に縛られ常識だと思わされて生きている。それが逆に何だか変、「最低。」ではないかと気付かせてくれる映画。「忖度」が流行語にもなるご時勢にアンチテーゼを想起する稀有な映画。劇中の、一見ノーマルに見える人々の常識的な台詞を、敢えて違和感を折り込んで喋らせる演出は、全てそのメッセージとなって観るものに痛いくらいに伝わる。地味な映画ながら私の心に突き刺さる1本となった。

木田義之さんの最新情報

株式会社フィールドワークスでは、映画・映像業界で働きたい人を対象とした人材派遣・紹介サービス「BizTouch」をリリースしました。魅力的なお仕事をどんどんご紹介して参ります。ご興味のある方は是非ご一報ください。

私のNo.1映画
BizTouch(ビズタッチ)

 

内に秘めた正義感に憧れを感じる。

私のNo.1映画

藤崎淳さん

((株)アクロスエンタテインメント代表取締役)

■プロフィール

俳優マネジメント、舞台・イベント・映画プロデューサー。救いのある映画が好み。とにかく映画館が憩いの場。

ベイビー・ドライバー

私のNo.1映画

迷いに迷い、結果として劇場で3回観た事実を踏まえ、本作品を1位にさせてもらった。お恥ずかしながらエドガー・ライトの作品に触れるのは初めて。とにかくスタイリッシュ。テンポ良いオープニングからの度肝を抜かれるカーアクション。音楽と映像の完璧な融合。拳銃の発砲音までもが見事に音楽とシンクロしていて高まった。家の事情で悪に手を染めざるを得なかった主人公。世間からは「クズ」と呼ばれてしまうであろう存在の中、内に秘めた正義感に憧れを感じる。主人公と恋人のカフェでのやりとりはお気に入り。劇場の大スクリーンと音響で観たくなるお手本作品。お見事でした!

藤崎淳さんの最新情報

私のNo.1映画
アクロスエンタテインメント

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2017年私のNo.1映画

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