人を好きになるって最悪?「もう恋なんてしない」なんて心を溶かしてくれる恋愛映画4本

2018.01.14
映画

映画は気持ちよく生きるためのヒント

hikari

人と人が向き合うからこそ楽しくもあるけれど、つらいときもあるのが恋愛。このつらさが大きくなってしまうと負担に感じたり、究極「もう恋はしなくていい」って思ったり。

しかも、そういうモードに入ってしまうと、必要以上に人と関係を持とうとせず、ますます恋愛ができない状態に……。

たった一度の人生、ひとりぼっちで終えるなんてつまらない! 今回は、「もう一度、恋してみようかな……」と思えるような映画をご紹介します。

恋愛に冷めていても何が起こるかわからない『ピースオブケイク』

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言い寄られるまま恋愛して、自分から人を好きになる恋をしていなかった主人公・志乃(多部未華子)が、引っ越し先の隣人でありバイト先の店長でもある京志郎(綾野剛)を直感的に好きになってしまう。けれど、京志郎には同棲中の彼女がいて……というストーリー。

なんだかんだ両想いになるものの、志乃の中に今まで知らなかった嫉妬心が生まれてきてしまい、歯車が狂っていきます。

京志郎といると、自分でもどうしてそうなるのかわからないくらい感情が激しくなる志乃。そうなるのが嫌なのに、好きで好きでたまらない。だから皮肉交じりに「人を好きになるって最悪」なんてセリフを言うシーンも。

そもそも相手に好かれるのが恋愛だと思っていた志乃。そんな彼女が、感情のコントロールが効かなくなるほど「好き」だと思える人に出会えることもあるのなら、色恋沙汰に冷めている人でも何が起こるかわからないと思わせてくれる作品です。

恋はちょっとしたことではじまるもの『キャロル』

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1952年のニューヨークが舞台。デパートでバイトをしていたテレーズ(ルーニー・マーラ)は、子供のクリスマスプレゼントを買いに来た夫人・キャロル(ケイト・ブランシェット)を見た瞬間、なぜか気になりはじめます。

そしてひょんなことからキャロルと仲良くなったテレーズ。彼氏との関係もしっくりきていなかった彼女は、キャロルに誘われ、クリスマス休暇の旅行へ出かけることに。しかしそこで事件が起きてしまい……。

彼氏とのこれからや自分の仕事に対してもはっきり「こうしたい」という意見を持っていなかったテレーズが、はじめて自己主張して決めたのがキャロルとの旅行です。そして彼女と一緒に時を過ごせば過ごすほど、キャロルへの愛を実感していくテレーズ。

『ピースオブケイク』の志乃のように、流されるまま生きてきたテレーズが、自らの意志で、しかも性別など関係なく人に恋していく姿を丁寧に描いた作品です。

恋って「なんとなくあの人のことが気になる……」くらいの、ほんのちょっとしたきっかけではじまるもの。そして惹かれてしまえば、性別や属性などはあまり関係ないのかも……とも思えてくる。恋愛についてさまざまなことが学べる映画な気がします。

束縛が嫌いな女性が本気の恋を見つける?『ティファニーで朝食を』

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金持ちとの結婚を夢見るパーティーガールのホリー(オードリー・ヘプバーン)と、彼女の部屋の上階に引っ越してきた自称作家のポール(ジョージ・ペパード)との友達以上恋人未満の関係がどう発展していくのかがみどころの本作。

ホリーはニューヨークで華やかに、さまざまな男性と付き合いながら自由奔放な生活を送っています。一見、破天荒で無茶苦茶なキャラクターに見えるけど、実は純粋で、なかなか憎めない人柄。ポールは付き合っていくうちに、彼女のそんな魅力にどんどん惹かれていきます。

でも、過去の結婚経験からか、男性から束縛されることを嫌うホリーは、誰かのものになろうなんてこれっぽっちも思っていないんです。そんな彼女が最後には……。

誰かと付き合うことはできるけど、恋愛なんかしない・できないと思っている人が変わることなんてあるのか。その答えがもしかしたら見つけられるかもしれない作品です。

空想好きな人が現実の恋の向き合うためには?『アメリ』

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医師の父から心臓病を疑われ、学校へ行かずずっと家の中だけで過ごしてきたアメリ(オドレイ・トトゥ)は、幼少期に友達と遊んだ経験がないせいで、ひとり空想の世界に浸るのが大好きな女性。大人になってからはカフェで働くものの、空想好きなのは相変わらず。

そんな彼女が証明写真機の下に捨てられた写真を集めるのが趣味というちょっと変わり者のニノ(マチュー・カソヴィッツ)という青年にひと目惚れしたことから、現実に向き合うことになるお話。

ニノの気を引こうとさまざまなアプローチを仕掛けるアメリですが、そのやり方がとんでもなくまわりくどい! しかも「謎解きですか?」というくらい緻密。その過程は観ていて楽しくても、全然現実的ではないのです。

そんなことで本物の恋愛ができるのか……と思っていた矢先、「そんなお遊びでつかまえるのではなく、現実に向き合わないと」と同じアパートに住む老人・レイモンからのお叱りが。当然と言えば当然ですが、相手と通じ合うためには空想に逃げず現実を見るのは必要なこと。

自分の殻に閉じこもりがちで恋を諦めている人や、恋愛に臆病になっている人にとっても、勇気が湧いてくる作品だと思います。

いかがでしたか? 恋に億劫になっているなら、せめて映画の中だけでも気分を高めてみては?ちなみに、今回紹介した作品はすべてNetflixで観られます。

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