「夏やってみたい」ことがぎゅっと詰まった映画って?【あのシーンを体験してみたい…!】

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【2022年】夏を感じるシーンが印象的な映画3本を、イラスト付きでまとめてご紹介!

眩い太陽、艶やかな新緑、煌めく海、優雅なバカンスなど、どこか特別な体験を私たちにもたらしてくれる「夏」。あなたは、夏を感じるシーンが印象的な映画と言えばどんな作品を思い浮かべますか?

コロナ禍も落ち着いてきた今、ハッピーなバカンス気分を存分に堪能したいと考えている方には『パーム・スプリングス』を是非鑑賞して欲しい。そして、世界遺産の美しい街を舞台に、とある家族の物語を描いた『ポルトガル、夏の終わり』も、夏の終幕を飾るに相応しい作品だ。

そこで今回は、「夏を感じるシーンが印象的な映画」を3作品厳選し、イラスト付きでご紹介します。真夏ムードをさらに高めてみてはいかが?

パーム・スプリングス』(2020)

あらすじ:舞台は砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラ(クリスティン・ミリオティ)は、一見お調子者だが全てを見通したようなナイルズ(アンディ・サムバーグ)に興味を抱く。いい雰囲気になる2人だが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃に! 負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制止を聞かずサラも洞窟に入ってしまい、一度眠りに落ちると結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった! しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ日を繰り返しているという。2人で過ごす無限の今日は最高に楽しいものに思えたが、明日がこない日々は本当に大切なものを気づかせていく。果たして2人は、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか!?

実際は“夏”の時期が舞台ではないものの、キュートなピザの浮き輪で、プールに悠々と浮かぶナイルズ(アンディ・サムバーグ)の姿は夏ムード満載のシーン。お酒を飲みながら、水辺でのんびりと優雅に夏のバカンスを楽しむ様子には憧れを抱く方も多いのではないだろうか? 本作で描かれている、ハッピーなバカンスと砂漠のリゾート地「パーム・スプリングス」で巻き起こる不思議なタイムループ・ラブコメディは、これから始まろうとする本格的な夏を盛り上げてくれる要素が盛り沢山! 夏を楽しみたいと感じている全ての人に、オススメしたい一作。

【『パーム・スプリングス』作品情報】

■原題:Palm Springs
■監督:マックス・バーバコウ
■脚本:アンディ・シアラ
■キャスト:アンディ・サムバーグ、クリスティン・ミリオティ、ピーター・ギャラガー、J・K・シモンズ、タイラー・ホークリン、デイル・ディッキー、カミラ・メンデス、メレディス・ハグナー、クリス・パン、Lilli Birdsell
■配給:プレシディオ、Filmarks
■上映時間:90分
■公式HP:https://palm-springs-movie.com/

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ちょっと思い出しただけ』(2022)

あらすじ:照明スタッフの照生(池松壮亮)と、タクシードライバーの葉(伊藤沙莉)。物語はふたりが別れてしまった後から始まり、時が巻き戻されていく。愛し合った日、喧嘩した日、冗談を言い合った日、出会った日……コロナ禍より前の世界に戻れないように、誰もが戻れない過去を抱えて生きている。そんな日々を“ちょっと思い出しただけ”。

真夜中の高円寺。お酒を片手に、葉(伊藤沙莉)と照生(池松壮亮)が手を取り合い、軽やかに踊り出す。2人の胸が高鳴る様子と、夏のじんわりとした暑さを感じるエモーショナルなシーンに仕上がっている。ちなみに本作では、照生と葉が屋上で花火をしたり、照生のバイト先の水族館で閉館後にこっそりデートをしたりなど、夏の宵を堪能できるシーンが豊富に展開されている。コロナ禍になる以前、誰しもが経験した「ちょっとした思い出」を、2人の6年間を通して、過去を振り返ってみたい方にオススメしたい一作。

【『ちょっと思い出しただけ』作品情報】

■監督/脚本:松居大悟
■キャスト:池松壮亮、伊藤沙莉、河合優実、大関れいか、屋敷裕政、尾崎世界観、渋川清彦、松浦祐也、篠原篤、安斉かれん
■挿入歌/主題歌:クリープハイプ
■製作/配給:東京テアトル
■宣伝:FINOR
■上映時間:115分
■公式HP:https://choiomo.com/

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ポルトガル、夏の終わり』(2019)

あらすじ:舞台は、ポルトガル世界遺産の町・シントラ。女優・フランキー(イザベル・ユペール)は、夏の終わりのバケーションと称し、“この世のエデン”と呼ばれるシントラに一族と親友を呼び寄せる。己の死期が近いことを悟っていたフランキーは、亡き後も愛する家族が問題なく暮らしていけるように、全ての段取りを整えようとしていた。しかし、それぞれ問題を抱えた家族たちの選択は、次第にフランキーの思い描いていた筋書きとは大きく外れていく……。

劇中で夏を感じるシーンと言えば、女優・フランキー(イザベル・ユペール)が、雄大なサンセットと海を眺め微笑むシーンではないだろうか。シンプルでありながら、晩夏の訪れを感じさせてくれる繊細で美しく印象的なラストシーンに仕上がっている。また、世界遺産に認定されている街・シナトラが舞台ということもあり、圧倒的な映像美に思わず観入ってしまうシーンが本作には山ほど。イザベル・ユペールと、鮮やかな自然が煌めくシナトラの街並みを舞台に、静かに紡がれていく家族劇。夏の終わりには、是非こちらを鑑賞して頂きたい。

【『ポルトガル、夏の終わり』作品情報】

■原題:Frankie
■監督:アイラ・サックス
■脚本:アイラ・サックス、マウリシオ・ザカリーアス
■キャスト:イザベル・ユペール、ブレンダン・グリーソン、マリサ・トメイ、ジェレミー・レニエ、パスカル・グレゴリー、アイラ・サックス、マウリシオ・ザカリーアス、グレッグ・キニア、セニア・ナニュア、アリヨン・バカーレ
■配給:ギャガ
■上映時間:98分
■公式HP:https://gaga.ne.jp/portugal/

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※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされたものです。

※2022年6月27日時点での情報です。