90年代後半から00年頃に流行したファッション、通称 Y2K（Year 2000）。Filmarksでも人気の「Y2Kファッションが素敵な映画」を5本ピックアップ。ローライズジーンズにピッタリとしたトップス、バンダナにグラフィックTシャツ、マルチボーダーや小花柄のワンピースなどなど……。ぜひ参考にしてみてください！
『ミーン・ガールズ』（2004）
アフリカの大自然の中で動物学者の両親に育てられたケイディ。故郷アメリカに帰国した彼女は、16歳にして初めて学校に入学するが、今時のハイスクール生活は戸惑うことばかり！ひょんなことから学園の”女王蜂”レジーナ率いるセレブ・グループに仲間入りしたケイディはレジーナの元カレと恋に落ちたことから、女同士の激しいバトルを繰り広げるはめに・・・。
『フォーチュン・クッキー』のマーク・ウォーターズ監督作。リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、ティナ・フェイ、ティム・メドウス、エイミー・ポーラー、アナ・ガステヤー、レイシー・シャベールなどが出演。
クイーン・ビーのグループ、プラスチックス（バービー人形のようにかわいいの意）のファッションはまさに“イケてる女子”の王道Y2Kファッション。ピッタリとしたトップスにミニスカートなど全体的にタイトなシルエットに、ヒールの音をコツコツと鳴らして自信満々に歩く彼女たちの姿に憧れる女子も多いのでは？
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『エリン・ブロコビッチ』（2000）
胸元も露に超ミニのスカートでキメた元ミス・ウィチタ。離婚歴２度。３人の子持ち。無学、無職。貯金残高１６ドル。そんな彼女が１枚の書類から大企業の環境汚染を暴き、６３４の住人の署名を集め、史上最高の和解金３５０億円を勝ち取り、アメリカ中にスカッとした感動をもたらした。これは実話に基づいた痛快なサクセス・ストーリー。
「オーシャンズ」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督作。ジュリア・ロバーツが主演を務め、第73回アカデミー賞をはじめ数多くの賞を受賞。
大振りのピアスに肌見せファッションでとにかく大胆に、「好きな服を着る！」ことがエリンの信条。意地悪な上司に服装を改めろと言われた彼女が放つ一言はまさに痛快！ いくつになっても好きな自分でいることが大事だと教えてくれる一作。
『アメリカン・ピーチパイ』（2006）
女子サッカー部のストライカーとして活躍するヴァイオラ。ある日、彼女のサッカーチームが廃部となり、男子サッカー部への入部も断られるという憂き目にあう。そんなとき、ヴァイオラの双子の兄セバスチャンが新学期をサボり、ミュージシャンを目指してロンドンへ発つ、そこで、ヴァイオラはセバスチャンになりすまし学校へ潜入、男子サッカーチームに入部する。部員たちにも認められ順調にいくかに思われたヴァイオラ。しかし、偽セバスチャンの彼女は女子生徒のオリヴィアに惚れられ、自身はチームメイトのデュークに恋をし、デュークはオリヴィアに惹かれる、と思わぬ展開に。そんな中、何も事情を知らない本物のセバスチャンが帰ってくる。
アンディ・フィックマン監督作。アマンダ・バインズ、チャニング・テイタム、ローラ・ラムジー、ヴィニー・ジョーンズ、デヴィット・クロスなどが出演。
ドレスアップスタイルからカジュアルまで一通り楽しめる、まさにY2Kティーンファッションのお手本のような一作。複雑に絡み合う恋愛模様にもご注目！
『キューティー・ブロンド』（2001）
美容とファッションにかけては超イケてる、ベルエア育ちの天然ブロンド娘エル。ところが政治家志望のBFワーナーから「ブロンドすぎて議員の妻向きじゃない」とあっさり振られてしまった。しかしエルは、持ち前のポジティブ思考を発揮し猛勉強、彼を追いかけて名門ハーバード大の法学部に見事合格する。知的な女性に変身し、彼のハートを取り戻す作戦だ。けれど、質実剛健を旨とする東海岸の人々の考え方や習慣はエルとことごとく対立、授業の第一日目から意地悪な教授やクラスメートからいびられて大ピンチ！
『キス&キル』などのロバート・ルケティック監督作。リース・ウィザースプーン、ルーク・ウィルソン、マシュー・デイヴィス、セルマ・ブレアなどが出演。
ファッション命のブロンド娘が、彼に振り向いてもらうためにハーバード大学ロースクールに挑戦するドタバタコメディ。“ブロンド”からイメージされるステレオタイプのお嬢様ファッションは、小物からネイル、愛犬のチワワの服さえもキラキラ&ピンクに包まれており、無性に元気がわいてくる。ロースクールに挑戦するエルの成長と共に、ファッションも大人っぽく移り変わっていく様子もまた胸熱。
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『ノット・ア・ガール』（2002）
ルーシー、キット、ミミの3人は仲の良い幼なじみだったが、今はバラバラ。だが高校を卒業した日の夜、昔、埋めたタイムカプセルを掘り出すため公園に集まった。そこでミミは「歌手のオーディションを受けるため一緒にロスへ行こう」と言う。最初は相手にしなかったルーシーとキットだが、それぞれの願いを叶えるためにロスへ行くことを決意する。こうして3人の「自分探しの旅」が始まる。
『バスキアのすべて』のタムラ・デイヴィス監督作。ブリトニー・スピアーズ、タリン・マニング、キム・キャトラル、ゾーイ・サルダナ、アンソン・マウントなどが出演。
3人の少女たちが繰り広げる友情と青春のロードムービー。Y2Kの代表的アイコンであるブリトニー・スピアーズ出演。親友3人組はそれぞれ違ったテイストを着こなし、ストリート、ロック、カジュアルなど三者三様のY2Kファッションが楽しめる一作！ 好みのテイストを真似てみて。
※2022年7月24日時点でのVOD情報です。
