【演奏シーンは圧巻!】友情、恋、音楽……10年の物語を描いた青春映画にきっとあなたは涙してしまう

第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位にも輝いた漫画家・小玉ユキの作品『坂道のアポロン』の実写映画が3月10日、ついに公開されます。

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主演に知念侑李、共演に中川大志小松菜奈と実力ある旬な俳優たちを迎え、『ホットロード』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など青春映画の名手として知られる三木孝浩監督がメガホンをとった話題作です。
観れば、3人の青春模様とその絆の深さにきっと涙してしまうはず!

孤独を感じていた薫の運命が変わったのは千太郎、律子との出会い

父を亡くし親戚の家で暮らすことになったため長崎県・佐世保に来た高校生の西見薫(知念侑李)。親戚からは医者になることを強要された上、居場所もなく孤独を感じていた彼の運命が変わったのは、転校先の高校の不良・千太郎(中川大志)と彼の幼なじみでクラスメイトの律子(小松奈菜)との出会い。薫がピアノを弾けると知った律子から誘われ、彼女の家のレコード店にある地下室へ。そこでドラムを叩く千太郎を見てから薫はジャズに心を奪われます。

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薫と千太郎のセッション、それを見守る律子。3人で過ごす日々が多くなっていくにつれ、律子に恋心を抱く薫。しかし、律子は千太郎を想っていることに気づいてしまいます。律子の気持ちに鈍感で無邪気な千太郎を薫は羨むけれど、実は彼にも誰にも言えず抱えていた孤独な思いが。それを知ってから、さらに絆が深まる薫と千太郎でしたが、ある事件をきっかけに、千太郎が薫と律子の前から姿を消してしまいます。そして10年が経ち……。

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薫たちのジャズに没頭していく姿や、一生ものの友情、一生ものの恋だと思っていたキラキラした青春とそれぞれが抱える葛藤にきっと共感できる感動作です。

■人生で1番泣きました…!何度も泣いたけれどやっぱり特に文化祭のシーン。薫と千太郎のセッションシーンは何度観ても泣けると思います。(うさぎねこさん)
■音楽で泣いたり笑顔になったりする作品と始めて出会いました。漫画の面白さや感動を超えた、音楽、3人の雰囲気、「映画・坂道のアポロン」という作品に出会えて良かったです。(とまたまさん)
■原作もジャズの知識もない私でしたが、とても引き込まれる映画でした! 二人のセッションがとても熱く、一生物の友情とはこのことかぁと胸に響きました!(rikaさん)
■原作も読んでいたので、実写化と聞いたときは、キャストの再現率はどうだろう…と思ったら、最高な出来でした。演奏シーンは圧巻で、思わず涙してしまいました。(OkuboYouheiさん)

ストレートに感情をぶつけていく友情と恋。そのさわやかさに心打たれる!

薫、千太郎はジャズを通して、友情を深めていきますが、彼らが仲のいいときはお互い唯一無二のような存在であるかのように振る舞う一方、衝突したときはオブラートに包むことなくストレートに感情をぶつけあっていきます。

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また薫の恋心も思わぬ形で、本人へ直接伝えることになり……。年をとるにつれ、自分の気持ちを素直に表すことができなくなってきますが、10代の不器用だけど真っ直ぐでさわやかな生き方に、心打たれる大人は多いはず。もしかしたら大人にこそ深く響く作品なのかもしれません。

■期待以上でした。一生ものの友情やすれ違う恋模様など老若男女問わず、一度はこんな青春してみたかったなあと感じられる作品なのでぜひ、多くの方に観て頂きたいなと思います。(ayaさん)
■友情に恋心に爽やかな気持ちになれる映画でした。駆け引きなど関係なく、まっすぐな気持ちで向き合うことの素晴らしさ。その時をひたむきに生きる姿がまぶしすぎるほどでした。奏でるリズムにさらにひかれ、暖かい映像の光と融合され、最後には涙が。(まいまいさん)

演奏シーンの吹き替えなし!体当たりで挑んだジャズセッションは鳥肌もの!

この映画は音楽シーンも必見!薫としてピアノを弾く知念侑李、千太郎としてドラムを叩く中川大志は2人ともクランクインの約10ヶ月におよぶ楽器のレッスンを重ねたそう。そのかいあってか、手元の吹き替えをすることなく撮影を行ったとのことですが、それも納得。ずっと前から楽器に触れているかのような自然な演奏シーンばかりで見惚れてしまいます。

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そんな彼らの集大成ともいえるのが文化祭での2人のセッションシーン。ピアノとドラムの掛け合いがうまくはまっていて、ピアノを情熱的に弾く薫、熱くドラムを叩く千太郎など、その感情のこもった演奏は観ているこちらも鳥肌が立ちそうなほど魅せられる感動必至の場面です!

■作中の肝であるJAZZのセッションシーンは一切の吹き替えなしの言葉にビックリです。 多分、邦画でNo1の演者による楽器の演奏シーンの数々です。 知念君のピアノプレイ、中川君のドラムプレイ、ディーン・フジオカのトランペット演奏、これだけでもお金を払ってみる価値が有ります。絶対に!!(kazuさん)
■わたしもjazzをやっているので凄く楽しみにしていました。感想を一言でいうと、心を持っていかれる作品。 演奏シーンは鳥肌もの。あれを代役なしでやっているっていうんだからとっても驚いた!(aykさん)
■元々アニメが大好きだったので、実写化には一抹の不安があったものの、演奏シーンを見てそんなものは吹き飛びました。特に中盤の文化祭とラストの演奏には圧倒されました。公開されたら音響の良い劇場で、できれば爆音でもう一度映画を見て、スタンディングオベーションしたい!(のぞみんさん)

脇を固める俳優陣、主題歌も豪華! マンガの設定に忠実なロケーションにも注目

主役以外にも、ディーン・フジオカ真野恵里菜中村梅雀山下容莉枝松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、野間口徹といった実力ある豪華キャストが集結。メインキャストの3人の物語をさらに奥深いものへと導きます。また主題歌を担当したのは全世代に愛されるアーティスト・小田和正。この映画のために描き下ろしたという楽曲は、物語の感動がさらに盛り上がる歌になっているので、お聴き逃しなく!

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ちなみに撮影は原作の舞台である長崎県佐世保を中心に、原作の時代である60年代に近付けるため、大分県豊後高田市にある「昭和の町」でも撮影。その当時にタイムスリップしたかのような古き良き時代のムードが漂っているのも必見。

■美しい佐世保の風景とフレッシュな3人がキラキラ眩しくて、胸が熱くなるシーンがこれでもかと押し寄せます。 三木監督が年齢性別問わず楽しんで頂ける映画とおっしゃっていた通り、世代によって懐かしかったり新鮮だったり様々なメッセージが受け取れるはずです。(如月さん)
■風景や色合いも優しく、エンドロールで流れる小田和正さんの優しい歌声も相まって最後まで泣き通しだった。(みっこさん)
■一見若い子をターゲットにした様な配役に思えるかもしれないが、ただキラキラキュンキュンを目的にしている映画だと思って避けたらもったいない。老若男女、世代問わず、楽しめる作品だと思う。テーマソングの小田和正さんの歌声は優しく、歌詞を聴きながら映画を振り返り、暖かいけど、どこか切ない気持ちになった。(misaさん)

映画を観た小玉ユキから「まさにこれが私が描きたかった世界だ、と思えるような映像でした。アポロンのキャラクターたちがあの時代、あの場所で生きていました」というコメントも届いたよう。
原作者からお墨付きがもらえたほど、原作の世界観が再現された映画『坂道のアポロン』。青春時代の懐かしい気持ちや清々しい感動を味わいたい人はぜひ劇場へ!

◆映画『坂道のアポロン』 information

映画タイトル

医師として病院に勤める西見薫。忙しい毎日を送る薫のデスクには1枚の写真が飾られていた。笑顔で写る三人の高校生。10年前の夏、二度と戻らない、“特別なあの頃”の写真……。あの夏、転校先の高校で、薫は誰もが恐れる不良、川渕千太郎と、運命的な出会いを果たす。二人は音楽で繋がれ、荒っぽい千太郎に、不思議と薫は惹かれていく。ピアノとドラムでセッションし、千太郎の幼なじみの迎律子と三人で過ごす日々。やがて薫は律子に恋心を抱くが、律子の想い人は千太郎だと知ってしまう。切ない三角関係ながら、二人で奏でる音楽はいつも最高だった。しかしそんな幸せな青春は長くは続かず――。
上映時間:120分
3月10日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.apollon-movie.com/
配給:東宝=アスミック・エース
© 2018映画『坂道のアポロン』製作委員会 © 2008 小玉ユキ/小学館

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※2022年7月28日時点のVOD配信情報です。

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