イーストウッド最新作『15時17分、パリ行き』は、人間の勇気を描いた究極のリアル体験

2018.02.26
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今やハリウッド最高の監督の一人といっても過言ではないクリント・イーストウッドの最新作、『15時17分、パリ行き』が3月1日より公開されます。

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アメリカン・スナイパー』や『ハドソン川の奇跡』など、実在の人物たちのドラマを多く描いてきたイーストウッド監督。今回はそれだけでなく、なんと事件の当事者自身を俳優に起用するという驚くべき大胆な手法にチャンレンジしました。事件を体験した者だけが体現できるリアリティと緊迫感は、観る人をスクリーンに釘付けにします。

 

2015年に起きたパリ行きの特急列車内で、554人の乗客全員をターゲットした無差別テロの襲撃事件を描いた本作。テロという誰もが巻き込まれるかもしれない現代の恐怖に、なぜ3人の幼なじみは、命を捨てる覚悟で敢然と立ち向かえたのか!?あなたなら、その時どうしますか?

想像を超えるリアル!前代未聞の手法で事件を体験

本作の最大の特徴は、何と言っても実際に事件を体験した人自身が、本人役として出演しているところ。「この3人と一緒に歩みたいと思った」と語るイーストウッド監督は、物語の中心となる3人が一緒にいるときの自然な佇まいに惹かれたそうです。

15時17分、パリ行き

そんな彼らの魅力をそのままスクリーンに映し出すことを決断し、3人以外の事件の当事者も数多く本作に登場します。当事者でなければ表現し得ない恐怖、緊張感は想像を凌駕するリアリティで観る人に迫り、あたかも自分もこの事件の体験者になったかのように思わされます。

■彼らの行動に涙が止まりませんでした。(帰り道でも涙が溢れてしまうくらいに) どんな名優が演じたとしても、実際に体験した彼らのリアルさを超えられる人なんていない。軍にいる人みんなが優秀なわけではないし、優秀さと勇敢さはまったく別物だと。(ひーすさん)
■凄すぎる。今まで生きてきた人生で確実に見たことのある景色に、見たことない形で連れて行かれる、イーストウッドによる、正に人生体感型映画。物語とか実話とか、そんなものを飛び越えて昇華していく人生に今までない感覚を覚えさせる。(タツキさん)

ごく普通の人々の非凡な勇気に感動

「これは普通の人々に捧げた物語」とイーストウッド監督が語る通り、本作に登場する人物は、とりたてて特別な人物というわけではありません。この3人の若者が、私たちの身近なごく平凡な人間だからこそ、彼らの勇気に感動します。平凡な人たちに流れる非凡な勇気。もしかしたら、私たちの中にもあるのかもしれません。

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■監督が「経験者」にこだわった意味とかメッセージがものすごく凝縮されていた作品だった気がする。クリント監督作品これだから観るのを止められない。自然に泣けてくる。観に行けて本当によかった。(yuuさん)
■自らの危険を顧みず、テロリストに立ち向かう姿にはただただ感動! すすり泣きも聞こえてきたけど、わたしは賞賛の拍手を送りたかった(NaokoHansenさん)
■楽しい時間を撮った前フリが長くてテロシーンはあっという間だったけど、実際もそういう悲劇ってあっという間なのだろうし、この点も含めてリアリティがあったと思う。 近い将来自分や周りの人も遭遇するかもとか、偶然が重なってなかったら何人死んでいたんだろうとか考えたら涙が止まらなかった。(マオさん)

すべてはこの瞬間のため。あなたは運命を信じますか?

「まるであの瞬間のためにこれまでの人生で訓練してきたような感じでした」、3人の主人公の1人、アレク・スカラトスはこう語ります。

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欧州の旅路、3人は導かれるままにアムステルダムからパリ行きの列車に乗りますが、この映画は3人の幼少期の物語から始まります。彼らの人生で積み上げてきたものが、この日の危機に立ち向かう時におおいに役立ちます。アレクの言うように、あの瞬間のために訓練してきたかのように。彼らの日々の積み重ねが土壇場で役に立つのです。

■事件そのものだけでなく 彼らの人生を描いているからこそ、 一緒になって体験していく感覚が面白かった、 と同時に事件の臨場感がすさまじかった。事件を再現するなんてつらいだろうに、 伝えようと思ってくれた当事者の方々の想いに感服(tomoigaさん)
■「人を救う」は作品のテーマでもありますが、この映画の存在そのものが人を救うのです。そんな映画が未だかつてあったでしょうか? クリント・イーストウッド監督は自らの持ち味である空撮や省略、トラウマによって、主人公の現実でも救おうとする、映画史上空前の試みによって、映画を超えたのです。(たむさん)

運命は存在するかもしれない。しかし、だれも未来のことはわかりません。大切なのは、「命という贈り物をもらったら、それを活かしベストを尽くすこと」(イーストウッド監督)。彼らがヒーローになったのは、偶然でもあり必然でもあったのかもしれません。

◆映画『15時17分、パリ行き』 information

映画タイトル

あらすじ:2015年8月21日、アムステルダム発パリ行きの特急列車タリスが発車した。フランス国境内へ入ったのち、突如イスラム過激派の男が自動小銃を発砲。乗務員は乗務員室に逃げ込み、554名の乗客全員が恐怖に怯える中、幼なじみ3人の若者が立ち向かった――。
上映時間:94分
3月1日(木)、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/1517toparis/
(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

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