本木雅弘主演×西川美和監督『永い言い訳』チケット販売がスタート【Filmarksの上映企画・プレチケ】

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Filmarksリバイバル上映

映画館で名作を観るプロジェクト・プレチケで『永い言い訳』の上映が決定。

永い言い訳』上映イベント詳細

ゆれる』『すばらしき世界』の西川美和監督が直木賞候補にもなった自著を自身の手で映画化した『永い言い訳』をプレチケで特別上映!

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。その時不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族――トラック運転手の夫・陽一とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。保育園に通う灯(あかり)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだが…。ひとを愛することの「素晴らしさと歯がゆさ」を描き切った観る者すべての感情をかきみだす、かつてないラブストーリー。

主演の本木雅弘に加え、池松壮亮、黒木華、深津絵里といった実力派キャストが脇を固める。

■上映作品:『永い言い訳
■日時:2022年8月18日(木)18:45  開映
■価格:1,600円
■上映時間:124分
■会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15−15

※システム利用料160円がかかります

プレチケとは

「プレチケ」とは、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarksが企画する、映画館での上映サービスです。「あの名作をまた映画館のスクリーンで観てみたい」、そんな映画ファンの想いを映画館・配給会社と協同して形にします。一定数以上の購入枚数を達成すると開催が決定します。

公式サイト:https://premium-ticket.filmarks.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)

(C)2016「永い言い訳」製作委員会

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  • シロ
    3.5
    アメリカのドラマ「フルハウス」みたいな設定だけど話は重かった。人の死にどう向き合っていくか。 個人的な話しをすると先月、職場の仲良くしてたおっちゃんが急に亡くなった。言われた直後は信じられなくて何とも思わなかったけど後から死んだんだなぁってじわじわ悲しみがわいてきた。この前好きだったミュージシャンが亡くなった時はすぐ泣けた、会ったことも見たこともないのに。誰かの追悼するメッセージを見て泣いた。他人の気持ちを想像するほうが泣けた。 深津絵里が全然登場しなくてびっくりした。もっと回想とかで出てくると思ったのに。もっくんは映画のラスト5分でようやく死と向き合えたんだな。「人生は他者だ」という答えを導き出して。色んな死の向き合い方があるけど残されたほうはちゃんと前を歩いていかなきゃな。
  • エミネム
    4
    記録
  • katsuakishoji
    3.7
    アマプラで散々CMが流れててウンザリして見るのが遅くなったけど、早く見ておけば良かった。この監督の作る空気感が好きです。竹原ピストルも超渋くてかっけぇ
  • ヒキガネ霜田
    4.1
    電車に乗って遠くに行くときはネットに入った4連みかん。
  • アむーレ
    3.7
    ---------- 小説家・幸夫には妻がいた。 ある日妻は仲良くしている大宮さん家の奥さんと一緒に出掛けていったが、雪山を走っていた夜行バスの転落事故によりバスの乗客全員が命を落としてしまう。 幸夫はそのことをあろうことか不倫していた女とソファでいちゃつきながら聞くことになる。 バスの事故を巡っては遺族説明会などにより大宮さん家の夫・陽一と知り合い、その後話をするうちに意気投合していく。 陽一はトラックの運転手で、残された家族を養うにはこの仕事を続けるしかなかった。大宮家には陽一とその息子・真平と幼い娘・灯がいたが、陽一が仕事に出かける間は灯の面倒を見る必要があるため、兄の真平は通っていた塾を諦め、進学も諦めると幸夫に打ち明けていた。 何もかも自分の人生を犠牲にしようとする真平を心配した幸夫は、ペンとパソコンがあればどこでも仕事はできるからと、週に数回子守りを引き受け、灯の面倒と真平のバスの送り迎えを買って出たのだった。 ---------- 妻を失った同じ境遇から意気投合していく幸夫と陽一。しかし、子供を持たず不倫までしていた自分のことを最低だと蔑む幸夫と、愛し守るべき子供がいる陽一。 その対称的な2人の姿が印象的でした。 幸夫が子守りを買って出た時期、大宮家は母親を失った穴を埋める幸夫のおかげもありうまくいっていた。しかしある時、幸夫の負担を考えて子供を別の方法で預ける考えを打ち明けた陽一に対し幸夫はへそを曲げ出ていってしまう。 幸夫が来なくなった大宮家…またもとのように真平は自分を犠牲にして塾を休みがちになる。 授業に次第についていけなくなり、夜中に父親と大喧嘩。そのとき父親にかけた真平の言葉もあってか、陽一は仕事中に交通事故を起こし病院に運び込まれてしまうんですね。 雪山の事故の悲惨な状態から幸夫が大宮家に関わることでその穴を埋め温かい関係が築けていたものの、ひょんなことがきっかけで幸夫が離れると途端に事故直後の悲惨な家庭環境に戻っていってしまう。 その温度の変化というのがストーリーからも伝わって良かったです。 そしてその温度がどん底に落ちたとき、父親に最低な言葉を投げ掛けてしまった真平に対して幸夫は自らの人生観から感じた哲学を投げかけるんですね。 (以下セリフを抜粋) ~~~~~~~~~~~~ 生きてりゃ色々思うよ皆。 でもね、自分を大事に思ってくれる人を簡単に手放しちゃいけない。見くびったり貶めちゃいけない。 そうしないと僕みたいになる。僕みたいに愛して良いはずの人が誰もいない人生になる。 ~~~~~~~~~~~~ この言葉は観ている自分にもグサッときた。 近くにいると思っている人がそこにいることが当たり前ではない。離れていくときは一瞬。 だからこそ、近くにいてくれる人と繋いだ心をしっかり握っていなければいけない。 親しくなればなるほど、家族など近くにいて当たり前と思える人ほど、そのことをありがたく感じて大事にしなきゃなって思った。 相手を貶めるようなことをすれば人は離れていくし、ずっと愛し合っていたとしても人生は永遠に続くものではなく死という別れも必ず訪れる。 そのとき、その人を幸せにできたかな。大切な人を失ったあとも自分を支えてくれる人がいるような人に愛される人生を送れているのかな。 このセリフにはそんなことがギュッと詰まっているような感じがしてとても共感できた言葉でした。 映像的な派手さはなく映画のエンタメらしさはないけど心にジーンとくるような作品。邦画らしい文学的な作品でした。 エンドロールの『調子の良い鍛冶屋』は子役の武田あおいという子が弾いているらしいけど、この作品とはどんな繋がりがある子なのだろう。 変奏曲で確かに難しいとは思うのだけれど、途中ミスタッチしたり躓いている箇所もあり、あれでOKだした制作陣には疑問が残る。一発録りなのかな?編集でうまくやってあげて欲しかった。 子供が弾いた演奏と聞けば頑張ったねとも思うが、映画を観ている人にとってそんなことは関係のないこと。 音楽も隙なくしっかり作って作品を締めくくってほしかったのがとても残念なところ。
永い言い訳
のレビュー(38265件)