最高レベルのサイコパスに戦慄…!おすすめサイコパス映画5選

"DON’T TRY"

ロハ

3月15日は「サイコの日」。“サスペンスの神”と称される巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の名作『サイコ』にちなみ、20世紀フォックスが制定したものだ。

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サイコ映画といえば、猟奇的な殺人鬼やクレイジーな凶悪犯の登場が定番。そこで、思わずゾッとする、最高戦慄レベルのサイコパスが登場する王道サイコ映画をご紹介しよう。

※本記事は一部ネタバレを含みます

『羊たちの沈黙』

羊たちの沈黙

FBIアカデミーの実習生クラリス(ジョディ・フォスター)はアメリカ各地で続発する、若い女性が殺害され皮膚を剥がされるという連続殺人事件の犯人、バッファロー・ビルを追っていた。犯人を追い詰めるために元精神科医の囚人ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に凶悪殺人犯の深層心理について助言を求める。しかし、クラリスはハンニバル・レクターというさらなる怪物を目の当たりにしてゆくことになる。

特筆すべきはなんと言ってもハンニバル・レクター。彼は音楽を愛し、頭脳明晰、そして優雅な雰囲気を漂わせ、人間の臓器を嗜好する。彼にかかればどんな人間も迷える子羊に過ぎず、彼に狙われた獲物は彼の前で沈黙(死)するしかない。まさに映画史に残るサイコなキャラクター。

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『悪の教典』

悪の教典

私立高校で英語を教えるハスミンこと蓮実聖司(伊藤英明)は、ルックスの良さと快活なキャラクターで生徒、保護者、同僚の教師までみんなに慕わている。しかし、ハスミンの真実の顔は生まれついてのサイコパス。彼は自分の邪魔な人間、自分に疑いを持つ人間すべてを微塵の感情も抱かずに殺してゆく。

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伊藤英明演じるハスミンは、まさにサイコパスの見本のようなキャラクター。表面上は魅力的だが、良心が欠如し、平然と嘘をつき、罪悪感もゼロだ。彼は、お腹が減ったからご飯を食べるような感覚で人を殺す。ハスミンが口笛を吹いているラストシーンは、映画を観終わってからも決して忘れることはできないだろう。

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『セブン』

セブン

退職まで一週間に迫ったベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)の元に、血気盛んな新人刑事ミルズ(ブラット・ピット)がやってくるところからストーリーは始まる。2人はある死体発見現場に急行する。死体は驚くべきほど肥満の男であり、何者かに手足を拘束されていた。やがて、銃によって脅されながら食事を強制されていたことが判明する…。そして現場には「GLUTTONY(大食・強欲)」の文字が。その後、2人は7つの大罪をモチーフに殺人を続ける犯人を追うことになる。

サスペンスの名作と呼ばれる『セブン』。犯人のジョン(ケビン・スペイシー)は知的で、風貌も一見するとおとなしい。しかし、彼は“世界を救うため”に狂った計画を実行するサイコパス。衝撃のラストとは、まさにこの映画のことをいうのだろう。

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『ナイトクローラー』

ナイトクローラー

ロサンゼルスの街で工事現場からフェンスを盗むコソ泥のルイス・ブルーム(ジェイク・ギレンホール)は、ある日、自動車事故の現場に遭遇する。そこで現場を撮影する自動車事故専門のパパラッチの姿を見て興味を持ち、自分も見よう見まねでパパラッチ業をはじめる。たとえそれが良心を犠牲にする仕事であったとしても、ルイスは迷いなく着々と撮り続け、成功の階段を登っていく。

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一見すると、ルイスはただ成功が欲しいだけの純粋な若者に見える。しかしその純粋さが、もしかするとサイコパスへの入り口なのかもしれない。

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『ヒメアノ~ル』

ヒメアノ〜ル

清掃会社で働く岡田進(濱田岳)は、ひょんなことから先輩の安藤勇次(ムロツヨシ)の恋愛相談にのることに。そこで安藤は、カフェの女性店員に恋をしていることを告げる。そのカフェへ連れて行かれた岡田は、その店で当時いじめを受けていた元同級生の森田正一(森田剛)に出会う。そして、岡田はサイコキラーに変貌した森田と対峙することになってゆく。

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V6の森田剛がサイコキラーを演じていることでも話題になった作品。殺人鬼・森田は、加害者でありながら、かつてのいじめの被害者のようにも描かれているのが特徴的だ。この映画のラストは、どう捉えればいいのか、観る人によってさまざまな解釈がある。サイコキラー森田にとっては、救いのないラストにも思える。しかし、本作で最も印象的なシーンのひとつ、夏の思い出を振り返る場面では、多くの人が溢れる涙をおさえられなかったのではないだろうか。

狂気が娯楽になる、それがサイコ映画

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なぜ人は、人の狂気に魅せられるのだろうか。目をそらしたくなるはずのものなのに見てしまう、その誘惑。あるいは、本能と言えるかもしれない。スクリーンの中で獰猛(どうもう)さを露わにする彼らは、観る者の常識や良心を揺さぶり、人としての根本的な何かを問いかける。今のあなたのフツウ”を揺るがすチカラと危険な誘惑に満ちた、サイコ映画の傑作たち。あなたは彼らを嫌悪するだろうか、それとも…。

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(C)2012「悪の教典」製作委員会、(C)2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS、(C)2016「ヒメアノ~ル」製作委員会

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※2020年8月6日時点のVOD配信情報です。

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